「日本文学の革命」の日々

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美しい彼女

2022-05-29 14:22:53 | 日本文学の革命
昨日は『美しい彼女』という韓国ドラマのDVDを見ていた。久々に見たのだが何回見てもいいドラマだ

韓国ドラマは大好きでよく見ているのだが、DVDとして持っているのはこの『美しい彼女』と『冬のソナタ』だけである。本当は『秋の童話』や『夏の香り』などの「四季シリーズ」は全部集めたいのだが(ただ『春のワルツ』だけはドコモテレビで今でも流しているので時々楽しんで見ている)、DVDとして買うとちょっとあまりに高価になるので僕の資力ではキツイものがあるのだ。韓国ドラマ版の『ドラゴン桜』やイ・ビョンホン主演の心温まる名作ドラマ『遠い道』などいろいろ集めたいものがあるのだが、諦めざるを得ない。『冬のソナタ』はたまたま大安売りで売っているのを見つけたので買ったものである

韓国ドラマを見たのはNHKで放送されたこの『冬のソナタ』が初めてである。当時は韓国ドラマなど見たことがなかったので半分バカにしながら見ていたのを覚えている。「へえ〜。韓国のドラマ‥。韓国でもドラマなんか作るの。韓国の学園もののドラマかあ。主人公の女の子がいて‥。ふんふん。男の転校生が現れて‥。ふんふん。恋が始まる訳だな。韓国の学園恋愛ドラマかあ」と見ていたのだが、第三話で相手役の転校生が突然交通事故で死んでしまい、ドラマも急に10年後になってしまい、「ええ〜!!日本のドラマじゃあり得ない展開だよ!」とびっくりしてしまった。それからは夢中になって『冬のソナタ』を見続け、最終回では感動、拍手喝采をしてしまった。それからはもう様々な韓国ドラマにハマって見るようになったのだ

『美しい彼女』もこの時見た韓国ドラマの一つである。これは『冬のソナタ』の次にNHKで放送された『美しき日々』(これも名作ドラマである!)と同じ監督が作ったドラマで、それよりも前に作られた韓国ドラマとしては初期に属する作品である。当時は韓国ドラマの大ブームが起きていて、今は亡き母もハマっていた一人で、その母からネットで買ってくれるよう頼まれ、コンピュータが扱える僕が買ったものである

母に手渡す前に僕も見たのだが、実に面白くてすっかりこのドラマに魅了されてしまった。イ・ビョンホン演じるボクサーが主人公のドラマなのだが、もう面白くて面白くて夢中になって見てしまった。相手役のシム・ウナという韓国女優も実に見事な演技をするし、実に美しい。もう僕もまた恋に落ちてしまうほどの素晴らしい女性で、「美しい彼女」とはまさに彼女のためにある言葉だと思えるほどだった。父を前年に亡くしてその頃一人で暮らしていた母にこのDVDを持っていったのだが、母もこのドラマが大好きでこのドラマを話題にして楽しく盛り上がったのを覚えている。それからしばらくして母も倒れて亡くなったので、これが最後の母との思い出となってしまった

母に持ってゆく前に僕もこのDVDが欲しくなってもう一つ購入したのである。それが今も持っている『美しい彼女』のDVDなのだ。今回久しぶりに見てもやはり実に素晴らしい。本当にいいドラマである。日本のドラマなどは一回見ればもうたくさん、ていうか一回も見たくないというものばかりだが、韓国ドラマのような本当にいいドラマは何回見てもやはりいいものだ

この『美しい彼女』が制作されたのは1998年頃である。ちょうどその頃日本では木村拓哉の『眠れる森』というドラマが放送されていた。この頃は日本でもキムタク主演のドラマが中心となって、いいドラマが盛んに作られていた。とりわけこの『眠れる森』は次から次へと謎めいたサスペンスが展開される実に面白いドラマで、日本のこれまでのドラマの中で最高傑作になるのではないかと予感させるほどのものだった。しかし最終回が実につまらないものに終わり、大失敗してしまったのである。その頃は木村拓哉を応援していた僕はあまりのひどい最終回に怒りさえ覚えて、最終回を全く新しく書き変えた脚本を自分で書いて『眠れる森・完全版』と題してフジテレビの担当プロデューサーに送りつけてやった程だ

実にこの頃が日本のドラマと韓国のドラマを分つ分水嶺となったのである。日本のドラマはこの『眠れる森』の大失敗の後どんどんクオリティーを低下していって、今の悲惨なほどの低水準となってしまったが、同時期に作られた『美しい彼女』は見事なほどの素晴らしいドラマとなり、その後続々と作られる韓国の名作ドラマの始まりを告げるものとなったのである

日本人もアニメだと世界最高の作品を作れるのだから(ディズニーやピクサーのアニメはテクノロジーや経済センスはあるが「魂の抜け殻」のような作品ばかりである)いつか韓国ドラマのような名作ドラマを作って欲しいものである


近日再開ーこうなったら「成功」してやろう!

2022-05-21 13:42:17 | 日本文学の革命
ウクライナ戦争もあって結構長い間書いてこなかったが、近日中に書くことを再開しよう。『電子同人雑誌の可能性』を再開し、『こころと太平洋戦争』に突入し、
この二つの大著をどんどん書いて完成させてゆきたい!

だいたい週に3投稿ペースで執筆してゆきたい。さすがに毎日は無理である。しかし速筆で知られた漱石も(毎年一冊のペースで長編小説を書いていたのである!『坊ちゃん』などは夏休みの二週間で完成させた)一年平均でならしてみるとそのぐらいのペースでしか書いていない。なんとか実現可能なペースだろう

「新しい文学」の方も出来そうである。漱石の『文学論』とシュペングラーの『西洋の没落』そして『仏教』の融合は順調に進展しているし、この三統一からいつ「新しい文学」が生まれてもおかしくない。なにしろあの漱石がこの向こうに一つの「文学」をー「則天去私の文学」を見い出そうとしていたのだから、必ずやここにそれが眠っている筈だ

「電子同人雑誌の発行」も実現してゆきたい。実はこれが一番苦手である。もともと内向的で引っ込み思案な性格な上に(多少「対人恐怖症」も入っている)、今までチームリーダー的な仕事をしたことがなく、人々を率いたり指揮したりしたこともなく、そんなことをするのは真っ平御免と思っているほどだ。しかし「電子同人雑誌」は十分実現できるものだし、これが実現したら日本社会や世界をいい方向に変えることもできるし、誰かが実現しなければならない。やれる人間といえば僕しかいないだろう。嫌でも苦手でも僕がやらなければこの可能性は失われてしまうのである。やはりここでも頑張らなければならない!

とにかくこの三つを実現してゆこう。この三つが十分「成功」するまでひたすら頑張ってゆこう

今「成功」という言葉を使ったが、こうなったら「成功」するまで突き進んでゆく覚悟である

もともと僕は「成功」という言葉に燃えるタイプの人間ではない。人の上に立ちたいという権力欲も持っていないし、大金が欲しいという金銭欲も持っていない。人々からチヤホヤされたいという名声欲もまるでない。「晴耕雨読」普通に働いてつつましく暮らして、好きな本を読んだりモノを書いたり、女の子相手にジョークを飛ばして笑わしたりして、楽しんで生活できればそれで満足というタイプの人間なのである

しかし今の境遇のままではいづれ近いうちに「野垂れ死」することは目に見えている。さすがにこのまま無益に「野垂れ死」するのもバカバカしいし嫌なことである。だいいち何の成果もあげられないまま虚しく死んだら「奇跡のドア」の突破も「日本文学の復活」も出来ないままに終わってしまう。やはりこうなったらもう「成功」するしかないだろう。「成功」するまで手を緩めることなく、ひたすら頑張ってゆくしかないだろう

これから「成功」を目指して全力を挙げて突き進んでゆこう!