日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

新しい歴史教科書ー市販本の魅力

2005年08月23日 | 歴史
扶桑社の新しい歴史教科書を購入した。写真、絵、地図などがたくさんありわかりやすい歴史の教科書である。日本の美術品のすばらしさがわかり、日本の歴史の透明さ清清しさがわかるよい教科書である。印象的な絵は吉田勇作「シベリヤ抑留者埋葬」である。江戸城無血開城の話や昭和天皇の終戦時の役割などすばらしい話が多い。日清戦争から日露戦争への経緯がわかりやすい。当然のことであるが豊臣秀吉の朝鮮出兵については侵略でなく出兵と書いてあるのは気持ちがいい。
 鎌倉時代の宗教改革の話、日本人が勤勉になった時代と理由の話、近代化や西欧化に対する日本人の心の葛藤などに対する説明もわかりやすく、時間を忘れて読み続けてしまう。
 この本は仕事で忙しく歴史を考える時間のない大人たちにとっても楽しい、教養書である。
 身近の中学生に贈ることを提案したい。また中学校の歴史の先生は違う教科書が採択された地区が多いと思われるがこの教科書は大いに参考になり、授業に利用すると話が面白くなり子供たちから人気がでること請け合いである。
コメント (1)
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