「日本文学の革命」の日々

「日本文学の革命」というホームページを出してます。「日本文学の革命」で検索すれば出てきますので、見てください

よし! 作家になろう

2006-08-30 07:09:59 | 日本文学の革命
「日本文学の革命」を実現したことにより、目の前に巨大な可能性が広がっている
ここを開拓していったなら日本文学をさらに一層押し進めてゆくことができる
いまだ書かれていない「後半部」を実現してゆくことができる
また、今八方塞がりになりつつある日本の前に、一つの大きな活路を切り開いてゆくこともできる

なんとしてもこの可能性を実現してゆきたい

ただ困るのは、どうやって生計を維持してゆけばいいかだ

先日ネットで「過労死寸前の役人たち」という記事を読んだ
中央省庁の役人の話だが、毎日のように朝9時から夜の10時11時まで働かされて、10人に1人が過労死の不安を感じているのだそうだ
同じようなことは多くの会社でも起こっているだろう
こんなに働かされたら、とても文学なんかやっている暇がない

ゲーテやスタンダールの時代のように社会の仕事がまだ牧歌的にのどかなものだったら、仕事をしながら文学をやってゆくことも十分に可能なのだが…
仕事と文学の両立― これは理想的なことだが、今の社会状況ではかなり難しい
最悪の場合やらなければならないだろうが、なるたけ避けたいものだ

となるとやはり職業作家になるしかないだろう
文学で飯を食ってゆける状態にもってゆけば、あの可能性を毎日フルタイムで、バンバン実現してゆけるのである

でもそろそろ成れるんじゃないかと思う
「日本文学の革命」はひとまず実現したし(厳密には前半部だけだが)、夏目漱石の文学のすべてを明らかにできたし、『明暗』や『文学論』などの未完成部分も完成できた
これだけでも職業作家になる資格は十分にあるのだが、やはりインターネットで書いているということで不当に蔑視されてしまうのだろう(もし同じものを紙メディアに書いていたら、結果はまったく違ったものになったはずだ)

一番の決め手は「新しい文学」だ
今までにない独自の、魅力的で奥深い文学をどんどん書けるようになったら、必ず社会的にも注目されるに違いない
一度でも火がつけば、一気にブレイクすることもできるだろう

その「新しい文学」も、あと一ヶ月もあれば具体的に発足できそうだ
9月いっぱいがんばれば、十分できてしまうだろう

とにかくがんばろう
あともう少しで、作家になれる!


『結婚できない男』

2006-08-24 18:11:40 | 日本文学の革命
このところ日本のテレビドラマはほとんど見てこなかった
韓国ドラマの質の高さに驚嘆して以来(ドラマに関する限り、韓国が世界一、二の先進国なら、日本は情けないほど惨めな発展途上国である)、韓国ドラマばかり見てきたのだ

しかし最近では主要な韓国ドラマも見つくしてしまった
そんなとき『結婚できない男』というドラマの評判が高いことを知って、見てみたのだが、たしかに面白い

「結婚できない男」の生活ぶり― 本人はいたって楽しそうに暮らしているのだが、はたから見てるとなんとも侘びしい生活ぶりが、面白くて笑えてしまう
医者の女性とのやり取りも実に面白い
素直に楽しめるドラマだ

このとてつもなく偏屈な男が、次第次第に心を開いていって、最後に医者の女性と結婚するのが筋なのだろう
そうなった方がいい
このままだとあの「結婚できない男」は長く生きられないだろうから
というのは、あの男はドラマの中で毎日のように分厚いステーキの夕食を食べていて、さもおいしそうに頬張っているのだが、あんな食事ばかりしていたら必ず体を壊してしまう
きちんと健康管理してくれる女性と結ばれなければ、あの男の命は長くないだろう
つくづく思うのだが、きちんとした食事を作ってくれる女性がいなければ、男というものは長生きすることができないだろう

僕も「結婚できない男」の一人かもしれない
ドラマのあの男ほど偏屈なわけじゃないが、たしかに似てるところはある
あの男が「いい家を作りたい」というその一念に凝り固まって生きてきたように、僕も「いい文学が作りたい」というその思いだけで生きてきたみたいなものだ
こういう男は所詮もてないのだろう。女性から敬遠されてしまうのである

ともあれ このドラマがハッピーエンドで終わることを祈っている

あるいは僕の人生でも起きないものか…


ゆっくり小休止中

2006-08-20 02:32:06 | 日本文学の革命
「日本文学の革命」が一段落ついたので、ここ数日仕事以外は何もしないでゴロゴロしている

長年に渡って苦労してきたんだから、本当だったら今から夏休みを取ってゆっくりしたいくらいだ
涼しい高原のホテルにでも行って、自然や温泉を満喫して、ゆっくりしてきたい

でもそんな時間的・金銭的余裕がないので、部屋の中でゴロゴロして、疲れを取っているのである

ゴロゴロしてはいるが、頭の中ではもう新しい方向を考えている
「新しい文学」をどうやって育てていけばいいか、それを考えているのである

これまでは夏目漱石の未完成の事業を完成・継承してゆくことが目標だったが、これからはさらに前へ進んで、新しい文学世界を築いてゆかなければならない

でもその前に、もう少しゴロゴロしていたい

2006年夏 「日本文学の革命」実現

2006-08-16 23:43:03 | 日本文学の革命
「新しい文学」がついに実現した
まだほんの小さな苗木に過ぎないが、しっかりと大地に植えつけることができた
これから手塩をかけて育ててゆけば、大文学へと成長することも夢ではない

これで「日本文学の革命」の最後の高峰を乗り越えることができた
ここまできたら「日本文学の革命」はもう実現したと言っていい

いままで何度も書いてきたように、「日本文学の革命」とは“夏目漱石の継承”のことである
漱石の文学事業を継承して、それを前へと押し進めてゆくことが「日本文学の革命」の本質なのだ

漱石は『明暗』を書いている途中に、これを完成できないまま無念の内に死んでいったのだが(漱石の最後の言葉は「今死んだら困る」だった。『明暗』が完成できないことは彼にとって死んでも死にきれないほどの痛恨事だったのである)、実際には彼はもっと前へ進もうとしていたのである
『明暗』を完成させてそれまでの文学に区切りをつけたあと、漱石はもう一つの未完成作である『文学論』に戻ってこれを完成させ、さらにはその向こうに開けるはずの「新しい文学」にまで進もうとしていたのである
『明暗』以前の文学が日本文学の事業の「前半部」に当たるなら、『文学論』の向こうに開ける文学は日本文学の事業の「後半部」を成し遂げてゆくものとなったろう

しかしこれは成し遂げられないまま終わった
そのために日本文学はいまだに「前半部」しか(しかも決定的なところが成されていない!ちょうど『明暗』のクライマックスが書かれていないように)成し遂げられていない。「後半部」はまるで手がつけられていないのである

『明暗』→『文学論』→「新しい文学」

漱石が歩もうとして歩みきれなかったこの道
漱石が未完成のままに残したこの道
ここで日本文学の発展は止まっていたのである
日本文学はこの向こうに進むことができないまま、今や衰亡しつつあったのである

『ふたつにしてひとつのもの』という小説を書いているとき、僕は漱石が何をしようとしていたのかに気づいた
(それ以前は、僕も多くの人々と同じように、夏目漱石に関して通り一遍の知識しか持っていなかったのである)
それ以来長年に渡って漱石の研究をしてきたのだが、

この『明暗』→『文学論』→「新しい文学」ここにすべての問題があること
ここにおいて日本文学の発展が止まっていること
いや 日本文学だけではなく、近現代の日本文化の発展そのものが、ここにおいて止まっていること(それは今でも続いているのである!)
逆にこの道を開通できたなら、巨大な発展の可能性が日本人の前に開けること

そのようなことがよく分かるようになった

『明暗』→『文学論』→「新しい文学」
この漱石が残した未完成部分を完成させること
ここを開通させることで日本人のために新たな発展の道を切り開くこと
それが「日本文学の革命」として僕がやろうとしていたことなのである

僕がこれをやり始めたときは、ちょうど政治改革だとか、阪神大震災やオウム事件だとか、経済危機だとか桑田佳祐たちの「反外国主義運動」(これに僕も身を投じたのである)だとか、いろいろな大事件が起こって、社会的激動が始まった頃だった(この激動は今でも続いている)
それが僕をさらに駆り立てた
なんとしてもやらなければならない!
日本を立て直そうとした幕末の志士のような、そんな情熱に燃えていたことは確かだ

漱石が『明暗』を残したまま死んだのが大正五年
その後芥川龍之介たちが漱石の事業を発展させようとしたが、十分にできないまま昭和を迎える
昭和に入ってから日本は急角度で破滅への道を転がり落ちていき、ついにあの戦争へと突き進んでしまった
漱石が切り開こうとした道は、この破滅に至った道に対して“もう一つの道”を開こうとするものだった
もし大正五年の時点でこの“もう一つの道”が切り開かれていたら…
日本はあのような破滅に落ち入っていなかったかもしれない

そう考えるとますます「やらなければ!」と思ってしまう
今の日本の状態は、明治末期から大正にかけての時代と、実によく似ているのである
ヘタをすればまた同じような破滅が(形態は異なるだろうが)日本を見舞うかもしれない
戦前の日本文学は失敗したが、今度は成功させたい

そのような思い、そのような情熱が、僕を突き動かして今まで頑張らせてきたのである
実に危険極まりない道だった
よくまあ ここまで無事だったものだ
(死地をくぐり抜けると人は強くなるというが、おかげで僕もかなり強くなってしまった)

さて
この『明暗』→『文学論』→「新しい文学」

これがいまや出来てしまったのである
すべてが完成し、きれいに開通したのである
『明暗』も『文学論』も完成できた(これをするには実に漱石文学のすべてを明らかにする必要があったのである!)
「新しい文学」も樹立できた
未完成のまま失われようとしていた漱石の道が、開けたのだ!

これで「日本文学の革命」としてやろうとしていたものは実現できた
と言ってもこれで終わりではなく、道が開けたなら今度はその向こうを開拓してゆくという仕事が生じるが
「新しい文学」を具体的に育てていって、日本文学の事業のいまだ成されていない「後半部」を成し遂げてゆくのである

これを成し遂げてゆくには、軽く僕の一生涯はかかるだろう
こうまで大きな可能性が目の前に開けたからには、今ここでやめてしまう訳にもいかないし、こうなったら死ぬまで進んでゆくしかないだろう

「行けるところまで行って、行き着いたところで斃れるのである」

これは漱石の言葉だが、僕もそういうふうにして生きてゆきたい

「新しい文学」 樹立できた

2006-08-15 15:19:50 | 日本文学の革命
13、14、15日とお盆休みだったので、ここぞとばかりに部屋にこもって文学の仕事をやっていた

もう「日本文学の革命」のほとんどは出来ている
あと残っているのは「新しい文学」を具体的なものにかることだけなのだが
この最後の壁を乗り越えるために全力をつくしていた

その甲斐あって、どうやら出来たようだ
「新しい文学」が具体的に樹立できたのだ!

たしかに「新しい文学」という苗木を大地に植えつけることに、成功できた
あとはこれを生涯かけて育てていけばいいだけだ

ここまで来たら、「日本文学の革命」はもうできたと言っていいんじゃないか

そろそろ実現宣言を出そうか

墓参り

2006-08-11 18:52:32 | 日本文学の革命
先日の日曜日 お盆には少し早いが、父と母の墓参りに行ってきた
兄といとこと三人で、暑い夏の日ざしの中浅草の寺まで行って、父と母と先祖の墓に花と線香をたむけてきた

母が死んでからもう一年
アッという間だった
まだ昨日のように鮮明に覚えている

お祈りの中で、「日本文学の革命」を成し遂げたことを両親に告げた
結局 期待を持たせただけで、生きている間に何もかなえてみせることができなかったが

それから兄といとこと三人で、温泉ランドに行ったり食事をしたりして過ごした

兄も税務署の仕事が忙しいそうだ
中野の税務署に転勤になったそうで、毎日いろいろな会社に出かけては取り立てをしているらしい
税の申告漏れはたちまち見抜いてしまう独特の嗅覚が兄にはあるそうで、「ここはおかしいんじゃないですか!」と厳しく詰問して、ビシビシ取り立ててくるので税務署に重宝がられている。公務員もこれからはリストラが始まるそうだが、なんとか生き残って欲しいものだ
嫁さんとの仲は相変わらず悪いらしい。この前なんか目ざしだけの夕食を食わされたと嘆いていた。かわいい男の子が二人もいるんだから、離婚などしないで、がんばっていってほしい

いとこもたいへんそうだ
おやじさんが吉原の近くで大きな靴の会社の経営をしていて、いとこもその関係の仕事をしているのだが
そのおやじさんの会社も中国からの輸出攻勢の前に青息吐息で、かなり苦しいらしい
おやじさんにすっかり頼っているいとこの仕事も、たいへん苦しそうだ

このいとこはたいへんなプレーボーイで、たくさんの女性と交際をしてきた
「女がいない時期などなかった(しかも一人とは限らない!)」と豪語してきたほどだ
母方の家系には、歌舞伎役者的なキリッとした美男子が多くて、いとこもその一人だ
しかもちょい悪の雰囲気を持っていて、母性本能をくすぐるような甘えっ子でもあり、おまけに社長の息子だ
女にもてないはずがなく、女たちの方からひっきりなしに付き合ってくれと言われてきたそうだ

結婚したあとも女癖が悪くて、仕事先で知り合ったある女性と同棲して、それがもとで離婚してしまった
(この女性に会ったことがあるが、かわいらしくてしっかりした女性だった)
しかしその女性からも愛想をつかされて、つい一年前に別れてしまった
これにはいとこも相当こたえたようだ
今は中学以来はじめての女のいない侘びしい生活を送っている
そこに今度はおやじさんの会社がヤバそうになってきた
ダブルパンチだし、借金もあるしで、相当苦しそうだ

二人とも苦しそうで、話を聞いてると心配になってくるのだが、しかし彼らから見るとかえって僕の方が心配に見えるらしい
メールを送って、ちょっと返事が来なかったりすると、「まさかアイツ自殺しちゃったんじゃないか」「部屋の中でひっそりくたばっているんじゃないか」と不安になるようなのだ

まあ たしかに、はたから見たら、心配がられても当然だろう
何の保証もない、何にも守られていない、危険極まりない冒険そのものの生活を送ってきたんだから
僕のような生活を送っていたら、普通の人だったらすぐに参って降参してしまうか、最悪の場合追いつめられたあげく自殺してしまうか、そうなってもおかしくない
漱石と日本文学の事業を受け継いでいくという使命感が、僕をここまでがんばらせてくれたのだろう

心配そうに僕を見ている二人に「もう大丈夫。峠は越えたから」と言って安心させた
今までは、大きな丸い石を転がしながら坂道を登ってゆくようなものだった
ちょっとでも気を抜けば、石はゴロゴロと転がり落ちてしまう
待ったなし、すべての力と気力を集中して、石を上に運んでゆくことしかできなかったのだ

しかし今や峠を越えることができた
もう石が転がり落ちることはない(それどころか、前へ、前進的に転がってゆくだろう)
ここまで来たら、だいぶ余裕が持てる
今までは身の安全なんか考えている暇がなかったのだが、これからは十分生活にも注意を払い、しっかり腰を落ち着けた形で進んでゆくことができるだろう

ともかく しっかりと生きていこう
人生というものは、たいへん貴重な贈り物なんだから、一日も無駄にしないで、毎日を精一杯生きてゆこう

「一日入魂」で生きていこう

「日本文学の革命」 ほぼ成し遂げた

2006-08-11 18:47:06 | 日本文学の革命
ここ数日 今までどれだけのことをやってきたのかを自問自答してきた

まず第一に、夏目漱石の文学事業をすべて押し開くことができた
漱石文学の全貌を明らかにできたのだ
さらには漱石が未完成のまま残した作品―『明暗』と『文学論』―これを完成することもできた
『明暗』はもうだいぶ前に完成しているし、『文学論』の方もつい最近完成できた
この二つの未完成作品―まさにここで日本文学の発展は止まっていたのである!― これを完成させることが長年の夢だったのだが、それをついに叶えることができた

それから、日本文学の復活もできたと言っていいだろう
日本文学の本質は、夏目漱石の文学にある(漱石の文学を長年研究してきて、そのことがつくづくと分かった)
この漱石の文学を復活し、ふたたび前へと前進させてゆくことができたのだから、それにつれて日本文学全体も復活することができたのだ

その他にもいろいろできたのだが、こう見てくると「日本文学の革命」と銘打ってやろうとしてきたものは、もうほとんどできたと言っていい
残っているのは「新しい文学」を具体的なものにすることだけであり、これももう八割がたはできている
あともう一押しで出来てしまう、という所だ

この最後に残った「新しい文学」の具体化
これを成し遂げた時点で、「日本文学の革命」は完成する
あともう一歩だ

しかし「日本文学の革命」が完成したと言っても、それで万事めでたし、お終いお終い、というわけではない

政治的な革命でも、古い体制をはねのけて政権を奪取した、それでお終い、ゲームオーバーかというと、そんなことは全然ないだろう
政権を奪取したなら、今度はそこから新しい社会・新しい世界を築いてゆくという、さらに困難な任務が生じるのだ

この場合も同じで、「日本文学の革命」を成功させ、日本文学を復活し、ふたたび前へと前進させてゆくことが可能になったなら、今度は実際に前へ進めてゆくという仕事が生じるのである
実際に前へ進んで行って、新しい文学世界を切り拓いてゆかなければならない
いまだ手をつけられていない日本文学の「後半部」を、開拓してゆかなければならないのである

僕の人生でここまで来れるとは思わなかった
夏目漱石の文学を蘇らせることができたら、僕の人生としては上々、あとは誰か有能な人にまかせる、というつもりでいたのだが
まだまだ前へ進めるし、こうなったら行けるところまで行くつもりだ

ともかく 「日本文学の革命」はほぼ成し遂げた

これからも苦しいが、がんばって進んでゆこう

ついに「新しい文学」が開けた!

2006-08-07 17:55:01 | 日本文学の革命
最後の山となる「新しい文学」を開くために全力をつくしてきたが
ようやく目途がついてきた

決定的な手がかりがつかめたのである

あとはこれで「新しい文学」を具体的に形成してゆけばいいだけである

この最後の仕事がうまくいけば、「日本文学の革命」は決定的に実現できる
新しい文学世界を切り開いてゆくことができるようになる

神さま仏さま漱石さま
どうか力をかしてください