塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

怪我を押して出場することは意味があるのでしょうか

2021-12-01 21:26:42 | 日記
 ベストコンディションではない選手は起用しない

 指揮官はそう伝えますが、プロのサッカー選手である以上、多くの場合は体に何かしらの痛みを伴っていると思います。

 これからは新型コロナウイルスに加えて季節性インフルエンザという流行病を気にせねばなりません。

 Jリーグの選手たちはオフシーズンですが、年明けの春季キャンプの頃様相はもっと劇的に悪くなっているかもしれませんし、日本代表対ウズベキスタン代表の一戦も、事によっては大きな変更点があるように感じます。

 プロは報酬が発生し、勝敗に責任を負わねばなりませんから、強行出場は致し方ありません。

 ただ中学生や高校生は無理する必要はないと思うんですよね。

 キャプテン翼は16巻から全国中学校サッカー選手権が始まります。

 主人公の大空翼は

 初戦の東一中戦で足首をねんざ
 3回戦の花輪中戦で左肩を脱臼

 するという大けがを負います。

 2回戦を翼は回避しますが、これだけの大けがを負っているにもかかわらず、欠場、途中出場ではなく、常に先発でフル出場という形で物語は展開しますし、驚くべきことにインターバルがありません。

 実際の中学選手権がどうかはともかく、いくら漫画の世界(架空という意味合いですよ)当時、あれだけの影響力を誇った漫画に、怪我を押して出場する展開に批判はなかったのでしょうか。

 今ならまず、物語として成立はしませんよね。

 キャプテン翼ではドライブシュート、ツイン・シュートにスカイラブ・ハリケーンと、漫画だからこそ展開できたシュートがいくつもあり、僕たちは本当に夢中でした。

 ただ、当時の世相と現在の世相が異なることのは当然であり、翼の怪我をしながらドライブ・シュートを打ち続けるという描写は、もう無理ですし止めにすべきですよね。
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