「日本文学の革命」の日々

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祝! サザン復活

2013-06-26 16:28:21 | 日本文学の革命
昨日の朝 たまたま『目覚ましテレビ』を見たところ、サザンが再結成されるというニュースを目にした
渋谷の街頭で号外が配られ、多くの人々が集まっている光景が映し出された
昨日が結成35年ということは知っていたが、最近の桑田佳祐の凋落ぶりを思うと、何もないまま過ぎてゆくのだろうと思っていた
それがまさかの再結成
しかもこんな鮮やかなサプライズの形をとって
さすが桑田佳祐
まだまだ負けてないなと感服した

桑田佳祐を最近凋落させていたものは、実はAKBなどのあのおバカな馬鹿騒ぎである
最近の音楽ランキングなどを眺めると、この種の女の子グループで占められているのが分かる
なぜ突然こんなブームが沸き起こったのか?
実はこれも本質的には桑田佳祐つぶしなのである

桑田佳祐が94年に「反外国主義運動」を強力に押し進めたとき、「そうはさせじ!」と日本の古い体制派が桑田佳祐をつぶそうと四方八方から攻撃をかけてきた
しかしことごとく桑田佳祐にはじき飛ばされて、返り討ちに会ってしまったのである
純粋な音楽では、とてもじゃないが桑田佳祐に歯がたたない
ではどうすればいいか
そこで起こったのが、いわば「俗物路線」である

歌の価値などはどうでもいい、ただオタク好みの女の子にあほ踊りをさせているだけ、しかも一人一人には魅力がないから大勢を並ばせて誤魔化して
そうして世のあほ男たちを喜ばせて、CDを何枚も買わせて、ひたすら売り上げアップ、ランキングアップだけを狙う
音楽自体の価値などどこへやら、ひたすら俗物たちの俗情に訴えることにより勢力を伸ばして、音楽シーン全体をこの種のバカバカしいもので溢れ返させてしまおうとするのである

結果は大成功
音楽シーンは今やこの種のおバカキャラで溢れ返るようになり、桑田佳祐たちのような「深い」「深刻な」音楽は締め出されてしまった
もちろんこのままでは音楽業界には未来はないが、桑田佳祐のような危険人物を生み出した音楽業界などこのまま「おバカ」なものとして葬り去った方が、日本の古い体制にとっては都合がいいのである

桑田佳祐たちもすっかり行き詰っていたところに、この「おバカ文化」「俗物路線」の大洪水を受け、すっかり埋没された観があった
いよいよお終いかなと思っていたところ、この見事なまでの意表を突いた復活劇!
まだ負けていない
ファイティング・ポーズをとり続けている
さすがは桑田佳祐だ

僕も負けずにがんばろう

ゴールまで ほんのわずかなんだから