毎日毎日いろいろなことに追われて落ち込むこともしばしばだが、『電子同人雑誌の可能性』は明るく楽しく書いている。これは明るい希望や大きな可能性を描こうとするものなので、まず自分自身が明るく楽しく希望に満ちていなければ始まらないからだ。これからもユーモアやジョークを満載して書いてゆこう。
同時にこれを書き終わったあとただちに始める予定の『「こころ」と太平洋戦争』の準備も行っている。これを書く上で最も重要なのは「日本の歴史」である。太平洋戦争の根本原因も、つまるところ「日本の歴史」に発しているからである。
よく日本の歴史なんかに興味がない、歴史など自分とは全然関係ないと思っている若者がいるが、そんな若者に対しては「歴史をなめちゃダメだぞ。これまで2千年の間日本の歴史でおこったこと、そのすべてが君の中にも流れ込んでるんだぞ」と言ったりするが、これは僕の基本的な信念である。
実際にわれわれ一人一人の中には今も日本の歴史が息づいているのである。気づいていないだけだと言ってもいい。たしかにそれはわれわれを制約する重みではあるが、同時に今現在のそして未来へ向けての“無限の宝物”でもあるのだ。
『「こころ」と太平洋戦争』に必要なのは「日本の歴史」である、ということで今中公文庫の『日本の歴史』を読み返している。これは1960年代から70年代に出版されたもので、50年も前に書かれた古いものだが、今読んでも実に面白いし斬新な感じすらする。戦争中の皇国史観から解放された当時の新進気鋭の歴史学者たちが、思いっきり新しい目で日本の歴史をとらえ直したいという溌剌とした情熱で書いたからだろう、今でも新鮮であり、名著であると言っていい。
これを読みながら日本の歴史の実相に思いを馳せ、そしてそのすべてを『「こころ」と太平洋戦争』に“注ぎ込み”たい。これをすればするほど『「こころ」と太平洋戦争』として書いてゆくものが厚みを増すからである。
今から書きたくて書きたくて腕がムズムズ(ウズウズ?)している。
同時にこれを書き終わったあとただちに始める予定の『「こころ」と太平洋戦争』の準備も行っている。これを書く上で最も重要なのは「日本の歴史」である。太平洋戦争の根本原因も、つまるところ「日本の歴史」に発しているからである。
よく日本の歴史なんかに興味がない、歴史など自分とは全然関係ないと思っている若者がいるが、そんな若者に対しては「歴史をなめちゃダメだぞ。これまで2千年の間日本の歴史でおこったこと、そのすべてが君の中にも流れ込んでるんだぞ」と言ったりするが、これは僕の基本的な信念である。
実際にわれわれ一人一人の中には今も日本の歴史が息づいているのである。気づいていないだけだと言ってもいい。たしかにそれはわれわれを制約する重みではあるが、同時に今現在のそして未来へ向けての“無限の宝物”でもあるのだ。
『「こころ」と太平洋戦争』に必要なのは「日本の歴史」である、ということで今中公文庫の『日本の歴史』を読み返している。これは1960年代から70年代に出版されたもので、50年も前に書かれた古いものだが、今読んでも実に面白いし斬新な感じすらする。戦争中の皇国史観から解放された当時の新進気鋭の歴史学者たちが、思いっきり新しい目で日本の歴史をとらえ直したいという溌剌とした情熱で書いたからだろう、今でも新鮮であり、名著であると言っていい。
これを読みながら日本の歴史の実相に思いを馳せ、そしてそのすべてを『「こころ」と太平洋戦争』に“注ぎ込み”たい。これをすればするほど『「こころ」と太平洋戦争』として書いてゆくものが厚みを増すからである。
今から書きたくて書きたくて腕がムズムズ(ウズウズ?)している。