goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

質の高いサイドバックを得るために

2011-02-13 00:45:39 | 日記
 ただ未知なるアジアの選手を招くことは、大きなリスクを背負うことにもなります。

 確かにドイツでは、かつてない数の日本人選手が活躍していますが、それでも

 「欧州出身の選手が欲しい。」

 と思うクラブは多いでしょう。

 ここでひとつ具体策を挙げるとすれば、

 「多少お金がかかってもいいから、完成されたサイドバックを中堅クラブから引き抜く」

 という案があります。

 例えばシャフタール・ドネツクに在籍するクロアチア代表のダリヨ・スルナは、そのよい
例かと思います。

 このクロアチア代表の推定移籍金額は日本円で16億円で現在28歳。ワールドカップも
経験していますし、シャフタールではUFEAカップの優勝を2008-09シーズンに経験
しています。

 アジアの選手と比べた際、やはり移籍金は倍額以上になりますが、年齢と彼の経験を踏まえた
なら、妥当な金額と言えるでしょう。

 シャフタールでは左サイドバックを任されていますが、彼の持ち味はその

 「攻撃参加」

 にありますし、3-5-2のウイングバックでの起用も問題ありません。

 彼自身も以前からシャフタールからのステップ・アップを希望していますし、ビッグクラブから
すれば移籍金の額もそれほど大きな代物ではないはずです。

 4バックの流行を衰える気配がありませんし、これからも

 「サイドの攻略」

 が勝ち点3を得る基本戦術であり続けるでしょう。

 これからもサイドバック獲得の競争は、世界規模で繰り広げられるはずです。

 (参考文献 ワールドサッカー・ダイジェスト2011年2月3日号)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欧州サッカーのサイドバック不足

2011-02-13 00:30:07 | 日記
 長友がインテルに移籍しておよそ10日、ようやく日本のファンも落ち着いてきましたが
彼の移籍は近年囁かれている

 「良質のサイドバック不在」

 を改めて僕達の前に露呈した形になったといえます。

 そのインテルにしても、ロベルト・カルロスをレアル・マドリーに放出して以来、15年
近く左サイドバックを固定できずにいるわけですから、長友には是非このポジション死守し
て欲しいものです。

 これは僕の推測ですが、近い将来インテルがチェゼーナのに支払った

 「7億円」

 という金額は、サントンの譲渡を含めて「バーゲン価格」になると思います。

 それだけ今はサイドバックのやりくりに各クラブが苦労していますし、例えば内田篤人が
フェリックス・マガトの眼鏡に適ったのも、彼が移籍金の安さもそうですが、まだ未知なる
可能性を秘めていたからでしょう。

 皮肉な見方ですが、欧州サッカーがサイドバックの人材難をカバーする為に、アジアの選手
達が欧州に移籍する例は、これからも増えていくと思います。

 バルセロナのダニエウ・アウベス
 インテルのマイコン
 アーセナルのアシュリー・コール
 バイエルンのフィリップ・ラーム

 勿論欧州には上記のような優れたサイドバックが存在するのは事実ですし、彼らと日本人
選手が相対するのは難しいあkもしれません。

 ただこれらの選手達を引き抜くには相当の資金が必要の上、移籍金をはずんだからと言って
も、必ずしも契約ができるわけではありません。

 先ほど話したように、日本人選手は

 「移籍金の安さ」

 は大きなメリットになると思います。

 欧州の舞台で日本を含むアジア出身のサイドバックが、今以上に活躍する日は近いかもしれ
ません。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする