塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ニュージーランドを助けるために

2011-02-26 01:29:57 | 日記
t ニュージーランドで起きた地震で傷ついた方を助ける為、僕のスーパーで募金を始めた
ので僕もさっそく協力しました。

 遡る事16年前、阪神淡路大震災の際にオリックス・ブルーウエーブが

 「頑張ろう神戸」

 というスローガンの下、被災した地元のファンを勇気づけるよう果敢なプレイを見せた
ものですが、

 「ヴィッセルだけでなく、Jリーグ全体で神戸の皆さんを支えるべきだ!!」

 と当時セルジオ越後氏が提言した事を覚えています。

 被災した方を救うのに、皆が出来る事をかってでるのは当然のことですからね。

 このニュージーランドの地震で被害に遭った方を励ます為、日本が協力できることがある
と思うのです。

 例えばJリーグの収益金を贈る。というのもひとつの手でしょうし、ラグビーのトップ
リーグと連動して行動を起こすのもひとつの方法でしょう。

 こんな時欧州や南米ではサッカーのチャリティ・マッチで義援金を集めるのが方法として
根付いています。

 ですから日本も近隣諸国に声をかけて、チャリティ・マッチを企画してお金を調達した
らどうでしょうか。

 ボランティアや募金は

 「自発的」

 に行動するから価値があるのですから、Jリーグも何らかの形で手助けができると良い
ですね。
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サッカーが犯罪の手段となるとき

2011-02-26 01:18:55 | 日記
 客商売をしていると、どうしても迷子の問題に直面します。

 そんな時、僕は母親の愛情を痛感するんですね。

 僕らが母親に

 「従業員や警備の人間で探しますから、ここで待機していてください」

 と伝えても、構えていられず自分で探しに出かけてしまう方がいらっしゃいます。

 それは「迷子」と言う事で僕たち従業員に迷惑をかけている。という心情もあるでしょうが、
やはり「我が子」の安否を気遣う、母親の気持ちというわけです。

 ブラジルはサッカー大国である反面、残念ながらそのサッカーが犯罪の手段になってしまう
事が多々あります。

 それは「誘拐」です。

 近年もロビーニョの母親が誘拐事件に巻き込まれ、リカルド・オリベイラも身内が同様の
被害に遭いました。

 近年目覚しい経済成長を遂げるブラジルも、やはりまだ貧しい家庭が多いようです。

 ですから欧州クラブと契約し、多額の給料を得ているサッカー選手は、家族が強盗や誘拐
犯の餌食になりやすいのです。

 一番有名なのはロマーリオのケースでしょうか。

 ロマーリオの父親が誘拐され、彼の多額の身代金の要求があったのは、丁度アメリカワー
ルドカップ直前の1994年の事でした。

 しかしロマーリオは誘拐犯に対し

 「父を解放しないのなら、僕はワールドカップに行かない!!」

 と声明文を発表し、ロマーリオの父親は自由の身となり、ブラジルは4度目の栄冠を手に
しました。

 迷子の問題だけで親はこれだけ心を痛めるのですから、肉親の安否がわからないまま異国
の地でプレイする選手達の心情は、「つらい」という言葉では表せないでしょう。

 サッカーが犯罪の手段になることを、僕らは心に留めておかねばなりません。
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