多くのブランドが、製造工程を東南アジア諸国に移設するする中で、東欧を拠点にするブランドもあります。
昨日お話しした「バブアー」のコートはブルガリア生産
ベルスタッフのキルティング・コートを見つけた際、確認するとリトアニア生産
僕が持つインコテックスはルーマニア生産
という形です。
よほど海外旅行を好む方でも、東欧諸国にはそういかないでしょうし、UEFAチャンピオンズ・リーグでも1991年のレッソスターを最後に、優勝クラブは誕生していません。
確かにチェコの首都であるプラハ、東欧というよりも「中央」というべきですが、オーストリアの首都ウイーンのように、荘厳な都市はあります。
ハンガリーの首都、ブタペストも同様でしょうか。
しかし、ブルガリアの首都であるソフィやルマニアの首都であるブカレストを、旅行で訪問したいと思う日本人は、まずいないように感じます。
逆に観光でも仕事でも、訪問すれば何か発見があるかもしれません。
東欧諸国と東南アジア各国を比較した際、支払う賃金労働環境に大きな差はあるのでしょうか。
むしろ彼らは
欧州で生産する意味合いを持つ
欧州での服飾文化を絶やさないこと
を念頭に置いている気がします。
それはミズノのモレリア2「ジャパン」のような、生産に関する矜持のような形、かもしれませんね。