2016年、パルマは当時のオーナーであるトンマーゾ・ギラルディが債務不履行に追いやった(つまり破産ですね)ことで4部に降格してしまいます。
では、副会長のパベル・ネドベドと会長のアンドレア・アニエッリによる不正会計が明るみとなったユヴェントスには、B降格という罰則が2023-24シーズンに適用されるのでしょうか。
少なくとも不正会計には
ゴンザロ・イグアイン アルゼンチン代表
ロナウド ポルトガル代表
という契約解除金がいずれも日本円で100億円以上した選手が関わっているそうですが、少なくとも選手は何もしらされてはいないでしょう。
代理人がどう判断したのかはわかりませんが、ユヴェントスはそれだけ
1996年以来遠ざかるチャンピオンズ・リーグ優勝
もう決勝戦で負け続けることはうんざりだ
という心境に追い込まれていたのでしょう。
少なくとも彼らの行為がリーグ全体に及ぼす悪影響は大きいでしょうし、ユヴェントスが少なくともイタリア屈指の名門というだけでこの不正会計が大目に見られる。
とすればアンフェアのように感じます。
ユヴェントスは過去、俗に指摘される「カルチョ・ポリ」という審判買収の過去がある一方、ラツイオとACミランも八百長で2部に降格しています。
財務の問題でナポリも苦しみましたが、ユヴェントスがもがく姿は数年前には予想できませんでしたね。