プチプラという言葉の響き

　アヴェイルやしまむら、ユニクロの商品構成を女性たちは「プチプラ」と呼ぶのだそうです。

　（参考資料　プレジデント社　ケチケチ贅沢主義）

　簡単に言えば

　「この値段でこの品質は凄いね！！」
　「この商品、このブランドが作っていたのか！！」

　という驚きある品物という意味です。

　例えば大手のスーツブランドでネクタイを買うときに、製造ブランドを見ると「アイネックス」と書いてあることがありますが、アイネックスは日本を代表するネクタイ・ブランドなので信頼できます。

　他にはクリケットや永島服飾、堀越ネクタイが有名ですね。

　また、アヴェイルで扱っているジーパン・ブランド「ゴールド・ラッシュ」

　僕は今日知ったのですが、これエドウインが手掛けており、おまけに日本製じゃありませんか！！

　通常のエドウインよりも３０００円近く安いですし、着心地とデザインが納得できれば、これは買う価値があると思います。

　サッカーでもこうした驚きに価格だが高品質のブランドを探すことが、今後大切になると思います。

　僕は子供がいませんが

　１・小学生はすぐにジャージ、スパイクが合わなくなる
　２・部活動で活動範囲が広がれば、弁当、飲料、交通費を凄くお金が必要になる
　３・子供は流行りを気にする

　という３点は容易に想像できます。

　大人が実生活で省けるお金をそのまま子どもに費やすのではなく、子供の事柄も省けることは省くというのがスタンスとしては望ましいのでしょう。

　僕のように笑いながら

　「まだまだ折り畳み式携帯ですよ」

　と言える方が、都合が良いのかもしれませんね。

　単純に高い物を探すよりも、安い物の中から自分に必要な者を探すほうが興奮しますから。
　

宝さがしという高揚感

　僕は「ロビンソン・クルーソー」「宝島」という、冒険小説を読んだことがありません。

　せいぜい「１５少年漂流記」が良いところなのですが、人間は根本的に冒険、遠出をすることが好きなのでしょうね。

　例えばパルセイロも、北信越リーグ時代から富山や石川へ観戦に出かけたファンもいますし、レディースが加わってからは移動範囲が増えたわけですしね。

　古川さんに代表されるインチャーダの皆さんは、休日、お金を応援に差し出しているわけで、僕には到底まねできないと敬服しています。

　そして欧州サッカーのスカウトは、常に

　「新規市場の開拓」
　「良質の選手を良い値で獲得したい」

　と考えています。

　今日休日だった僕は、パルセイロ・スポンサーのひとつ、綿半ホームエイドで買い物をし、その後ご近所のしまむらとアヴェイルに立ち寄りました。

　なるほど、益若つばささんが

　「私はよくしまむらに行きます」

　と語りますが、しまむらにしてもアヴェイルにしても、あれだけ人気なのはきっと

　「宝島における宝さがしの感覚」

　があるためでしょうね。

　注意深く棚をさがすと、しっかり日本製の商品もありますし、今治産タオルハンカチが驚きの価格で売られていました。

　今治は今「今治ＦＣ」で注目を集めていますが、まだタオルの認知度の方が高いでしょうね。

　アヴェイルとしまむらは姉妹店ですが、同じブランドを仕入れていても、デザイン違いの物を仕入れて重ならないようにしてあります。

　僕が観た限りでは

　しまむら　ル・コック　フィラ　ケイパ　チャンピオン　ミズノ
　アヴェイル　ナイキ　チャンピオン　

　という塩梅でしたが、デザイン違いを仕入れることで店の特色を損なわないようにしているところは、Ｊクラブにも参考になる気がします。

憤懣やるかたない、という発想の下で

　バロテッリはエトーが不遜な態度を見せるのは、指揮官やファンから他の選手が自分たちと同じ形で批判、叱責を受けていないと考えているためではないでしょうか。

　例えば我が家そうです。

　素直に認めますが、僕はドライバーやのこぎり、ナットなど、工具を操ることが下手です。

　でも、みなさんそんなにこれらの道具を使いますか？

　両親は

　「お前はこれを練習しとかないと、分区の役員会でバカ扱いされるぞ」
　「弟は毎日、ナットにボルト、スパナなどを器用に使っているんだ」

　と指摘します。

　弟が職業で、上記の道具を毎日使っていることは確かです。

　一方で両親が

　「あんちゃんは毎日、あれだけ新聞と本を読んで経済問題、時事問題に関心を抱いているのに、どうしてお前は何もしないんだ！」
　「お前は休日、平日何もしないが、あんちゃんは風呂掃除や皿洗い、洗濯物をたたむなど、協力しているぞ！」

　というように、彼がしないこと、関心を抱かないことに対して叱責は全くしません。

　それは僕のほうが彼よりも休日が圧倒的に多いという点もあるのでしょうが。

　でも、僕にはすべてのことに関心を持て、と言います。

　長男というのはそこまで責任、自己犠牲、批判を浴びなくてはいけないのか、正直全くわかりません。

　黒人選手たちが

　「黒人選手はイタリア代表には不要だ」
　「黒人選手は差別の対象であって当然」

　という考えに憤慨するのは当然です。

　同時にカカやマルディーニのように、品行方正と呼ばれる選手たちが、もし悪質なタックルやショルダーチャージで競り合った選手を故障させたとしても、大きな批判は受けないようにも感じます。

　彼らは簡単に

　「俺を批判するなら彼らも批判しろ」
　
　と求めているだけではないかと感じます。

　

２０１６年Ｊリーグ外国籍選手

　今Ｊリーグには韓国、ブラジルを軸にクロアチア、セルビア、スロヴェニアなど多くの国から外国籍選手が来ています。

　アジア枠でオーストラリアから韓国、そしてヴェトナムへと発展する気運は好ましく思えますし、スロヴェニア代表経験者が多いことも特徴です。

　それはブンデスリーガで

　「日本人選手は我々と同じ気質を持つ」
　「移籍金が高額ではなく、同時に結果が伴いやすい」

　と、日本代表クラスが評価されていることと、同じように思えます。

　つまり、日本とスロヴェニアは、考え方が基本的に近いのではないか、と僕は勝手に考えているのですが。

　一方で今季はキュラソー代表マルティノスがＦ・マリノスに加わりましたが、今季ここまで最も活躍している外国籍選手が

　「広島のピーター・ウタカ」

　と言えます。

　彼はエスパルスがＪ２に降格し、広島から移籍を打診した際

　「彼らこそ、私が追い求めて存在」

　と躊躇なくこのオファーを受けれいます。

　事実、野津田を手放しても戦力のダウンが見られないのは、このナイジェリア代表経験者が、素晴らしい存在のためでしょう。

　他にもイングランド（ジェイ）オランダ（カルビン・ヨン・アピン）など、外国籍選手の在籍がクラブをより高い意識を導くことがわかります。

　前者がジュビロ、後者はゼルビアに在籍していますが、長丁場のリーグで持ち味を出し、ファンの喝采を浴びることを、本人だけでなく家族も希望しています。

型落ち品という名の買い物

　車、スマートフォン、パソコンを安く購入する方法として、新作が出る直前というタイミングがあります。

　例えばワゴンＲのような人気車種は定期的に新デザイン、新技術を搭載してフルモデルチェンジを行います。

　当然スズキと代理店としては

　「新デザインを買ってほしい」
　「同時に旧デザインの在庫も減らしたい」

　ということで、値引き交渉がしやすくなります。

　例えば僕も、夏用肌着をびっくりするくらいの安値で２着買ったのですが、それはこれも旧デザインだったためですが、機能や着心地は最新版をさほど変わらないわけです。

　勝った僕のほうが

　「これ、原価割れしていないのかな？」

　と心配するくらいでしたからね。

　プーマのパラメヒコ
　アディダスのコパ・ムンディアル

　のように、ブランドン看板商品は定価販売、おまけでも１割が限度でしょう。

　一方でナイキのように、さまざまな商品を短いサイクルで販売するブランドは、時に思い切った価格で店が販売することがありますし、福袋企画など特別企画もあります。

　数量限定で入手しにくいとは思いますが、震災や増税など、お金の問題が増える昨今、サッカーでも実生活でも、お金の重みは増しています。

　ネット通販を僕のようにしない方は、今まで以上に店舗をじっくり観察すると良いと思います。

　そのためには贔屓店を見つけて、依然との陳列内容や商品構成の違いを楽しむくらいのゆとりも必要でしょうが。