塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ナイキ、アディダスのそれぞれ

2014-11-09 23:02:13 | 日記
 ナイキが今後、アディダスとのシェアを制するには、この商品サイクルを考え直す必要がある、そう感じます。

 ナイキが手掛けるスパイクは、本当に凄い物で「マジスタ」にしても「マーキュリアル」にしても、デザインと技術はナイキ渾身の作、ということは写真からも伝わります。

 一方でナイキには

 「昔から作り続けているスパイク」

 が連想できません。

 シリーズとして「ティエンポ」が思い浮かびますが、このスパイクも改良を加え、デザインと昨日は今日的になっていますしね。

 アディダスが

 「パティーク(如来)
 「コパ・ムンディアル」

 というように、前者が改良を加えながらシリーズ化している商品がある一方で、後者のように、本革の良さを追求した商品がある、この点は大きな強むではないか、僕にはそう思えます。

 ナイキがコンバースを買収したのは

 1・コンバースの歴史と言う重み
 2・アスレチック・シューズの原点、チャック・テイラーの存在
 3・既に完成された秀逸なデザイン

 が、非常に魅力的だったため、ではないでしょうか。

 僕個人はひとりのファンとして、ナイキ、アディダスに限らず、各社が手掛けるジャージ、ウインド・ブレイカー、スパイクに関心があります。

 競争原理はともかく、流行が目まぐるしい、そんな印象を受けます。
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欲しい品がいつでもあるという有難味

2014-11-09 22:55:54 | 日記
 ミズノが手掛ける「モレリア」

 この名品には、今後スポーツ・ブランドがシェアを伸ばすヒントがあると思います。

 親御さんはクリスマスの際に、お子さんからスパイクやジャージをねだられるかもしれません。

 でも、今はかなり短いサイクルでスパイクは新商品が投入される為に、お子さんが欲しいと感じた商品が、既にセール品や廃番品になっている可能性があるのではないでしょうか?

 親御さんからすれば

 「安く買える事は有難い」

 と思うでしょう。

 一方で

 「生産終了を何と伝えるべきか」
 「色とサイズに偏りがありすぎる」

 という問題もあるでしょう。

 僕が今のスーパーで玩具売場の従業員だったときは、しっかりと

 「この商品は敵役になります」
 「こちらはこちらの玩具が手許にあって、初めて意味をなします」

 と伝えます。

 そうしますと、絶大な信頼が得られますし、僕もできるだけテレビを見てシナリオを確認し、新商品情報、登場人物の成り行きを確認したものです。

 モレリアが廃れると言う事は無いでしょう。

 つまり、店頭に行けば変える安心感、無くても取り寄せを含めて買える可能性がある、この2点は消費者にとって非常に重みがあると思いますし、アディダスのコパ・ムンディアルも同様でしょうね。
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サッカーの原点を再度顧みるならば

2014-11-09 00:04:33 | 日記
 代表監督というのは建前言えば

 「国籍は関係ない」
 「だから世界中になり手がいる」

 形になります。

 ブラジルがスペイン国籍を懸念し、グアルディオラ招聘を見送った背景には、ワールドカップ優勝5度という自負が見え隠れしますが、もし日本ならば彼に来てほしいと多くのファンが思うでしょうね。

 でも、僕はそろそろ外国籍指揮官では無く

 「J1で結果を残した指揮官を、国籍を問わずに考慮し、代表監督に指名する」

 という、サッカーの基本に立ち返るべきだと思います。

 勿論、オシム政権の立ち上げの時に見られるミスは許されませんし、有能な指揮官をいかに代表、日の丸のためとはいえ、簡単に手放すクラブがあるとも思えません。

 しかし、もし広島の森保監督、ガンバの長谷川監督が代表監督に選出されたならば、俗に言われる

 「日本人独特の阿吽の呼吸」
 「お互いの胸の内を読み取る」

 という気持ちに違和感を抱きませんね。

 また、

 「Jリーグの優勝監督は代表監督への道に繋がる」

 と言う認識は、リーグと代表の潤滑剤になるように思います。

 勿論レッズが優勝すれば、ペトロビッチ監督の名前も浮上するでしょうが、チャンピオンズ・リーグを考慮すれば手放す機会をうかがう事も難しいでしょうね。

 当然アギレ政権をこの段階で頓挫させる必要もないわけですが。

 ブッフバルトやピクシーの名前が一時期話題になったのも、彼らが優勝監督だったためですよね。

 代表監督は名誉職という見方もありますが、原点に戻ることも良いと思います。
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