塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

名手の新天地が決まる中で

2021-01-25 21:30:48 | 日記
 メスト・エジルがフェネルバフチェに移籍することが決定しました。

 エジルはシャルケ、ブレーメン、レアル、そして前所属のアーセナルと移籍を経験しましたが、自身のルーツであるトルコでプレイすることは今回が初めてですよね。

 エルドアン大統領と写真を撮ったことが、2018年ワールドカップの前に大きく取りざたされ、ウナイ・エメリ政権、そして現在ノミケル・アルテタ政権でも大切な戦力として認知されなかったエジル。

 この3年の月日は、心安らぐ時間ではなかったと推測します。

 だからこそ大きな減給を受け入れて、ルーツであるトルコでプレイすることが、再度メスト・エジルの鋭気に繋がる環境であると良いのですが。

 そして日本代表の香川真司は、ギリシャのPAOKサロニカと契約する様子です。

 通常ギリシャと言えば

 1・オリンピアコス、パナシナイコスが2強を形成
 2・PAOKサロニカとAEKアテネがそこに続く
 3・過去、坂田大輔がギリシャ・リーグのアリスに在籍

 という3点が連想できます。

 ギリシャ代表と言えば2004年の欧州選手権で優勝し、2014年ワールドカップではフェルナンド・サントス指揮下において、10人でありながら日本代表が勝利できなかった、というように

 「粘り強い戦いができる」

 という印象が僕にはありますね。

 ギリシャは1994年米国大会で初めてワールドカップを戦いますが、当然のようにサッカー人気は桁外れですが、一方でバスケットボールが盛んな国でもあります。

 名手ふたりが新しい進路が決まる(決まりそう)中、古巣のファンは寂しい気持ちもあるでしょうね。

 特にエジルに至っては、ヴェンゲル政権が行き詰った際の救世主のようにもてはやされましたから。
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サッカーとバスケットで見られるトリオの間柄

2021-01-25 21:08:01 | 日記
 NBA専門誌「ダンクシュート」は、サッカー・ダイジェスト同様に日本スポーツ企画出版から、毎月25日に刊行されます。

 今日書店で最新号をめくっていますと

 「NBAに大激震が走る」
 「ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンがブルックリン・ネッツに移籍」
 「ネッツはすでに、カイリー・アービング、ケヴィン・デュラントが在籍しており、これでビッグ3が形成される」

 と言う記事が目に付きました。

 NBAに限らず、バスケットは先発選手が5名であり、ロースターのうち3人がオールスター・クラスですと「ビッグ3」と命名されることがあります。

 1996年のシカゴ・ブルズ マイケル・ジョーダン、デニス・ロドマン、スコッティ・ピペン
 2006年のマイアミ・ヒート レブロン・ジェームズ、クリス・ボッシュ、ドウエイン・ウエイド

 がその代表例でしょうか。

 ケヴィン・デュラントはゴールデン・ステイトウオリアーズ在籍時、ステッフィン・カリーと共にリーグ優勝を経験していますから、まだリーグ優勝を味わっていないジェームズ・ハーデンからすれば

 「大きな大きな味方」

 になると思われます。

 過去にミランとインテルも、この「ビッグ3」と同様の補強を行いました。

 ミランがオランダ代表の3選手、ルート・グリットにマルコ・ファンバステン、遅れてフランク・ライカールトを獲得し、イタリアと欧州を席巻します。

 これを真似たわけではないでしょうが、インテルはスクデット獲得時の1988-89シーズンにはドイツ代表のロタール・マテウス。アンドレアス・ブレーメが在籍していました。

 そして翌年、ユルゲン・クリンスマンが加わるのです。

 インテルのドイツ・トリオは目立った存在になりませんでした、当時は代表で効果が確認できたユニットを、クラブにそのまま移植する形が強化方法として最先端でした。

 今はクラブのユニットが代表を構成するという、逆転の発想になりましたよね。
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選手の食生活をまねてみて

2021-01-25 20:56:29 | 日記
 ポーランド・サッカーと言えば

 1974年のラトー
 1882年のボニェク

 と言うストライカーの存在が良く知られています。

 そしてその名手ふたりを追い越したのが、バイエルン・ミュンヘンに在籍するレバンドフスキであり、その名声はクラブの伝説であるゲルト・ミュラーを凌ぐのではないでしょうか。

 そのレバンドフスキ、ナンバー954・955・956号で語っているように、食事の内容が風変りなんですね。

 実はそれ以前にもワールド・サッカーダイジェストのインタビューにおいて

 「僕は最初にデザートを食べるんだよ」
 「それからメイン料理を食べて、スープかサラダが最後だね」

 と伝えています。

 僕の住む長野県では「サキベジ」と言いまして、パンやご飯を食べる前に味噌汁やサラダをまず食べることで、急激な血糖値の上昇を防ぎましょうという指針があります。

 ちなみにポーランドの方も紅茶、コーヒーをたしなむと思いますが、彼はナンバーのインタビューにおいて

 「今はアーモンドミルク、ココナッツミルク、ライスミルクしか飲まない」
 「豆乳や小麦も避けているよ」
 「以前はあらゆる甘いものを食べて牛乳も飲んでいた。」
 「今はカカオ100%のダークチョコひとかけらで十分だよ」

 と応答しています。

 僕は同僚や両親の言うことよりも、サッカー選手はバスケットボール選手のインタビューに発想の源を求めます。

 ただ、僕の場合近所のアーモンド・ミルクやオーツミルクが売られていますが、豆乳よりも高いので基本豆乳を飲み、ヨーグルトも豆乳ヨーグルトにしています。

 ただ、今日は運が良くてオーツミルクが見切りの半額で売られており、2本買い求めることができました。

 ちなみに、最近アボカドを食べる習慣を初めてオートミールの摂取は完全に習慣化しています。

 僕は今日、レバンドフスキを真似て明治製菓の「チョコレート効果95%」を久々に購入しましたが、さすがに食べにくいですね。

 でも選手を真似て食生活のトライ・&・エラーは全く気になりませんし、むしろ楽しくて仕方が無いのです。

 これも僕なりのサッカーとの付き合い方なんですよ。
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改めて思うワールドカップに照準を合わせること

2021-01-25 20:46:43 | 日記
 大空翼が

 「ワールドカップは俺の夢だ!!」

 と自身の信念を語った一コマ、当時の読者、特に僕のような小学生にはよくわからなかったと思います。

 僕の場合ですと、ワールドカップ云々というのは台詞の一つにすぎず、文字を追いかけていくには次のコマに移る必要がありますからね。

 でもサッカーに関心を抱けば抱くほど

 1・三浦知良のような一国の象徴でさえ、ワールドカップに出場できない現実
 2・どんな名手でも、4年に1度の開催に照準を合わすことが困難である
 3・招集されても合宿地や練習内容に我慢できず、自ら去る選手さえいる

 という、ワールドカップの奥深さを感じるようになりました。

 「1」の例でいえば、エジプト代表のモハメド・アブトレイカがそうですね。

 アフリカ屈指の名門、アル・アハリでクラブ・ワールドカップ、アフリカ。チャンピオンズ・リーグの出場経験を持つ彼も、ワールドカップには縁がありませんでしたね。

 エジプトはエクトル・クーペル政権の2018年に、1990年以来となる出場を果たしますが、彼らの顔はモハメド・サラーとなっていましたから。

 「2」に関して言いますと、やはり中村俊輔でしょうか。

 2002年は落選、2006年は体調不良、2010年は布陣が4-2-3-1から4-1-4-1となり、戦術が根底が変わることで居場所を失ってしまいます。

 2006年チャンピオンズ・リーグでユナイテッドから、美しいFKでゴールを奪い、以後対戦するミラン、バルセロナの関係者から

 「ナカムラのFKは要注意だ」
 「ナカムラはセルティックの最重要選手」

 とまで指摘される名手も、4年に一度コンディションを頂点に持っていくことができない、歯がゆさは相当だったに違いありません。

 「3」は2002年大会、アイルランド代表で起きました。

 指揮官のミック・マッカーシーと、代表の顔であるロイ・キーンが合宿地(サイパン島だったはずです)の選定や練習内容をめぐって対立、キーンが代表を去る形でまとまる形になったのは皮肉でした。

 ただ最大の皮肉は、カタール・ワールドカップが運営面でなく、ウイルスの余波に晒される可能性が高い、と言う点でしょうか。
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