かつて所有していた作家、板坂元の著作を買いなおしています。
板坂元は英国オクスフォード大学と米国のハーバード大学という、世界的名門大学で日本語教授を歴任した稀有な存在であり、競技でいえば野球、サッカーの両方に精通しているようなものでしょうか。
日本人指揮官がいずれ、プレミアリーグとメジャーリーグ・サッカーの両方から声がかかることも実現するかもしれませんしね。
今日買いなおしたPHP文庫「男のたしなみ」も過去所有していました。
古本で110円でしたが、その中に
「電車の中でメンズファッション誌を読んでいる男性がいない」
という指摘があります。
文庫化は2002年、書籍は1996年の刊行ですが、当時はまだ電車内でウオークマンを聴く、新聞を読む、読書する形が一般的でしたが、確かにファッション誌を読む男性はいなかったですね。
それを考えればサッカー・ダイジェストやサッカー・マガジンも同様化とは思いますが。
今も昔もファッション雑誌、今はタブレットで電子書籍が主流になりましたが、読むことは
「ええ格好しい」
「読むのが気恥ずかしい」
だけという意味合いもあると思いますよ。
かつて車内で「イレブン」を読んでいれば、サッカー雑誌かと訝しがる方がいたかもしれませんが、ファッションを考える事は決して軽薄でないことを、日本代表とダンヒルが提示していることは間違いありません。
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