塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

兄弟でサッカー選手、という場合を想像する

2017-09-08 01:22:09 | 日記
 サッカー好きで知られる芸人コンビ、ナインティナインはデビュー当時から小柄な岡村さん、背が高くさわやかな印象の矢部さんという形で人気を得てきました。

 矢部さんが結婚し、父親になった今でもその構図は変わりませんし、やべっちFCで時たま見られる「岡っち」は、完全にコミカルな映像になっています。

 千原兄弟も同様で

 「せいじ、ぶさいくやのう」

 とお兄さんをいじるジュニアさんのように、コンビや兄弟というのはどうしても外見に差が出来、どちらも格好良い、可愛らしいという形にはならないようです。

 僕には弟がいますが、これまた僕とは差がありまして、運動音痴、カラオケ音痴、道音痴の僕とは異なり、幼少時から活発で車やバイクで知らない地域でもガンガン出かけていく姿が、今でも彼の特徴と言えます。

 サッカー選手も兄弟揃って大成、というのは難しいですよね。

 例えばフィリッポとシモーネのインザギ兄弟。

 どちらもイタリア代表に召集された実力者ではありますが、ピッポはワールドカップ優勝、セリエA優勝、1997年のリーグ得点王というように、実績だけでみれば完全にシモーネを超越しています。

 またロベルト・バッジョの弟、エディ・バッジョもプロ選手でしたが、実力、名声共に兄に追い付くことは出来ませんでした。

 一方でサッキ、カペロ。リッピと相性の良くない監督の下でプレイする苦難の日々があっても、エディは

 「ロベルトは本当に素晴らしい兄貴だよ」

 と讃え、敬愛し続けました。

 サッカー選手の場合、父が優れた選手だった時に受ける重圧はすさまじく、コンティ、クライフなどその性は世界中に知られています。

 それでも兄弟と比べられるという重圧の方が、年齢が近い分やりにくさは大きいのではないでしょうか。
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