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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ユヴェントスの不正会計を考えて

2023-01-20 20:09:47 | 日記

 2016年、パルマは当時のオーナーであるトンマーゾ・ギラルディが債務不履行に追いやった(つまり破産ですね)ことで4部に降格してしまいます。

 

 では、副会長のパベル・ネドベドと会長のアンドレア・アニエッリによる不正会計が明るみとなったユヴェントスには、B降格という罰則が2023-24シーズンに適用されるのでしょうか。

 

 少なくとも不正会計には

 

 ゴンザロ・イグアイン アルゼンチン代表

 ロナウド ポルトガル代表

 

 という契約解除金がいずれも日本円で100億円以上した選手が関わっているそうですが、少なくとも選手は何もしらされてはいないでしょう。

 

 代理人がどう判断したのかはわかりませんが、ユヴェントスはそれだけ

 

 1996年以来遠ざかるチャンピオンズ・リーグ優勝

 もう決勝戦で負け続けることはうんざりだ

 

 という心境に追い込まれていたのでしょう。

 

 少なくとも彼らの行為がリーグ全体に及ぼす悪影響は大きいでしょうし、ユヴェントスが少なくともイタリア屈指の名門というだけでこの不正会計が大目に見られる。

 

 とすればアンフェアのように感じます。

 

 ユヴェントスは過去、俗に指摘される「カルチョ・ポリ」という審判買収の過去がある一方、ラツイオとACミランも八百長で2部に降格しています。

 

 財務の問題でナポリも苦しみましたが、ユヴェントスがもがく姿は数年前には予想できませんでしたね。

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三笘薫の未来はエミレーツにあるのか

2023-01-20 19:56:04 | 日記

 三笘薫は果たしてアーセナルに移籍するのでしょうか。

 

 サン・ジロワーズという現在在籍するブライトンの姉妹クラブで、欧州サッカーの展開、芝生の感触や審判のジャッジなどベルギーというまさに最適国で学べた事。

 

 この1年の土台が、三笘薫という選手にとって有意義だったに違いありません。

 

 急がば回れを開高健は「ゆうゆうとして急げ」と言い換えましたが、彼はこの言葉をまさに高い次元で再現しています。

 

 アーセナルは現在のマンチェスター・ユナイテッドほどではありませんが、アルセーヌ・ヴェンゲル退陣の後遺症を引きずってきましたし、選手も頻繁に入れ替えてきました。

 

 ミケル・アルテタは就任初年度にFAカップを獲得し、懐疑的な見解を黙らせたことが現在の安定につながったとみてよいと思いますし、少なくともふたりのフォワード

 

 ガボン代表 ピエール・オーバメヤン

 フランス代表 アレクサンデル・ラガゼット

 

 の退団は痛手とならず、それはメスト・エジルも同様です。

 

 レギュラーGKであったドイツ代表選手、ベルント・レノを潔く放出し、何かと話題(どちらかと言えばマイナス)のグラニト・ジャカは残留させる。

 

 このあたりの匙加減が、ミケル・アルテタの真骨頂のように思います。

 

 仮に三笘薫が在籍すれば、同僚となる富安健洋と同じくビッグクラブに在籍する代表選手が増えるわけですが、まだ話は本格化に至ってはいない様子です。

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危機管理を念頭において

2023-01-20 19:41:33 | 日記

 テニスならば「プリンス」

 バドミントンならば「ヨネックス」

 野球ならば「ウイルソン」

 水泳ならば「アリーナ」

 

 というように、その競技を代表する企業はその分野での認知度は非常に高いですよね。

 

 僕は学生時代の6年間卓球をしていましたが、バタフライの知名度は日本国内だけでなく、海外でも愛用者がたくさんいたわけですから、既にグローバルな視点を得ていたわけです。

 

 その一方でミズノやナイキ、アディダスのように、サッカー、陸上、バスケットボールなど多角的な経営戦略で企業価値を増加させている企業もあります。

 

 またヨネックスのように、アビスパ福岡と柏レイソルとの契約を境に、サッカー事業が好調に推移している企業もあるなど、その理念はますます注目すべき事柄ですよね。

 

 どうしてこのような話を持ち出したかと言いますと、円安や円高という為替の問題だけでなく、現在はビットコインのような新たな流通のほか、いつ大規模災害が起きても不可思議ではないためです。

 

 トヨタ自動車が「プリウス」で先鞭をつけたハイブリッドと同時並行で水素自動車「ミライ」を製造していることも、何かに偏っては事業が終結する可能性があるためです。

 

 つまり、ナイキでいえば多々競技を支援することで、この終結のリスクを細分化していることになるのでしょうし、アドラーやアンブロ(ラグビーも支援していますが)サッカーのみを支える。

 

 という理念の企業もあります。

 

 どちらが優れた経営方針か、ということではなく今後自分たちで解決できない際(例えばロシアのウクライナ侵攻)にの危機管理がどうあるべきかを僕なりに想像してみただけなんですが。

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ファッションを見つめることは軽薄か

2023-01-20 19:29:03 | 日記

 かつて所有していた作家、板坂元の著作を買いなおしています。

 

 板坂元は英国オクスフォード大学と米国のハーバード大学という、世界的名門大学で日本語教授を歴任した稀有な存在であり、競技でいえば野球、サッカーの両方に精通しているようなものでしょうか。

 

 日本人指揮官がいずれ、プレミアリーグとメジャーリーグ・サッカーの両方から声がかかることも実現するかもしれませんしね。

 

 今日買いなおしたPHP文庫「男のたしなみ」も過去所有していました。

 

 古本で110円でしたが、その中に

 

 「電車の中でメンズファッション誌を読んでいる男性がいない」

 

 という指摘があります。

 

 文庫化は2002年、書籍は1996年の刊行ですが、当時はまだ電車内でウオークマンを聴く、新聞を読む、読書する形が一般的でしたが、確かにファッション誌を読む男性はいなかったですね。

 

 それを考えればサッカー・ダイジェストやサッカー・マガジンも同様化とは思いますが。

 

 今も昔もファッション雑誌、今はタブレットで電子書籍が主流になりましたが、読むことは

 

 「ええ格好しい」

 「読むのが気恥ずかしい」

 

 だけという意味合いもあると思いますよ。

 

 かつて車内で「イレブン」を読んでいれば、サッカー雑誌かと訝しがる方がいたかもしれませんが、ファッションを考える事は決して軽薄でないことを、日本代表とダンヒルが提示していることは間違いありません。

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