昨日は『美しい彼女』という韓国ドラマのDVDを見ていた。久々に見たのだが何回見てもいいドラマだ
韓国ドラマは大好きでよく見ているのだが、DVDとして持っているのはこの『美しい彼女』と『冬のソナタ』だけである。本当は『秋の童話』や『夏の香り』などの「四季シリーズ」は全部集めたいのだが(ただ『春のワルツ』だけはドコモテレビで今でも流しているので時々楽しんで見ている)、DVDとして買うとちょっとあまりに高価になるので僕の資力ではキツイものがあるのだ。韓国ドラマ版の『ドラゴン桜』やイ・ビョンホン主演の心温まる名作ドラマ『遠い道』などいろいろ集めたいものがあるのだが、諦めざるを得ない。『冬のソナタ』はたまたま大安売りで売っているのを見つけたので買ったものである
韓国ドラマを見たのはNHKで放送されたこの『冬のソナタ』が初めてである。当時は韓国ドラマなど見たことがなかったので半分バカにしながら見ていたのを覚えている。「へえ〜。韓国のドラマ‥。韓国でもドラマなんか作るの。韓国の学園もののドラマかあ。主人公の女の子がいて‥。ふんふん。男の転校生が現れて‥。ふんふん。恋が始まる訳だな。韓国の学園恋愛ドラマかあ」と見ていたのだが、第三話で相手役の転校生が突然交通事故で死んでしまい、ドラマも急に10年後になってしまい、「ええ〜!!日本のドラマじゃあり得ない展開だよ!」とびっくりしてしまった。それからは夢中になって『冬のソナタ』を見続け、最終回では感動、拍手喝采をしてしまった。それからはもう様々な韓国ドラマにハマって見るようになったのだ
『美しい彼女』もこの時見た韓国ドラマの一つである。これは『冬のソナタ』の次にNHKで放送された『美しき日々』(これも名作ドラマである!)と同じ監督が作ったドラマで、それよりも前に作られた韓国ドラマとしては初期に属する作品である。当時は韓国ドラマの大ブームが起きていて、今は亡き母もハマっていた一人で、その母からネットで買ってくれるよう頼まれ、コンピュータが扱える僕が買ったものである
母に手渡す前に僕も見たのだが、実に面白くてすっかりこのドラマに魅了されてしまった。イ・ビョンホン演じるボクサーが主人公のドラマなのだが、もう面白くて面白くて夢中になって見てしまった。相手役のシム・ウナという韓国女優も実に見事な演技をするし、実に美しい。もう僕もまた恋に落ちてしまうほどの素晴らしい女性で、「美しい彼女」とはまさに彼女のためにある言葉だと思えるほどだった。父を前年に亡くしてその頃一人で暮らしていた母にこのDVDを持っていったのだが、母もこのドラマが大好きでこのドラマを話題にして楽しく盛り上がったのを覚えている。それからしばらくして母も倒れて亡くなったので、これが最後の母との思い出となってしまった
母に持ってゆく前に僕もこのDVDが欲しくなってもう一つ購入したのである。それが今も持っている『美しい彼女』のDVDなのだ。今回久しぶりに見てもやはり実に素晴らしい。本当にいいドラマである。日本のドラマなどは一回見ればもうたくさん、ていうか一回も見たくないというものばかりだが、韓国ドラマのような本当にいいドラマは何回見てもやはりいいものだ
この『美しい彼女』が制作されたのは1998年頃である。ちょうどその頃日本では木村拓哉の『眠れる森』というドラマが放送されていた。この頃は日本でもキムタク主演のドラマが中心となって、いいドラマが盛んに作られていた。とりわけこの『眠れる森』は次から次へと謎めいたサスペンスが展開される実に面白いドラマで、日本のこれまでのドラマの中で最高傑作になるのではないかと予感させるほどのものだった。しかし最終回が実につまらないものに終わり、大失敗してしまったのである。その頃は木村拓哉を応援していた僕はあまりのひどい最終回に怒りさえ覚えて、最終回を全く新しく書き変えた脚本を自分で書いて『眠れる森・完全版』と題してフジテレビの担当プロデューサーに送りつけてやった程だ
実にこの頃が日本のドラマと韓国のドラマを分つ分水嶺となったのである。日本のドラマはこの『眠れる森』の大失敗の後どんどんクオリティーを低下していって、今の悲惨なほどの低水準となってしまったが、同時期に作られた『美しい彼女』は見事なほどの素晴らしいドラマとなり、その後続々と作られる韓国の名作ドラマの始まりを告げるものとなったのである
日本人もアニメだと世界最高の作品を作れるのだから(ディズニーやピクサーのアニメはテクノロジーや経済センスはあるが「魂の抜け殻」のような作品ばかりである)いつか韓国ドラマのような名作ドラマを作って欲しいものである
韓国ドラマは大好きでよく見ているのだが、DVDとして持っているのはこの『美しい彼女』と『冬のソナタ』だけである。本当は『秋の童話』や『夏の香り』などの「四季シリーズ」は全部集めたいのだが(ただ『春のワルツ』だけはドコモテレビで今でも流しているので時々楽しんで見ている)、DVDとして買うとちょっとあまりに高価になるので僕の資力ではキツイものがあるのだ。韓国ドラマ版の『ドラゴン桜』やイ・ビョンホン主演の心温まる名作ドラマ『遠い道』などいろいろ集めたいものがあるのだが、諦めざるを得ない。『冬のソナタ』はたまたま大安売りで売っているのを見つけたので買ったものである
韓国ドラマを見たのはNHKで放送されたこの『冬のソナタ』が初めてである。当時は韓国ドラマなど見たことがなかったので半分バカにしながら見ていたのを覚えている。「へえ〜。韓国のドラマ‥。韓国でもドラマなんか作るの。韓国の学園もののドラマかあ。主人公の女の子がいて‥。ふんふん。男の転校生が現れて‥。ふんふん。恋が始まる訳だな。韓国の学園恋愛ドラマかあ」と見ていたのだが、第三話で相手役の転校生が突然交通事故で死んでしまい、ドラマも急に10年後になってしまい、「ええ〜!!日本のドラマじゃあり得ない展開だよ!」とびっくりしてしまった。それからは夢中になって『冬のソナタ』を見続け、最終回では感動、拍手喝采をしてしまった。それからはもう様々な韓国ドラマにハマって見るようになったのだ
『美しい彼女』もこの時見た韓国ドラマの一つである。これは『冬のソナタ』の次にNHKで放送された『美しき日々』(これも名作ドラマである!)と同じ監督が作ったドラマで、それよりも前に作られた韓国ドラマとしては初期に属する作品である。当時は韓国ドラマの大ブームが起きていて、今は亡き母もハマっていた一人で、その母からネットで買ってくれるよう頼まれ、コンピュータが扱える僕が買ったものである
母に手渡す前に僕も見たのだが、実に面白くてすっかりこのドラマに魅了されてしまった。イ・ビョンホン演じるボクサーが主人公のドラマなのだが、もう面白くて面白くて夢中になって見てしまった。相手役のシム・ウナという韓国女優も実に見事な演技をするし、実に美しい。もう僕もまた恋に落ちてしまうほどの素晴らしい女性で、「美しい彼女」とはまさに彼女のためにある言葉だと思えるほどだった。父を前年に亡くしてその頃一人で暮らしていた母にこのDVDを持っていったのだが、母もこのドラマが大好きでこのドラマを話題にして楽しく盛り上がったのを覚えている。それからしばらくして母も倒れて亡くなったので、これが最後の母との思い出となってしまった
母に持ってゆく前に僕もこのDVDが欲しくなってもう一つ購入したのである。それが今も持っている『美しい彼女』のDVDなのだ。今回久しぶりに見てもやはり実に素晴らしい。本当にいいドラマである。日本のドラマなどは一回見ればもうたくさん、ていうか一回も見たくないというものばかりだが、韓国ドラマのような本当にいいドラマは何回見てもやはりいいものだ
この『美しい彼女』が制作されたのは1998年頃である。ちょうどその頃日本では木村拓哉の『眠れる森』というドラマが放送されていた。この頃は日本でもキムタク主演のドラマが中心となって、いいドラマが盛んに作られていた。とりわけこの『眠れる森』は次から次へと謎めいたサスペンスが展開される実に面白いドラマで、日本のこれまでのドラマの中で最高傑作になるのではないかと予感させるほどのものだった。しかし最終回が実につまらないものに終わり、大失敗してしまったのである。その頃は木村拓哉を応援していた僕はあまりのひどい最終回に怒りさえ覚えて、最終回を全く新しく書き変えた脚本を自分で書いて『眠れる森・完全版』と題してフジテレビの担当プロデューサーに送りつけてやった程だ
実にこの頃が日本のドラマと韓国のドラマを分つ分水嶺となったのである。日本のドラマはこの『眠れる森』の大失敗の後どんどんクオリティーを低下していって、今の悲惨なほどの低水準となってしまったが、同時期に作られた『美しい彼女』は見事なほどの素晴らしいドラマとなり、その後続々と作られる韓国の名作ドラマの始まりを告げるものとなったのである
日本人もアニメだと世界最高の作品を作れるのだから(ディズニーやピクサーのアニメはテクノロジーや経済センスはあるが「魂の抜け殻」のような作品ばかりである)いつか韓国ドラマのような名作ドラマを作って欲しいものである