日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

日本経済の首を絞める政府と日銀2

2005年08月22日 | 経済
数年前米国が国債の日銀引き受けを提案してきたときに日銀は拒否した。その時戦時中に日銀引き受けで軍事費を調達したときの例を挙げたという。バカも休み休み言えといいたい。戦時中のインフレは米軍の爆撃で日本の工場が焼け野原になり物を作れなかったからである。日銀は少ない経験を状況を考えずに適用しているだけである。
 日銀は拒否したが米国の助言は間違っていない。米国の助言に従っていればこんな10数年にわたる史上空前の不況に見舞われなかった。今からでも遅くない、現状においても日銀引き受けによる強力な財政出動が必要である。
 ところが小泉政権は増税リストを発表し、民主党は輪をかけたデフレ策を発表している。庶民が必死になって財布のひもを締めているのに正気の沙汰ではない。ものが見えないにもほどがある。
国民に国債を買ってもらえば借金が積み重なるだけであるが国債の日銀引き受けなら返さなくてもいいというと建前上まずいならある時払いの催促なしである。思い切った財政出動が必要である。10年来デフレは続いているしインフレの心配はない。失業率は高いし、国際収支も10兆円の黒である。日本の生産力はまだ強力である。財政出動をためらう理由は全くない。
政府と日銀、自民党と民主党。そろいもそろって頭がおかしい。現状のけちけち大作戦で状況はよくなったか考えれば一目瞭然。前年より20兆でも減ったのならともかく、40兆も増えているのである。まったく計算が成り立っていない。日銀券の増刷を入れない限り国民に納得のいく説明はできないのである。
私の主張
1デフレを止めるために70兆円程度の日銀券の増刷が必要である。
2この70兆円を使えば800兆円の借金は15年でゼロにできる。
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