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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

リーグと代表、矛盾する中国サッカー

2016-12-27 01:15:44 | 日記
 誰もが思うこと、それは投資をした際には見返りを求めるという考えです。

 その投資を巧みに行っているのがウディネーゼであり、近年の彼らはイタリア国内だけでなく欧州全土で注目されています。

 スペインではセビージャがヨーロッパ・リーグ3連覇という素晴らしい結果を残していますが、それより素晴らしいのは、モンチさんが莫大な報酬ではなく、セビージャに留まることを選んでいる点です。

 中国というのはこれだけサッカーに熱をあげている印象があるのに

 「クラブの投資と代表の成績がまるで一致しない」

 事で有名です。

 日本がアマチュアからプロリーグとなり、2部制の導入、1シーズン制を採用などリーグを整備しながら代表強化をしてきたことを思うと、中国の不思議さがさらに際立ちます。

 日本もかつては

 1・欧州の選手が望むだけの給料が払えた
 2・日本代表は常にJクラブに在籍

 というように、今の中国と同様の光景でした。

 中国代表がワールドカップ予選、アジアカップ予選でも冴えないのは、かつてメキシコ代表に指摘された

 リーグで多くの報酬がもらえる
 自国で大切に扱われ、わざわざ海外に出向くことは無いと思う

 という点にあるのでしょうか。

 中国代表が日本と韓国、イランとオーストラリアから勝利するのは、現状まだ厳しいように思いますが、清王朝時代、ある意味揶揄された

 「眠れる獅子」

 という言葉が、中国代表にもあてはまるのでしょうか。
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スマップ・スマップの最終回を鑑賞して

2016-12-27 00:49:08 | 日記
 昨日、僕は休暇申請をしたのですが、間に合わず出社の形となりました。

 休暇を取りたかったのは、最終回となる「スマップ・スマップ」を見たいと思ったためで、毎回見ているわけではない僕ですらこの気持ちなのですから、多くの方は様々な形で鑑賞したと思います。

 僕は最後の20分程度見ることができました。

 ああ、懐かしいなあと思ったのは、週刊マガジンで人気のサッカー漫画、シュートの実写版にスマップとラモス瑠偉が出演した1994年の映像で、これは作者の大島司さんも、感慨深かったと思います。

 当時はJリーグの人気が爆発している最中で、ジェフに入団した城は、瞬く間に日本代表に羽ばたいていきました。

 フジテレビの関係者は

 諸行無常の響きあり

 という平家物語の一説を思い出しているように思います。

 スマップ・スマップ以外にも「ごきげんよう」「笑っていいとも」という、終了するなど考えたこともない番組が終了し、新聞のテレビ欄に「終」の文字が乗るなど、僕だって想像がつきません。

 よく考えればワールドカップも1938年のイタリア大会から、1950年のブラジル大会までは、戦争の影響で中断しました。

 ドイツは1954年のワールドカップで優勝したことは奇跡と呼ばれ、日本は五輪ではありますが1964年の開催国として、1968年メキシコ大会の銅メダル、というようにサッカーと関わってきました。

 ワールドカップが復活した用に、スマップが今後再結成するのかどうか、もう5人で歌う場面がおしまいなのか、それはわかりません。

 ただ、僕は最後5人が深々と頭を下げる姿を見て、切なくなったことだけは確かです。
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フィラ、ファッシノを数量限定で復刻へ

2016-12-26 01:58:51 | 日記
 フィラが名品「ファッシノ」を限定200足で復刻します。
 
 (専門ブログであるコーヘイズ・ブログより)

 この200足というのは、日本市場で200足なのか、世界限定200足の再生産かはわからないのですが、これは再度、フィラがサッカー市場を目指す意思の表れ、なのでしょうか?

 ディアドラがイタリア製、そして1990年代のデザインをモチーフにしたジャージをデザインし、エレアがウガンダ代表を支援するなど、イタリアブランドが、最近「らしさ」を取り戻している。

 そんな印象もあります。

 フィラが仮にサッカー市場を目指すとすれば、それは興味深いと思います。

 フィラは1990年代に、バッシュの一大勢力として認知され、リーボック、ナイキと激しいシェア争いをしました。

 特にグラント・ヒルと契約したことは大きな反響を呼び、ナイキの最高経営責任者であるフィル・ナイトが

 「グラント・ヒルと契約できなかったことは、1990年代ナイキにおける最大の失敗」

 と語ったほどです。

 フィラも他のブランド同様に、過去の名品を復刻したことがありますが、そのネーミングは美しい絵画、彫刻、建築を生み出してきた、まさにイタリアと呼べる、最高の形と感じました。

 彼らは復刻版に「ルネサンス」という言葉を付けたのです。

 ファッシノはあくまで復刻であり、フィラの今後がどうなるかはわかりません。

 ただ往時の人気を懐かしく思うファンからすれば、履いてみたいと思うのではないでしょうか。
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キング、大谷投手と赤裸々トーク

2016-12-26 01:30:36 | 日記
 やべっちFCの放送枠で放送されたキングと大谷投手の対談、これは両選手がこの番組のスポンサーである「リポビタンⅮ」であることがセッティングの妙と言えます。

 リポビタンⅮは現在、キングと大谷投手をCM起用していますが、どうやら撮影中の面識はなかったようです。

 キングの中学時代の担任が

 「彼は進路希望でブラジルを書いてきた」
 「もう本当に怒りましたよ」

 と語っていましたが、誰だって当然の心情だと思います。

 ブラジルに行くには航空券やパスポートだけでなく、ポルトガル語の習得、現地での住まいなど準備しなくてはいけないことが数多くあります。

 それをただ

 「俺はブラジルでサッカーのプロになる」
 「だから高校に進学はしない」

 と言われては、教師としては単純に手のかかる生徒にしか思えませんよね。

 大谷投手が高校時代、とにかくどんぶり飯をたべることで体重を増やし、球速と体格を改造した話、僕は呆れてしまいました。

 人間は多くが太りたいのではなく、痩せたいと思うもので、彼の場合は周囲の希望と正反対だったわけですから。

 このように競技の枠を超えて、様々な価値観の選手たちが同席し、語る番組は興味深い話が聞けます。

 本来ならば、カズが対談する相手は例えばガンバの井手口のような、Jクラブで場所を得つつある、10代の選手である方がサッカー好きはありがたいのでしょうが。

 ただ、カズの初恋の相手がわかってしまったことは、ある意味番組のハイライト、だったように思います。
 
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企業が労働者の権利を考えるとき

2016-12-25 01:06:44 | 日記
 先日の日経新聞が、大手の衣料品、スポーツブランドにおける

 「取引先のリストを公開している主な企業」

 という形でリーバイス、ギャップ、ナイキやアディダスを掲載しています。

 その中にはパタゴニアも含まれており、フリースを含む製品づくりのなかで、修理やリサイクルを育んできた企業風土の在り方が確認できます。

 一般企業において縫製企業や生地の供給先は
 
 ライバル企業に付け入る隙を与える
 自分たちとの契約が負えてしまうリスク

 という点で情報公開が遅れているということです。

 一方で南アジアにおいて

 若年層を働かせている
 工場の住環境が劣悪である

 という批判も多く、改善が求められたという塩梅です。

 僕は思うに

 最初から労働者のためを考える施設を建築すれば、批判を後から受けることもない
 かつての帝国主義的な発想だろうか

 と感じ、何だか嫌な気分になります。

 ナイキやアディダスがサッカーボールを、パキスタンで少年たちに作らせた過去があるはずですが、逆に両親からすればとの賃金はバカにならない、という側面もあるわけです。

 ですから勉学か、労働かというかつての明治政府と農民のような折り合いは、世界からなくなってはいません。

 スポーツ人間にとって大切ですが、これらの環境改善にも役立つと良いですね。
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