「日本文学の革命」の日々

「日本文学の革命」というホームページを出してます。「日本文学の革命」で検索すれば出てきますので、見てください

不況は倹約で乗り切ろう!

2009-02-11 17:12:35 | 日本文学の革命
世の中は今 大不況の真っ最中である

どこもかしこも深刻な不景気に覆われているが、僕の働いている所も例外ではなく、注文が大幅に激減してしまった
そのため仕事が少なくなり、定時まで働くことができず、毎日のように三時とか四時にあがるようになった
この前などは午前中でその日の仕事が終わり、という日もあった
おかげで給料が激減してしまった
今月の給料なんか10万ちょっとしかいかないだろう

これには僕も頭をかかえた
10万ちょっとで暮らしてゆけるだろうか…

今までのワーストは13万円だったが、それよりも3万近くも低いのである
日曜休日に日雇いバイトでもしようかと考えたが、今でも僕は週六日働いていて、さらに一日となると週七日、まったく休みなしで働かなければならない
しかも僕は夜もびっしりと働いている
言うまでもなく文学の仕事なのだが、本来こっちがメインの仕事で、そうなると朝から晩まで週七日、働きづめに働くことになる
さすがに体力的に自信がない
体をこわしてしまいそうだ(しかも体をこわしても病院にゆくこともできない)

ではどうしたらいいか…

まずどうしても必要な費用は、家賃やネット代を合わせて6万円
ついで電気やガス・携帯などの電話代、それと米やシャンプーやトイレットペーパーなどどうしても生活に必要なもの、合わせて2万円
合計8万はどうしても消えてしまう

残りは2万数千円
これで生活できるかどうかだが、まずどうしてもはずせないのが、昼食用の食券だ
昼食は会社で取り寄せている弁当を食べているのだが、これを僕は「理想の食事」と呼んで大いに重宝している
和食中心の実にヘルシーでおいしい食事で(コンビ二弁当なんかより格段にいい)、しかも毎日日替わりで、普段はめったに食べられないようなひじきとか大根とかホウレン草とかを食べさせてくれて、これのおかげで健康を保っていられるようなものだ(ちなみに僕は料理はまったくできない)
20回分7800円するが、これははずせない

となると残りは1万5千円ほど
つまり一月三十日として一日500円ですべてをまかなうことになる

朝食は今まではパン一つと野菜ジュースですましていて、2百数十円ほどかかっていたのだが、これは全廃できる
朝は卵かけごはんにすれば、卵なんて一カップ買えば10回分になるから、一食20円程度、ほとんど考慮しないですむ金額だ

問題は夕食
僕は酒を飲んでしまうのである
夕食時の一、二時間ほど、ビールやワインを飲みながら、ニュースやドキュメンタリーを見たり、録画していたいろいろな番組を見たり(特に歴史ものが好きで、最近では「東大安田講堂落城」が面白かった)、ときにはバラエテイーを見て大笑いしたり、ネットで昔のアニメや韓国ドラマを見たり、するのが好きなのである
僕は別にどこにも出かけないし、パチンコに行くでもないし、これが唯一の娯楽みたいなものなのだ

その酒代が結構かかる
ビールでも発泡酒を二本買ったら400円になってしまう
ワインでも一番安いものでやはり400円(ただこの安売りワインは体に悪い。このせいで僕は胃腸をかなり悪くしてしまった)、ちょっと高めになると(実においしいが♪)600円にもなる
しかも酒に欠かせないのがおつまみだ
一番安いひねり揚げでも100円、ちょっと贅沢してアーモンドや唐揚げなんかにすると軽く数百円が消えてしまう
つまり夕食のおかず代を別にしても、酒のためにこれだけかかってしまうのである
とても500円ではおさまらない

これはもう断然酒をやめる以外ない

とはいうものの、酒を飲む人なら分かるように、酒をやめるということは難しいことなのだ!!
アル中症状とまではいかないものの、とにかく酒が欲しくなる
やたら喉がかわく、なんとか飲む口実が欲しくて、必死になる

これを防ぐいい方法はないかと思案して、酒の代用品としてりんごジュースを試してみた
しかも1リットルのものである
これだけたっぷり飲めば、もうお腹いっぱい、酒を入れる余地はなくなるだろう
それになんと言っても安い。1リットルでも150円ですむ
しかも体にすごくいいし、力石徹の例でも分かるようにこれだけでも食事の代わりになる。それほど腹持ちがいい

で さっそく一週間ほど前からやってみたが、これがうまくいった!
酒をやめることに成功できたのだ
もう一週間も酒を口にしてないが、こんなことは今までなかったことである
しかもこのりんごジュースをチビチビやれば、以前と変わらずテレビやネットを楽しむこともできる(もちろんおつまみもいらない)
りんごジュースさまさまである

このりんごジュースと夕食を納豆にすれば、一日200円でも暮らしてゆける
たしかにギリギリだが、やってやれないことはない
残り300円を貯金しておけば、たとえば蛍光灯がつかなくなったとか、自転車がパンクしたとか、のときの用意もできる
一日500円でも、なんとか暮らしてゆけるわけだ

アメリカのせいでたいへんな不景気になってしまったが(しかし数年後の未来はかえって明るいかもしれない。そんな予感がする)、なんとか倹約で乗り切ってゆこう

たしかに僕の生活は苦しいが、精神の方は全然苦しくないのである
逆に明るく溌剌として、希望に満ち、生き生きとしている
それはなにより文学が絶好調だからだろう
もう数ヶ月で「新しい文学」を生み出すことができるし、「日本文学の革命」も同じく出来てしまう
もうすぐなのだ

今は毎日毎日が宝石のように貴重な日々だ
けっして無駄にすることなく、毎日がんばってゆこう