塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

剣客商売から学ぶ2世選手の意識の在り方

2013-02-20 22:56:35 | 日記
 池波正太郎先生の代表作「剣客商売」を読んだことがある方なら、この物語は父の秋山小兵衛と息子の大治郎、ふたり
の主人公という形で物語が進みます。

 シナリオによって、父が主役の時もあれば二人が共に物語を進める時もあります。

 剣客商売の特徴のひとつに、大治郎が常に父の存在を慮り

 「こんな時、父ならどうするだろうか?」
 「父上が傍にいてくれたら」

 という感情を、決して隠そうとはしない点があります。

 サッカーでも俳優でもそして芸術の世界でも、子、特に長男は父との比較を嫌い、独立独歩の世界に大きな憧れを抱く
のが普通です。

 つまり父を超えることが、本人だけでなく周囲の期待でもあるわけですが、大治郎は微塵もそんな素振りを見せません。

 つまり、自分と自分を肥後していくれている父親をありのままの受け止め、比較することなく生きており、妻となる美
冬もそれを当然として傍にいるのです。

 パオロ・マルディーニやジョルディ・クライフがこのような姿勢を貫こうとしたならば、随分と周囲から批判を受けた
と思います。

 しかし明らかに問題を抱えているのは、子供の中に父親の姿を見出そうとする周囲の視線であり、比較されている彼ら
ではありません。

 「偉大なる父親の子供として見るのではない。
  ひとりの選手として適切な批評をし、成長した点には敬意を改善点には素直にその旨を伝える」

 周囲が馬鹿げた批評で彼らを潰すことは許されません。

 ですから2世と呼ばれる選手があがく姿は見たくありませんし、適切な対応が求められると思うのです。

 ショーン・ライト・フィリップスはポジションは違えど、父であるイアン・ライトから随分助言を得たと聞きましたし、
身近にプロ経験、加えて代表選手だった父がいれば、有益なアドバイスが受けられて当然。

 そんなやっかみも2世選手を酷評する材料なのかもしれません。
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PSGの乱獲は的を得た出来事か

2013-02-20 00:52:58 | 日記
 PSGが遂にルーカスを加入させ、リーグ1と欧州の覇権を狙う体制が整いました。
 
 ワールド・サッカーダイジェスト2013年1月17日号13ページでもこの話題が取り上げられ、討論した5人の
記者のうち3人がPSGの乱獲をとがめていたように、好意の声だけが聞こえてくるわけではありません。

 その一方で以下の2点の見方も可能だと思います

 1・リーグ1において対戦相手からすればPSGに集まった各国代表を集客の目玉にできる
 2・PSGに選手を売却できたならば、かなりの現金収入が見込めるという他クラブも思惑

 「2」に関しては2012年の夏、ミランが既に実証しましたが今冬はサンパウロがその恩恵に預かりました。

 ルーカスはユナイテッドへの移籍が本命視されていましたが、19歳の彼にPSGが付けた金額は44億円という莫大
な代物で、南米の雄からしても良い取引と言えます。

 間違ってはいけないのは、ルーカスに値札をつけたのはあくまでクラブと代理人であって、ルーカス本人ではないと
言う点です。

 セレソンに名を連ねる実力者といえど、PSGは初めて踏んだ欧州の地です。

 フランス語の習得と住環境も含めて、馴染む時間が金額だけを考慮され与えられないとすれば、それは彼にとって由々
しき問題と言えます。

 「1」に関しては、マルセイユやボルドーでなくとも有難いと思うのではないでしょうか?

 各国代表が揃うPSGはアウェイファンでも覗いてみたいと思わせる存在ですし、仮にホームで彼らを撃破し、イブラ
が激怒しパストーレが肩を落としている姿を見れば、自分たちに資金が無い事を忘れさせる

 「蒸籠飲料水」

 のような爽やかさが得られます。

 チャンピオンズ・リーグも含めて優勝しなければ確実にアンチェロッティのクビは飛ぶでしょうが、彼らの乱獲に成熟
という言葉は意味が無いように思えます。
 
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自発的に練習することのむずかしさ

2013-02-20 00:42:34 | 日記
 オリエンタルラジオの中田さん、オアシズの光浦さんなど人気芸人が編み出してきた学習方法を公開して大人気
となったアメトークの人気企画

 「勉強しかしてこなかった芸人」

 お子さんだけでなく親御さんも交えて大反響だったと聞きましたが、要はいかに自分の子供たちが自発的に授業
と宿題を向き合うかを解決する秘策と映ったのでしょうね。

 この自発、つまり自分から進んで学ぶというのは当然「受け身」とは異なり、吸収する進歩が速い上に、少々の
へこみでも気にせず学べる素晴らしさがあります。

 自分から始めたからこそやる気が持続し、周囲に躊躇することなく尋ねる勇気もあるわけです。

 サッカーも同様で、子供たちのやる気の源に

 「憧れの選手」

 という存在があります。

 マンデー・フットボールの名物企画であるマンデー・セレクションのようなゴール・シーンが人気を集めるのは
ハイライトの意味合いも持ちますが、単純に子供たちが

 「こんな凄いゴール、僕も決めてみたい」

 と感じる為でもあります。

 僕も小学生時代はボールでリフティングの練習を試みましたが、上手くいかずすぐにボールが足下から離れてし
まいました。

 でもどんな名手だって最初から技量があるわけでもなく、練習にいそしんだからこそ今があるわけです。

 (中には例外も当然存在しますが)

 アルゼンチンのようにフットサル(バビー・フット)が盛んな国では狭いコートの中で足技を磨き、ブラジルの
ように靴下や空き缶で蹴飛ばす練習をする子供もいます。

 中には学校に馴染めず、ボールを蹴飛ばすことにあけくれる子供もいますが、彼らかすれば蹴っているその瞬間
そのものが、生きている証と言えるのでしょうね。
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