塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

フィラ、創立100周年の節目を迎える

2011-10-30 22:52:28 | 日記
 スポーツ・ブランドの「フィラ」は、今年で創業100年を迎えます。

 このイタリアの老舗が1990年代中頃から2000年代前半にかけて、北米市場と
世界のサッカー市場を席巻しつつあった頃が、非常に懐かしく感じます。

 フィラが北米、特にバスケットボールの世界で本格的に認知されたのは、1994年に
デトロイト・ピストンズから指名を受けた

 「グラント・ヒル」

 との契約を締結してからです。

 特に彼の初の冠モデル「グラント・ヒルⅠ」は、シューズ目的で殺人事件が起きるなど、
爆発的な売れ行きを見せ、その人気は当時スニーカーブーム真っ只中の

 「日本市場」

 の飛び火します。

 しかし2000年ごろからヒルが足首の故障で欠場を繰り返すようになると、フィラの
影響力は物凄いスピードで減速します。

 フィラが抱える選手は他にも

 「ジェイソン・ウイリアムズ」
 「クリス・ウエバー」
 「ジェリー・スタックハウス」

 などがいましたが、ヒルほどの洗練された佇まいを持っていなかったせいか、地盤沈下
を止めるには至りませんでした。

 同様にサッカーでも、中田英寿やファン・ベロンなど、多くの実力者を抱えていたフィラ
は、何か腑に落ちない形でサッカー市場から消えてゆきます。

 フィラがサポートしていたクラブは、

 「フィオレンティーナ」
 「ウエスト・ハム」

 が挙げられますが、フィラの首脳陣が思うような広告効果は得られなかったのかもしれ
ません。

 今フィラの商品は比較的こなれた価格で人気を集めていますが、創立100周年を迎えた
今後、彼らは新しいビジネス展開を踏み出すのかもしれません。
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クラブ・ワールドカップの足音が近づく

2011-10-30 01:16:47 | 日記
 今回のクラブ・ワールドカップは開催国の枠があるので、J1の優勝クラブにとっては
世界に名を売る又とないチャンスです。

 特に柏レイソルからしたら、まさに夢舞台でしょう。

 1年前をJ2で戦っていたクラブが、1部昇格と同時にリーグ優勝し、クラブ・ワールド
カップ出場の栄誉を得たならば、当然海外クラブからの取材申請が殺到するはずです。

 またレイソルには

 「ネルシーニョ監督」
 「レアンドロ・ドミンゲス」
 「ジョルジュ・ワグネル」

 というブラジル出身の監督と選手が在籍していますから、改めて彼らにスポットライト
が当たる、大変良い機会だと思います。

 もし僕が日本テレビの記者ならば、カレカにミューレル、エジウソンにバウディールと
かつてレイソルに在籍していたブラジル代表の選手達の肉声を拾うはずです。

 同時に彼らの来日を呼びかけるかもしれません。

 もし仮にレイソルがJ1王者に輝き、クラブ・ワールドカップ出場を果たしたならば、
クラブが彼らの渡航費用を用意して、成長したクラブの勇姿を見てもらっても良いと思い
ます。

 現段階でレイソルの優勝を話題にするのは、ガンバやグランパスエイトのファンに失礼
ですね。

 しかしレイソルが仮に優勝すれば、世間に与えるインパクトが一番大きいのは間違い
ありません。
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カズ、キングペレと対談

2011-10-30 01:08:53 | 日記
 カズがまるで子供に帰ったかのような無邪気な笑顔を見せたのは、サントスの大先輩で
あり、サッカーの代名詞でもある

 「キング・ペレ」

 との対談が実現したからでした。

 日本テレビ系列のスポーツ情報番組

 「Going」

 の企画で実現したこの対談、なるほどクラブ・ワールドカップの開催を告げる始まりで
もあったんですね。

 第一回目の企画が、ペレとカズの対談だったというわけです。

 それにしてもカズのポルトガル語の巧い事!

 間に通訳が割って入らなかった為、非常に会話がスムーズでしたし、イタリア語とポル
トガル語は非常に近い間柄ですから、カズがジェノア移籍間もない頃は、ポルトガル語で
意思疎通を図っていた話も頷けます。

 カズはサッカー、そして人生の大先輩でもあるペレを迎え入れるために、グレーのダブル
のスーツにサックス・ブルーのシャツという出で立ちでしたが、一方のペレは

 「Tシャツ」

 というラフな出で立ちでした。

 でもカズの顔は終始笑みで溢れていて、本当にこの対談を楽しんでいました。

 一方のペレも

 「カズは私の息子」

 と呼ぶなど、サントスの後輩が自分を敬愛し、同時に今でも現役を続けていることを、心
から喜んでいる様子でした。

 ネイマールの情報も含めて、サントスのファンは大満足だったと思います。
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身軽になることの利点と欠点

2011-10-29 23:12:39 | 日記
 僕は今、手許の本、衣類、DVD等を売却して、周辺を身軽にするよう努めています。

 難しい言葉を使えば

 「資産売却」

 ですね。

 株式や投資信託とは異なり、大きな儲けがあるわけではありません。一度使った物は
必ず値が下がりますから、よほどのことが無い限り、買った以上の値段では売れません。

 皆さんも物を捨てる、売却する時は心が痛むときがあるでしょう。

 それは費やした金額だけでなく

 「思い出」

 も一緒に手放してしまうことが嫌だからでしょう。

 サッカーでも生え抜き選手のトレードや引退が悲しいのは、やはり選手の存在が思い出
としていつまでも維持できるか、不安だからではないでしょうか?

 例えばヴェルディはラモス、レッズは堀と、現役をそのクラブで過ごした選手を、監督
として起用しましたが、こうした例は稀な例のように感じます。

 また選手の売却は日常の光景ですが、選手を

 「売りすぎるのは」

 1・クラブの経営が傾いている
 2・新監督の意向による、前監督時代の払拭

 とファンには受け入れにくい部分もあります。

 2の例は羽生や山岸を放出したジェフがそうですね。

 イビチャ、アマルというオシムの匂いを消すためとはいえ、これだけの主力を手放すと
は、ファンは容認できなくて当然でした。

 僕は資産売却して軽くすることは良い事だと思いますが、サッカーに関して言えば、
プラスとマイナスの収支を良く考えないといけません。
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欧州クラブは既に冬の移籍市場に着目

2011-10-29 23:02:46 | 日記
 まだ開幕して2ヶ月だというのに、欧州では既に

 「冬の移籍市場」

 の話題があちこちで聞かれるようになりました。

 例えば今日の「ゴール・コム」には

 「リールGM、冬のアザール移籍を否定」
 「ブランもパリ・サンジェルマンのベッカム獲得に疑問」

 という見出しが出ています。

 現段階で既に冬の移籍市場を年頭に置いているクラブが多いのは、勿論戦力のてこ入れも
あるでしょうが、何より

 「リーグの上位に進出して、チャンピオンズ・リーグ、ヨーロッパリーグを狙う」

 という目標を下方修正したくないためでしょう。
 
 簡単に言えば

 「金のなる木」

 を逃したくないならば、金を使うしかないという矛盾した状況に置かれているのであり、
逆に言えば出場権を毎年更新することで、クラブの

 「知名度」
 「ステータス」

 を高め、より良いスポンサー・シップの締結と出場ボーナスを目指しているのです。

 日本もナビスコカップの賞金1億円、リーグ優勝は2億円とボーナスが手にできますが
やはりビジネスとしてのサッカーは、僕たちが思う以上にシビアと言わざるを得ません。
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