コロナとともに急拡大したテレワークも、なんだか「大リストラ」を予感させるものである。会社員にとって最も大切な会社の人間関係が断たれてしまうのである。一人一人が孤立してしまうことになり、フリーランスのような立場に置かれることになって、会社からしたら実にリストラしやすくなるだろう。テレワークし始めた当初は「通勤しなくて済む」「ずっと家にいられる」と嬉しいこともあるだろうが、それが1年も2年も続くようになると次第に鬱状態になり、自分から辞めてゆくようにもなるだろう。ホワイトカラーの仕事の多くが機械でもできるようになりつつあり、ホワイトカラー層の大リストラが始まりつつあり、テレワークはその前触れなのかも知れない。
労働のロボット化も今まさにどんどん進行している。人間の「勤勉」など必要とされなくなる時代が来つつあり、ブルーカラー層も大リストラされそうである。
良くも悪しくも「新しい時代」が到来しているのである。われわれはそれに直面しているのであり、なんとかそれに対応してゆかなければならないのだ。
この時代から目をそむけ、昔の夢―「経済発展」や「昭和的価値観」などにうつつを抜かしていたら、身を滅ぼすだけだし、日本自体もどんどん衰退してゆくだけである。
とは言っても、この「新しい時代」にどう対応してゆけばいいか、五里霧中でどう進んでゆけばいいのか見当もつかない。
しかし昔の価値観ではこれからの時代に対応できないということ、これだけははっきりしている。今もわれわれ日本人を呪縛している「昭和的価値観」から自由にならない限り、前へ進むことはできないのである。
「アベノミクス」が崩壊したこと―「昭和的価値観」の最後の夢が破れたこと、それを新しい時代へ向かう新しい価値観の幕開けととらえたいものである。
労働のロボット化も今まさにどんどん進行している。人間の「勤勉」など必要とされなくなる時代が来つつあり、ブルーカラー層も大リストラされそうである。
良くも悪しくも「新しい時代」が到来しているのである。われわれはそれに直面しているのであり、なんとかそれに対応してゆかなければならないのだ。
この時代から目をそむけ、昔の夢―「経済発展」や「昭和的価値観」などにうつつを抜かしていたら、身を滅ぼすだけだし、日本自体もどんどん衰退してゆくだけである。
とは言っても、この「新しい時代」にどう対応してゆけばいいか、五里霧中でどう進んでゆけばいいのか見当もつかない。
しかし昔の価値観ではこれからの時代に対応できないということ、これだけははっきりしている。今もわれわれ日本人を呪縛している「昭和的価値観」から自由にならない限り、前へ進むことはできないのである。
「アベノミクス」が崩壊したこと―「昭和的価値観」の最後の夢が破れたこと、それを新しい時代へ向かう新しい価値観の幕開けととらえたいものである。