塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

南長野運動公園が体験学習の場に

2014-11-14 23:38:23 | 日記
 テレビ信州が放送する夕方のニュース番組「報道ゲンバ」

 この中で地元の工業高校生、恐らく長野市にある長野工業高校の生徒さん達でしょうが、今来年2月の完成に向けて建設が進む、南長野運動公園で体験学習を行ったと報道がありました。

 いや、弁当を食べながら本当に感激しました。

 パルセイロの存在が地域活動への貢献に含まれるなら、この体験学習が完全に当てはまりますし、インタビューに答えた生徒さんも

 「いつかこんな大きな現場を任されるようになりたい!」

 と意気込んでいました。

 また、僕がスタジアムの建設内容を見たのは今回が初めてなのですが

 全席屋根で覆われること
 椅子がパルセイロ・カラーのオレンジであること

 など、本当に嬉しくて、感激して仕方ありませんでした。

 一方で佐久の皆さんと東和田の皆さんにも、クラブは感謝の声を届けて欲しいものです。

 僕個人は23日、午後1時から行われる最終戦を観戦するために、休日申請を行いましたが、それまでは雪、風と疎遠な天候であって欲しいと願っています。

 16日の試合結果にもよりますが、23日の試合が

 「パルセイロの歴史の中でも、もっとも重要な一戦のひとつ」

 になる可能性があります。

 首位の金沢の方が、肩に重圧がかかっているわけです。

 案外、最終節まで優勝がもつれるような気もしますし、ゼルビアをかわす事も考えねばなりませんね。
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ボケとツッコミと阿吽の呼吸

2014-11-14 00:37:00 | 日記
 第一ボランチを漫才でいう「ボケ」、第二ボランチを「ツッコミ」と仮定します。

 第一ボランチが最終ラインの前で相手から見事にボールを奪う(ボケ)事に成功したならな、第二ボランチはその鋭い攻撃参加(舌鋒鋭い突っ込み)で、味方の攻撃に厚みを加えます。

 漫才でも両者の間合い、言い換えれば

 「阿吽の呼吸」

 が求められますが、ドブレ・ピボーテも第二ボランチの攻撃参加、最終ラインと第一ボランチとの位置関係は、同様にお互いを熟知していなければなりません。

 4-1-3-2における一人ボランチ
 3-3-2-1におけるひとりボランチとインサイド・ハーフとの折り合い

 中には運動量が増え、後半終了間際に集中力の欠如を生み出すリスクを考慮しても

 「中盤の底は一人で良い」

 と考える選手と監督もいるでしょう。

 それは阿吽の呼吸は簡単に入手出来ない代物ですし、ひとりの方がふたりよりも

 「気の効いたプレイ」

 ができるからかもしれません。

 全盛期のパトリック・ヴィエイラやフランク・ライカールトは絶大な存在感を見せ、ポール・ポグバが近い将来、この領域に脚を踏み込むであろう事は、容易に推測できます。

 一方でア

 ルベルティーニにはディ・ビアッジョ
 稲本には戸田

 というように、ペアを組んで素晴らしい結果を残した代表選手も当然存在します。

 組み合わせは無限にあるわけですが、今は4-3-3の布陣も多く、ドブレ・ピボーテの需要も少なくなる可能性がありますが、その際はフランス代表の描くトライアングルが参考例になる。

 そんな気がします。

 (参考資料 日本スポーツ企画出版 ボランチ30)
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ドブレ・ピボーテはお笑いに通じる?

2014-11-14 00:26:58 | 日記
 僕はお笑いに詳しくはありません。

 でもサンドイットマンとバナナマンは本当に面白いと思いますし、前者は仙台市を拠点に活動していますから、震災で今も苦労している方は、おふたりの笑いが和みになっているかもしれません。

 日本の漫才は

 「ボケとツッコミ」

 が基本であり、海外のコメディとはこの点が随分と異なる様子です。

 どちらかがぼけて、片方が気の効いたツッコミを入れるこの方法論、サッカーで言えばドブレ・ピボーテに通じる、そんな気がします。

 日本で拡大講釈されている「ボランチ」と言う言葉、欧州ではまず使われない言葉ですが、本国ブラジルではその選手の特性により、第一ボランチ、第二ボランチをポジションが細分化されます。

 ワールドカップのセレソンは、その多くがスペインで言う「ドブレ・ピボーテ」の形で戦ってきました。

 第一ボランチがまずは最終ラインのプロテクト、第二ボランチがより攻撃的に振る舞う。

 この観点から振り返りますと

 94年 ドゥンガとマウロ・シルバ(4度目の世界王者)
 98年 ドゥンガとセザール・サンパイオ(決勝進出)
 02年 ジウベルト・シウバとクレベルソン(5度目の世界王者)

 というように、その補完性が素晴らしい状態ならば、ブラジルは好成績を収めてきました。

 2006年のように攻撃の選手が守備陣を助けない、2010年のオランダ戦でフェリペ・メロが退場になる、2014年はパウリーニョの体調が整わなかった。

 など、ボランチ以外の問題点も見受けられますが、2010年と14年の事例を見ますと、やはり

 「中盤の底での存在価値が見込める選手」

 というのは、セレソンに限らず非常に有効なのではないか、そう感じる次第です。
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