本日、「マーキング」について僕なりに考えてみました。
そこに、もう少し話をしてほしいという依頼がありましたので、再度考察してみたいと思います。
マーキングには個性、つまり「フォント」「書体」がありますよね。
クラブやジャージ・スポンサーにもよりますが、毎年常に同じ、というわけではないはずです。
ジャージの売り上げは当然、デザインと襟元に大きく左右されますが、案外マーキングのフォントも重要ではないでしょうか。
また、2000年代は欧州クラブが米国市場よりも、日本市場と中国市場を重要視した時代でしたね。
ですから、インテル・ミラノやレアル・マドリードは
1・インテルは当時の胸スポンサー、ピレリを中国語で表記した限定ジャージを発売
2・レアル・マドリードとアディダスは、選手名を中国語でマーキングすることで、購買層を開拓
という計画を生み出しました。
このような新しい発想は、インテルと契約するナイキにとっても、良い刺激なのでしょうし、アディダスにしても
新しい発想を実現させるための手段
中国市場を開拓し、リーニンに対抗する最良の方法
と感じたように思います。
今はサウジアラビアと北米市場が有利ですが、将来的にアラビア数字と文字がジャージに施されるかもしれませんよ。
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