「日本文学の革命」の日々

「日本文学の革命」というホームページを出してます。「日本文学の革命」で検索すれば出てきますので、見てください

やらなければならない仕事

2009-07-22 04:58:24 | 日本文学の革命
あなたは僕のことを「破れた夢にいつまでもしがみついてる人間」と思っているようですが、僕がやっていることは「夢」とはちょっと違うんですよ(笑
極めて現実的な「やらなければならない仕事」をしているつもりなんです

たとえば建設工事をしている人間が「この川に橋をかければ交通の便が非常によくなる」「この土手に堤防工事を施せば洪水を防ぐことができる」と実際に建設工事をしているようなものなのです

こういう行為を「夢」とは呼ばないですよね
僕もこういう工事をしているつもりなんです
しかも今突貫工事の真っ最中なのです

ただ実際の建設工事では、実際にその現場を見せればやっていることが一目瞭然なのですが、僕がやっていることは目に見えない文化的なものなので、そらこれだと具体的に示せないのが残念ですが

僕がこの仕事から離れられない最大の理由は、僕がやめたら、もう誰もこれをやる人間がいなくなるからです

実際 誰一人これをやっている人間はいません
夏目漱石の文学事業を継承し、その未完成部分を完成し、その向こうに日本文学の新たな発展の道を切り拓く、などということをしている者など、僕以外にいませんし、今の日本文学の衰退状態から見て、おそらくもう二度と現れないでしょう

つまり今ここで僕がやめたら、この可能性もその時点で消滅してしまうのです
そうなったらもう、向こう岸とこちら岸がつながることはないかも知れませんし、またいつ洪水が氾濫して大きな災害をもたらすかも分からない

つまり責任感です
これが実現しなかったらどうなるか、よく分かっているので、やめるにやめられないのです

あなたは僕が夢を見ていると思っているかもしれない
しかし僕はのんきに夢を見ているような、そんな甘い暮らしをしているわけではないのですよ
もしあなたが僕の生活状態に身を置いたのなら、おそらく一年もしないうちにノイローゼになってしまうでしょう

ともかく どうしても「やらなければならない仕事」
それをしているだけなのです

奇跡のドア

2009-07-14 06:52:44 | 日本文学の革命
やはりみなかみさんですか
ほんとうに久しぶりですね

お子さんはもうだいぶ大きくなりましたか
IT業界に戻ってまた働いているのですか

とにかくなつかしいです
投稿ありがとう

僕は相変わらずですね
文学などをやったおかげでいまだに結婚もできないままですよ(笑泣
どこかの会社に就職してまともに働いていたら、とっくの昔に結婚もできたんですけどね
べつに変な男でもないし(実際に会ってみたら結構好男子だったでしょう?笑 )

この10年間 ただひたすら一つのことをやってきました
それは“奇跡のドア”を押し開けることです
このことに全人生を賭けていたといっていい

僕が以前「反外国主義運動」なるものをやっていたことは知っているでしょう
(今やっている日本文学の革命はその続きです)
これは桑田佳祐らミュージシャンたちが94年に起こした運動で、ミスチルや奥田民夫や石井竜也や中島みゆきたちが活躍し、90年代から今に至るまでの最も重要な文化運動となったものです
ミュージシャンたちだけでなく、宮崎駿や高橋留美子なども全く同じことをしてましたし、テレビ界では木村拓也らスマップが参加し、非常に幅広い人間たちが同時に行っていた大きな運動でした
僕もこれを日本文学の立場からやっていたのです
(僕以外に文学界でこれをやった人間は、結局一人もいませんでした。90年代から今に至るまで、日本の文学界は実際のところ何一つしてこず、ただ衰退しただけでした)

この運動は、これだけ有名になって、しばしばマスコミを独占していたのだから、もう出来たもの、成し遂げられたものと思うかも知れませんが、実は決定的なところがまだ出来ていないのです
それは桑田佳祐が『明日晴れるかな』で“奇跡のドア”とよんだもの、それを押し開けること、これがまだ出来ていないのです

開けることが出来たらそれこそ奇跡のような、それほど開けることが難しい“奇跡のドア”を押し開けること
絶望的な曇り空(桑田佳祐が『東京』で歌い上げたような)を払いのけ、晴れやかな空を未来のために取り戻すこと
一千年の伝統を持つ巨大な日本の体制(ただし“古い日本の”)「外国主義」を真に克服すること

それがまだ出来ていないのです

これが出来なければ、どんなに社会的に有名になろうが、どんなにマスコミに騒がれようが、すべては虚しく消えてしまうのです
この運動は結局無駄に終わることになり、やがて適当な時期が来たら外国主義がふたたび復活して、そしてわれわれ日本人はまたもや「曇り空」に覆われて生きることになるでしょう

現に今「反外国主義運動」は非常に行き詰っています
“奇跡のドア”を開けることができないので、絶望的に停滞し続け、立ち往生しかねない状態にあるのです
桑田佳祐たちミュージシャンはどうしていいか分からずに、ひたすら模索し、煩悶しています
木村拓也などは、とっくの昔に敵前逃亡してしまいました(あの臆病者め!松たか子と結婚していれば、もっといい人生を送れたのに)
宮崎駿も『ポニョ』より先へは進めないようです
(ただ期待をもてるのは彼の次回作です。NHKのインタビュー番組で宮崎駿が、構想中の次回作を述べていたんですが、それは実に興味深いものでした。なんと「芥川龍之介」を主人公にしたアニメを構想しているのです!なんでも関東大震災前の東京を舞台にしたもので、そこで芥川が「何か」を探して探偵をするという物語で、夏目漱石も出てくるそうです。さすがに宮崎駿、ここに答えがあるということに気づいたのかもしれません)

この“奇跡のドア”をどうすれば開くことができるか
その答えは日本文学に、とりわけ夏目漱石の文学の中にあるのです

この10年間 ひたすらやってきたのはこれでした
つまり夏目漱石の文学の中に分け入り、それを現代に蘇らせ、その未完成部分を完成し、そしてそれによってこの“奇跡のドア”を押し開けること
これをやってきたのです

あともう少しで出来ます
もうほとんどできていると言っていい
最後の大詰めなのです

桑田佳祐が『明日晴れるかな』で「明日晴れるかな」というフレーズを子供たちに歌わせています
未来である子供たちに晴れやかな明日を用意してやりたい、という思いからでしょう
女性から相手にされず父親にもなれない僕ですが、思いは同じです
これ以上「曇り空」の苦しみを未来に続けさせたくはない
今ここで晴れやかな大空を開いてやりたい
願いはそれだけです

これからも相変わらずがんばってゆきますよ(笑

いよいよ決着か

2009-07-01 03:05:34 | 日本文学の革命
といっても文学の話ではなくて、政治の話である
(文学の方はまだ少し時間がかかる。もう本質的な部分はすべて出来ているのだが…)
93年以来続いてきた政治的激動・変動が、いよいよ決着するようだ

自民党は、東国原にもコケにされて、もうガタガタだし
鳩山民主党は世論の力強い支持を受けてまさに政権奪取の勢いだし
次の総選挙で自民党下野、民主党との二大政党制実現、という形で長かった政治的変動にピリオドが打たれそうだ

あまり政治的なことはここに書いてこなかったが、実は政治には興味深々で、常にその動向を熱心に見守ってきた
今 自民党と民主党との二大政党制という形で次の時代の日本の政治が築かれようとしていて、それは大いに望ましいことなのだが、一歩間違えていたら悪夢のような政治体制が日本に築かれていたかもしれないのである

それは何かというと“田中派による国会独占”である
自民党と新進党(今はもうつぶれてしまった)による見かけだけの二大政党制で、実質的にはどちらも田中派、田中派による国会の実質的な占拠という一種の反動的な独裁政権が日本に築かれようとしていたのである(しかも背後には、あの独裁国家・中国がいる)
もしこれが実現していたら、戦前の二・二六事件に匹敵するほどの、悪夢の事態になっていただろう

このことはあとでもっと詳しく書こうと思っている
「反外国主義運動」とも非常に深い関係があるので、その思い出とともに書いてみたいと思う
かなり長いものになりそうだが、最近ようやく余裕が出てきたし

自民党も、いつまでもいつまでも政権を持っていないで(未来永劫持ち続けたいのか!)、いい加減 大政奉還しろ!