「日本文学の革命」の日々

「日本文学の革命」というホームページを出してます。「日本文学の革命」で検索すれば出てきますので、見てください

勝利の進撃 開始 !

2017-02-22 15:47:34 | 日本文学の革命
ここ二か月ちょっとの間、何も書けない状態が続いてしまった。この以前はあれほどバンバン書けたのに、パタリと書けなくなってしまったのだから不思議なものだ。
ひとつには生活的に追い詰められていたこともあるだろう。社会保険料の厳しい取り立てや首切りによって貯金も底を突き、一時は家賃も払えないほど苦しい状態に追い込まれ、まずは生活を守ることに必死だったのだ。愛する人と別れ、孤独の中で意気消沈していたことも大きな理由だろう。自分でもどうしようもないくらい書けなくなってしまい、膠着状態が続いたのである。

しかしこの間も必死で前へ進もうと努力していた。具体的には『「こころ」と太平洋戦争』の中核部分を成し遂げていたのである。
西郷の国家構想とはどのようなものだったのか、明治初頭に繰り広げられた西郷派と文明開化派との闘争はどのようなものだったのか、文明開化の本質は何かまたその限界は何か、西郷派はどのように復活し戦前の軍国主義を築いたのか、そしてその限界は何だったのか。
このようなことをノートに書き、考察していたのである。ことが「戦前の破滅」の原因に関わるだけに、難航した。

しかしようやくすべての疑問を解決することができた。作品として十分書いてゆける所まで持ってくることができた。あとは書くだけだ !

『電子同人雑誌の可能性』はラストの部分を書くだけだし、「新しい文学」も実現軌道に乗っている。最大の難物『「こころ」と太平洋戦争』もその中核部分をクリアした。あとはひたすら書いて書いて書きまくっていけばいいだけだ。

この三つを成し遂げてゆくことによって日本文学を復活させることができる。そして“奇跡のドア”を開き、日本の前に大きな可能性を開くことができる。
開きたいのは「文化的発展の道」である。戦前の軍事的発展の道(見事に失敗した。今日これを復活しようという動きがあるが、時代錯誤も甚だしい)、戦後の経済的発展の道(バブルを頂点としてこれも現在衰退状態にある。少なくともかつてのような経済発展は望めなくなっている)、それに代わる第三の道である。

この「文化的発展の道」は日本文学の中に埋蔵されているのである。それを発掘し、ふたたび前へ送り出してやるのが、僕のやりたい仕事である。

いろいろ苦しいことがあるが、がんばってゆこう。
あとは毎日毎日すべての力をここに投入して、書いてゆくのみ。
“奇跡のドア”は必ず開いてみせる。
勝利の進撃の開始だ !