日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

天皇の神性について

2005年08月31日 | 文化
 森首相の神の国発言の頃、森首相の悪口を聞かない日はなかった。森首相は首相の資質に欠けるというのがもっぱらであった。その辺のおばちゃん連中がいうのである。どういう人物が首相の器かどうかは自分たち庶民には判断できないと考える人がいても可笑しくないと思うのであるが。そういう古風な謙虚さはなくなってしまった。森首相は天皇を神と思っているから馬鹿でとても首相にふさわしくないというのである。彼女たちの理解は「戦前は天皇は神であったが天皇の人間宣言で人間になった」というGHQの見解と全く同じである。歴史の理解が全く平面的である。確かに教育勅語奉読など形として行き過ぎであるが神として遇していたことと天皇が神であることとは違う。戦前の日本人は天皇が人間であることを知っていた。日本で言う神とはもっとも偉い人という意味で人間であることは自明でわざわざ人間宣言する必要はなかった。宣言することになったのは神と思っているというGHQの誤解がさせたものだ。
 天皇は国民統合の象徴であり、その地位は主権の存する国民の総意に基づくというのは翻訳調である点および国民の総意に基づくとわざわざ明記している点を除き扱いとしては間違っていないと思う。
天皇は神である。それは柿本人麻呂、松尾芭蕉、東郷平八郎、長嶋茂雄が神であるように。彼らを敬う人がいて彼らは神になるのである。天皇が神かどうかは我々が天皇を神として敬うかどうかにかかってかかっている。押しなべて人の独自性を認めずすべて人は平等であるという風潮の中で、天皇を平民としようとする圧力は強い。しかしながら私は天皇はすめら尊として千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで統治されんことを願う。
 これは科学技術と近代の無味乾燥化の流れの中に埋没せず心に神性をもつ民族として日本が永らえるために不可欠である。
 源氏物語の冒頭は「いずれのおおんときにや(どの天皇の御代であったろうか)」ではじまる。米国では80年代、とか60年代と表現するが日本は昭和前期、明治末期と或いは大正デモクラシーと天皇の名前で時代を区分する。キリスト生誕に起因する西暦で時代を区分するよりはるかに日本的で優雅である。
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緊縮財政は持続できないことに早く気づかなければならない。

2005年08月31日 | 経済
新党日本の田中代表が小泉政権の4年間で170兆円の借金を増大させたと非難していましたがこれが今の緊縮政策の誤りを示しています。
ここ数年予算はほとんど増えていません。
これほど長期にわたって緊縮政策をとってきたことは過去にありません。
これだけ長期にわたって緊縮財政をやっても年間40兆円の借金が増大します。
事態は悪化するばかりです。ここ数年やってきたことは辻褄があっていません。
馬鹿な民主党は小泉首相に輪をかけたデフレ政策を発表しています。
もういい加減に計算が合っていないことに気づくべきです。
 毎年70兆ほどの国債を日銀引き受けで発行します。税収45兆と合わせて年間115兆円の予算を組みます。かなり余裕ができますので理想の国つくりをやりましょう。中国が毎年20%近く防衛費を増額しているのに対して、しかるべき対応もできます。15年で借金も完済できます。15年で1000兆円ほどの借金が日銀に対してできますがこれは返さなくてもいいのです。
私の主張を要約すると
1 公的債務800兆円は日銀に払わせて国民には払わせないこと
  (自民党も民主党も田中氏も国民に払わせる積りです。
   国民一人当たり700万円を取れるのでしょうか。7万円
   を取るのだって百万言が必要です。)
2 財源は日銀券の増刷でその裏づけは200兆円以上のデフレギャップです。
3 外需などに依存しないで内需に依存すること。財源は上に同じ。
4 増税はしない。最近の増税を元に戻し、減税をします。
5 年金などは健康で文化的な生活が出来るだけだすこと。
6 上記のことはインフレを起こさず、徳政令を出さずにできること。
7 800兆の公的債務は日銀に付け替えてそれを返済しないことで返済
  を免れることが出来る。
  私の案で取りはぐれるものは日銀以外にいない。日銀は貸し金が
  返ってこなくても困らない唯一の存在である。 
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