1月4日株が500円上がった。トランプ大統領の経済政策に期待しているのだろうが円安が進んだことを評価して株高になったと説明出来るがこれは日本経済が病気であることを示す。
円安は日本の円の評価が下がること。株高は日本経済の評価が上がること。日本の評価は上がっているのか下がっているのか。はっきりしない。日本経済が良くなっているのか悪くなっているのか解らないのだ。こういうのを大喜びしてはいけない。悪くなっているかもしれないのだ。はっきりと日本が良くなっていると確信がもてるようにするのが経済回復だ。そのためには株高と円高が連動するようにしなければならない。現在の米国は株高とドル高が同時に起こっている。米国の評価が上がっていることが明白である。
そうなるためにはどうするか。国内でお金を使うことである。トランプがトヨタに「メキシコではなく米国で生産するように要求した」ことが参考になる。年間97兆円の予算を130兆円に増やして大規模に国内に投資することである。財源は日銀に刷らせたお金がある。