「日本文学の革命」の日々

「日本文学の革命」というホームページを出してます。「日本文学の革命」で検索すれば出てきますので、見てください

桑田佳祐の癌

2010-07-31 00:04:39 | 日本文学の革命
このところ落ち込む日々が続いている

暑苦しい天候にもうんざりしている
民主党政権がもたもたして前へ進めないのにもゲンナリしている
(大胆な改革が今こそ必要なときなのに!)
職が決まらないのも憂鬱だ
しかしなにより落ち込んだのは、先日報じられた桑田佳祐さんの癌のニュースだ

幸い命には別状はないそうだが、やはりこのニュースを聞いたときはガックリきてしまった

彼が倒れたら、その影響は計り知れないものになる
94年以来続いてきた「反外国主義運動」も今度こそつぶれてしまうかもしれない

それはちょうど 戦前の芥川龍之介の自殺と同様の事態になるのだ
昭和初期 芥川龍之介は「ぼんやりした不安」に駆られて自殺してしまったが、そのとき大正文学の改革の炎も消えてしまい、以後日本は坂道を転がり落ちるように破滅へと転がり落ちてしまった

今回もまた「成し遂げることができなかった…」ということになるのだろうか
それを考えると、すっかり落ち込んでしまう

ともかく 出来ることをやろう
“漱石の道”はあともう少しで開通できそうだ
あと本当にもう少しかも知れないのである
これさえ出来たら、戦前の二の舞にはならないはずである

とにかくがんばって(ここが根性の見せどころ!)、この道を毎日一生懸命切り開いてゆこう
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8月8日までの辛抱

2010-07-25 02:53:31 | 日本文学の革命
連日たいへんな暑さが続いている
梅雨のときもひどく蒸し暑かったし、もう一ヶ月くらい鬱陶しい気候が続いているんじゃないか

それでも我慢もあと二週間ぐらいだ
8月8日 旧暦の七夕の日は、なんでも暑さが頂点に達する日だそうだ
この日までは暑さが上昇してゆくが、この日を境に下降してゆくのである
あと二週間もしたら、「なんとなく涼しく」なり始めるのだろう

七夕は、今でこそ短冊に願いをかけるだけのお祭りになっているが、平安時代には七夕は「愛のお祭り」だったそうだ
暑さがピークに達したこの日、おそらく織姫と彦星の星空が輝く夜に、男女が集まって和歌を(もちろんラブレターとして)紙に書いて交換し合い、お見合いパーティーみたいなことをしていたのである
とすると今のわれわれが書いている短冊のお願いは、恋人に対する求愛のラブレターの名残りだったのか

今ではカップルたちの「愛の祭典」といえばクリスマスだが、当時は七夕がそうだったのだ
生命力が頂点に達した真夏の季節、光り輝くロマンチックな銀河
たしかに七夕は「愛のお祭り」にふさわしいのかもしれない

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日本の二つの道 4

2010-07-14 06:42:08 | 日本文学の革命
さて 「むしろこっちの方が良かった」と思ったのは、これだけが理由ではない
それに劣らず重要なものがある
それは何かというと、小沢が完全に権力を失ってしまったのである!

菅内閣が大敗して、「小沢が復権した!」「小沢の次の一手が始まった!」だのとマスコミで喧伝されているが、実はまるで逆なのである
参議院選挙の民主党の大敗、衆参ねじれの現出で、かえって小沢は自己の権力を決定的に失ってしまったのである

前に書いたように、小沢の持っている唯一最大の権力手段は「子分を引き連れて離党し、民主党を割るぞ!」という脅しだった
この脅しがあったからこそ、前の鳩山政権は小沢にさんざんにかき回されて、政権の足を致命的なほど引っぱられてしまったのである
小沢に民主党を割られたら、衆参のねじれが生じてしまう
そうなると法案一つ通せずに、政権麻痺し、民主党は壊滅してしまう
そういう危惧があったからこそ、小沢の脅しに屈し続けていたのである

ところが今やどうか
あれほど危惧していた衆参のねじれが、現に生じてしまったのである
一見悪いことのように見えるが、小沢に限ってはそうではない
「衆参のねじれを引き起こしてやるぞ!」という脅しが通用しなくなってしまったのである
つまりもう小沢には、民主党を揺さぶるための決定的な力がなくなってしまったのだ

かりに小沢が今 子分を引き連れて離党したとしよう
国民の嫌われ者の小沢、いまだに田中派支配を目論んでいる時代遅れのバカ小沢、しかももう六十八歳の老体の小沢
そんな小沢についてゆく者などせいぜい五十人程度だろう
その程度が離党しても民主党は相変わらず衆議院で過半数を維持し続けている。今とまったく変わらないのである
参議院で小沢の子分が離党しても(以前の民主党はまさにこれを恐れていたのである。衆参ねじれが生じるからである)、もうすでに衆参ねじれは生じているのであり、やはり小沢が離党しようがどうしようが、今とまったく変わらないのである
つまり小沢の離党は、今や何の政治的効力も持ち得ないのである
むしろ民主党の側から言えば、小沢一派が離党してくれた方が、民主党を苦しめてきた悪性腫瘍がなくなるわけだから、かえって有難いのである

もし参議院選挙で民主党が大勝し、過半数を取っていたらどうなっただろう
そのときは小沢の離党の脅し、「衆参ねじれを引き起こしてやるぞ!」という脅しがいつまでもいつまでも続いて、鳩山政権のときのように小沢による政権かきまわし、揺さぶり、政権の足を引っぱること、それもいつまでもいつまでも続いて、国民をふたたびゲンナリさせ、民主党政権をふたたび追い詰めていただろう

それが今や完全になくなったのである
ヘタに大勝して小沢の脅しと揺さぶりを受けるより、むしろ民主党にとってこっちの方が良かったのである

鳩山辞任のとき誰もが民主党は負けたと思ったのだが、実は勝ってしまった
今回の参議院選挙も誰が見ても民主党の敗北のはずなのだが、フタを開けてみると実は勝っていた、ということになるのだろうか

こうまで人智を超えたことが続くと、これは運命的な力が働いているとしか思えない
がんばれ民主党
運命が味方しているぞ!
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日本の二つの道 3

2010-07-14 06:40:42 | 日本文学の革命
たしかに衆参ねじれという民主党政権にとって致命的になりかねない事態が生じた
しかし今回生じた衆参ねじれは、前回自民党政権を追い詰めたねじれとは、背景を大きく異にしているのである

前回の場合は、どうしようもなくなった自民党政権をなんとかして欲しい、という国民的期待が背景にあって、衆参のねじれで自民党が追い詰められてゆくのを「もっとやれ!、もっとやれ!」と後押ししていたのだが、今回は背景にあるものが違うのである
今の国民的期待は、どうしようもなくなった日本をなんとかして欲しい、このままでは3,4年でクラッシュしてしまう状況をなんとかして回避して欲しい、というものなのである
参議院戦でうっかり反民主に投票してしまった人たちも、日本の国家破産など誰も望んでいない、回避できるものなら回避して欲しいと思っているはずだ

つまり同じ衆参ねじれ現象が生じても、その背景にある国民世論がまるで違っているのである
中曽根や野中のような頑迷な保守派の人間は民主党政権が壊滅されてゆくのを望んでいるだろうが、国民の多くはそんなことより日本の国家的危機をなんとかして欲しい、経済が破綻して職も貯金も年金もみんなパーなんて真っ平ごめん、と思っているはずだ
そうなると政権に対する期待も前回と変わってくる
たとえて言えば、日本というタイタニック号が、目前に迫る経済破綻・国家破産という氷山に激突しようとしているとしよう
船長である政権与党の民主党が激突を回避しようと必死に舵を切ろうとしている
それなのに野党の連中は自党の権力拡張だけを目論んで(みんなの党などはまさにその典型である)、船長の邪魔をし激突回避の手段をことごとく阻止しようとする

これを見た国民はどう思うだろうか
「もっとやれ!もっとやれ!」と思うだろうか
そうではないだろう、その反対に「何やってんだ、テメエら!」と野党に対して怒りをぶちまけるはずだ
衆参ねじれで法案を通せずに民主党は困るだろう
だが実は一番困るのは、国民なのだ。法案が通せず、政治が麻痺し、そうこうしている内に国家破産はどんどん近づいてくる
まさに国民が最大の被害者になるのである

つまり同じ衆参ねじれでも、結果は前回と異なってくるのである
野党がただ自分たちの利害のためだけに政権を追い詰めようとしたら、国民の怒りと憎しみの矢面に立たされるだろう
逆に国民世論は、野党に民主党との良識ある議論につかせようとするだろう
時間はあと3,4年しかない
今は無意味な政争に明け暮れしている暇はないのである

民主党の方では、最大限に良識ある、危機に対して有効な政策を出せばいいだけである
国民にも十分に分かりやすい形で
もしそれを野党がむやみやたらに拒否したり阻止したりしたら、国民から責めと総すかんを食らうのは野党の方である
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日本の二つの道 2

2010-07-14 06:39:09 | 日本文学の革命
日本は今 二つの道の岐路に立っているのである
今のままの古い体制ー硬直化した官僚制や同じように硬直化して時代に合わなくなった日本経済のシステムなどーを続けて、経済的クラッシュ、国家破産、大恐慌を迎えるか
それとも抜本的改革を強力に推し進めて、経済的クラッシュを回避し、日本を新たな発展軌道に乗せることができるかどうか
という分かれ目である

このままでは後者になりそうである
つまり ちょうど戦前と同じように一ぺん破滅して、そこから立ち直るしかなさそうである
ホント 自浄能力のない国民である
(戦後の日本に大成功をもたらした制度ー岸信介が作り上げた強力な官僚制や日本的経営に代表される日本経済のシステムーこれが今や日本に破滅をもたらそうとしているのであるが、これは戦前の軍部ー日清日露で大勝利して日本に成功をもたらしたが、一転太平洋戦争で日本を破滅させてしまったーと結構似ている)

ほんの一月前には鳩山首相のおかげで暗雲が晴れた思いだったのに、またもや絶望
今度こそダメか、という感じである

そういう絶望的な思いで、この数日暗澹としていたのだが
「うん?まてよ…。これは絶望じゃないかもしれないぞ」と最近思うようになった
(ちょうど「鳩山辞任」に接したときとおなじように)
衆参ねじれに追い込まれて、何もできないまま民主党政権は壊滅する、と思ったのだが、案外そうでもないらしい
むしろ大勝よりも、後述するようにこっちの方が良かったのかもしれないのだ!
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日本の二つの道 1

2010-07-14 06:37:48 | 日本文学の革命
参議院選挙 結果を知れば知るほど絶望的に思えるようになった
ものの見事に“衆参のねじれ”が発生したのだ
もうこれで民主党は法案一つ思うように通せなくなる
かつての自民党のようにさんざんに追い詰められ、今度こそ民主党政権は壊滅してしまうだろう

鳩山首相の辞任によって得られた大勝利、すさまじかったV字回復
その成果もすっかり失われてしまった格好だ
菅総理が迂闊にも選挙前に消費税増税を口にしたおかげで、せっかくのV字回復がすべて失われてしまったのだ
ホント どうしてくれるんだ(怒) という感じだ

菅総理がバカ正直に消費税増税訴えたのは、このままでは日本は国家破産する、ギリシャのようになってしまう、IMFの管理下におかれてしまうかも知れない、という危機感からだった
実際このままでゆくと、日本はあと3,4年で大破局してしまうそうだ
国債が大暴落し、経済は破綻し、物価は何倍にも跳ね上がり、失業者は巷にあふれ、日本は国家破産してしまうのである

そうさせてはならないという危機感、今ここで日本社会の抜本的改革を行うのだという決意が、菅総理をして消費税増税というタブーに踏み込ませたのだろう
ただ 選挙前にやらなくてもよかったのに…
おかげで近視眼的な選挙民の反発をくらって、衆参ねじれが現出し、日本の抜本的な改革どころか、何もできない状態に民主党政権を追い込んでしまった
V字回復のまま素直に選挙戦に突入して参議院選挙で大勝していたら、民主党は強力な改革を行えるだけの権力を築けたというのに
このままでは、政治主導どころか、政治麻痺であり、政治崩壊ともいうべき事態になってしまう
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参議院選挙 そんなに悪くない

2010-07-12 01:11:39 | 日本文学の革命
参議院選挙 民主党が惨敗するという予想が強いので、ヤケ酒のつもりでウイスキーやハイボールをしこたま買い込んで選挙戦を見ていた
(今酔っ払っています♪)

テレビ朝日で民主党の候補に小沢の息がかかっている候補に小沢印をつけていたので、これは面白いとテレビ朝日ばかり見ていた

小沢印の民主党候補かやたら落ちていて、これはよかった

全体を見ると、そんなに悪くない

大いに健闘だ

とにかくがんばって欲しい

すっかり酔ってしまった

艱難汝を玉にす
(白戸次郎 面白い♪)
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職探しの日々

2010-07-10 04:50:18 | 日本文学の革命
「日本文学の革命」がもう出来る
「新しい文学」も出来る寸前

という状態になれたのは良かったが、困ったことに職を失ってしまった

いろいろあって六月いっぱいで首になり、今は失業状態が続いているのだ

長いこと僕にとっては幸運な仕事を続けられたので、有難く思っているが、いよいよ最後の決着をつけるときに首にされたので、やはり困ってしまった

実にわずわらしいことだが、路頭に追い出されないためには、とにかく新しい職を見つけなければならない
それで職探しをしているのだが、これがなかなか見つからないのだ
やはり年齢ということもあって、面接にゆく前に断られてしまう
ヘタしたらこのままでは、本当に路頭に迷いそうである

月給13,4万でも稼げたら、生活も維持できるし、路頭に迷わずに「新しい文学」もめでたく生み出せるし、言うことはないのだが、今はそういう仕事にありつくのも難しい

はてさて どうなることやら

しかし「新しい文学」の建設の方は順調である
毎日ぐんぐん育ってる
これが僕に不屈の希望を与えてくれてる

落ち込むことも多いが、不屈のファイトでこの道を歩んでゆこう
結局 この道を歩むことが、僕の人生なんだから
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