塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

欧州クラブは既に冬の移籍市場に着目

2011-10-29 23:02:46 | 日記
 まだ開幕して2ヶ月だというのに、欧州では既に

 「冬の移籍市場」

 の話題があちこちで聞かれるようになりました。

 例えば今日の「ゴール・コム」には

 「リールGM、冬のアザール移籍を否定」
 「ブランもパリ・サンジェルマンのベッカム獲得に疑問」

 という見出しが出ています。

 現段階で既に冬の移籍市場を年頭に置いているクラブが多いのは、勿論戦力のてこ入れも
あるでしょうが、何より

 「リーグの上位に進出して、チャンピオンズ・リーグ、ヨーロッパリーグを狙う」

 という目標を下方修正したくないためでしょう。
 
 簡単に言えば

 「金のなる木」

 を逃したくないならば、金を使うしかないという矛盾した状況に置かれているのであり、
逆に言えば出場権を毎年更新することで、クラブの

 「知名度」
 「ステータス」

 を高め、より良いスポンサー・シップの締結と出場ボーナスを目指しているのです。

 日本もナビスコカップの賞金1億円、リーグ優勝は2億円とボーナスが手にできますが
やはりビジネスとしてのサッカーは、僕たちが思う以上にシビアと言わざるを得ません。
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