「日本文学の革命」の日々

「日本文学の革命」というホームページを出してます。「日本文学の革命」で検索すれば出てきますので、見てください

あと残すは“一問”のみ

2007-03-18 18:38:45 | 日本文学の革命
毎日順調に書いている
書くべき内容が次から次へと浮かんできて筆が追いつかないほどだ
毎日が新しい発見の繰り返しであり、今まで分からなかったことがどんどん分かるようになっている
今は毎日毎日が珠玉のように大切な日々だ。一日たりとも無駄にしたくない

ところで「新しい文学」はあと“もう一問”解決できたら実現できるだろう
その“一問”を書いてみるなら下のようになる

「韻律の秘密+魂の問題=新しい文学」

こんな感じのものだ

「韻律の秘密」とは新しい文学の様式的な面のことである
明治以降の日本文学は散文ばかりが発達してきて、韻文に関してはほとんど未発達なままだった。ここを開拓しようとしているのである
和歌の韻律が分かったのに引き続いて、つぎつぎと様々な韻律文学の秘密が明らかになってきている

和歌や俳句などの伝統詩はもちろん、もう一つの伝統的韻律文学である「平家物語」などもよく分かってきた。「今昔物語」から「平家物語」「太平記」「南総里見八犬伝」に至るこの韻律の流れも、実に面白く分析できそうである

シェイクスピアの韻律の秘密もよく分かるようになった。今日たっぷり分析したところだ
民謡や童話という民族精神の表れを基盤としたゲーテの韻律も、狂人や神経病者の言葉の中に詩的韻律を発見したドストエフスキーの韻律も、十分明らかにすることができるだろう
(なぜこの三人を強調するのかというと、この三人が西洋の「自由韻律」の流れをなしているからだ。和歌のような規則に縛られた形式的韻律を超えるものをこの「自由韻律」に期待しているのである)

その他にも仏教の陀羅尼やコーランや現代のニューミュージックや、人々の発声の様式、はては動物の鳴き声まで、韻律に関することならなんでもかんでも考察している
いずれも順調だ

「魂の問題」とは何かというと、「自然随順から則天去私へ」という問題のことである
明治以前の日本人の魂―自然随順(それは島国時代のものでありまた京都的なものである)が、明治以降の時代に合わなくなり、自己を変革せざるを得なくなり、そこに現れてきたのがこの問題なのである
日本文学が何をやってきたのか、その事業の本質は何かというと、まさにこの問題なのである。この問題を解決することこそが日本文学の本質なのである

この日本文学の事業は、まだ実現していない。中途半端な状態である
おおげさに聞こえるかもしれないが、現代日本人の魂の苦しみ、その困窮は、ここに起因しているものだと思っている
だからこそ、なんとしても解決したいとがんばっているのである


自然随順と則天去私
この二つの魂はそれぞれどういうものなのか
この二つはどのような関係にあるのか
どのような歴史を持ちどのような文化を生み出してきたのか
それぞれはどのような言語構造を成しているのか
「自然随順から則天去私へ」 これを実現するためにはどうしたらいいのか

そのようなことを日々書いているのだが、こちらの方ももうほとんどできている
長年に渡って『漱石』を書くことで、ズーッとこの問題を考え続けてきたのである
おかげで大半が解決済みなのだ

韻律や韻文とは何かというと、それは魂が発現したものなのである
もしこの「魂の問題」を解決して一つの魂を実現できたなら、そこに一つの韻律が発生するはずである
そのときが「新しい文学」が実現するときなのだ

最後に残ったこの“一問”
これを解決するために全力をつくしてゆこう

毎日ノートに一枚以上書いている

2007-03-11 17:56:39 | 日本文学の革命
新しい文学」はもう設計図もできてるし、土台もできてるし、建築資材もそろっている
そこで具体的に建設してゆこうとして、毎日ノートに一枚以上のペースで「新しい文学」について書いている

調子がよければ二枚でも三枚でも書く
調子が悪くても最低一枚は書いている

書けば書くほどいろいろなものが出てきて、実におもしろい
自分では予想もしていなかったような、自分以上のものが出てくるのである
これはイケるという証拠だ

今日は休みだったので、朝8時から今まで、ずっと書いていた
三枚以上書けた
和歌の韻律の秘密を探っていたのだが、次から次へと明らかになっていった
「なるほど…。そういうことか。実によくできてる」と大いに感心しながら書いた

まだ本格的に書き始めてからたいして経ってないのに和歌や俳句や能の韻律が分かったなら、シェークスピアやゲーテやドストエフスキーの韻律もどんどん分かってしまうだろう
これは幸先がいい

もう「新しい文学」に向かって、押せ押せ状態である

「新しい文学」に順調に近づいている

2007-03-04 19:02:56 | 日本文学の革命
今日も今日とて「新しい文学」の建設に没頭していた

少し前みたいに霧の中で勘だけをたよりに進んでゆくのとは違い、今でははっきりとした一本道が目の前にあり、それを進んでゆけば一歩一歩と着実に「新しい文学」に近づいているのが分かる

まだ目標には到達していないが、この道を粘り強く歩んでゆけば確実に「新しい文学」に至れるだろう

この「新しい文学」さえ実現したら、夢見ていたことがすべて実現する
夏目漱石の事業を完成し継承してゆくことができる
日本文学を復活してふたたび前へと前進させてゆくことができる
反外国主義運動を成就することもできる
日本の未来的な力―日本の“文化力”を切り開いてゆくこともできる

社会的に成功することもできるだろう
まあ 別に金や名誉が欲しいわけではないが、文学をやってゆくための“時間”と死なない程度の生活基盤が欲しいのである
これがないと物理的に文学をしてゆくことができなくなる

僕は会社員としては無能な人間である
電話番すらまともにできないほど役に立たない人間なのである
だから会社員として食ってゆこうとしても、たちまちすさまじいリストラにあって、いじめ殺されるのが関の山だ
なんとかついていっても、朝から晩まで仕事漬けの毎日で文学が一切できなくなると、僕の心と魂がダメになってしまい、そのうちノイローゼになって自滅してしまうだろう
やはり筆で食ってゆくしかない

毎日毎日 一生懸命がんばってゆこう