電子同人雑誌はすでに『新しい日本文学』というタイトルでキンドルパブリッシングに出している。ただこれはまったく実験的に出したもので、複数名の著者がいるが実はすべて僕一人で書いたものである。誰も協力してくれなかったから仕方なく一人でやったのだが、同人雑誌という体も成していないし、創刊号でやめてしまっている
今回本格的に電子同人雑誌を発行するに当たり、タイトルを『新しい文学』に変えようと思っている
「日本文学を復活させたい」「新しい形で再生させたい」という熱い思いはこれからも変わらないが、しかし『新しい日本文学』では文学の範囲をあまりにも狭くしてしまうのだ。文学には西洋文学もあるし、中国文学もあるし、インドやイスラムの文学、日本の古典文学だってある。脚本や歌われる詩歌だって立派な文学である。「日本文学」をタイトルにしてしまったら、そのような多様な文学のあり方を雑誌自ら否定してしまうことにもなりかねない
さらにはこの『新しい文学』はインターネットというマルチメディア環境で出版するものである。従来「文学」の範疇に入らなかった様々なマルチメディア―音楽や映像、劇やアニメ、ゲームやコミュニケーションなど様々なものと関わりを持たなければウソである。何でもアリ状態でこれらのものも積極的に取り入れていって、様々な文学ジャンルとともに受け入れてゆき(もちろんその中には日本文学もある)、その上に立って新しい時代にふさわしい「新しい文学」を目指すこと―それをこの電子同人雑誌『新しい文学』の目標にしたいのだ
この雑誌の目標はさらにもう一つある。それはインターネット上に電子同人雑誌という「新しいメディア」を具体的実践的に築いてゆくことである
電子同人雑誌が一つの「新しいメディア」に成り得ることはこれまで縷々書いてきた通りだが、それを先頭に立って具体的に実現してゆきたいのだ。様々な可能性を試し、様々な様式を実験的に切り拓いてゆき、実践を通して「新しいメディア」を築いてゆく。そのような先端的な活動の場、実際に「新しいメディア」を築きあげてゆく現場、そのような雑誌を目指したいのだ
電子同人雑誌という「新しいメディア」を築く上で鍵となるのが「本とネットの融合」である。従来の本の様式とインターネットを融合させることで「新しいメディア」の様式が築かれるのである。それは従来の本や文学を新しくすることなのであり、インターネット上の新しいメディアとして活現させるのであり、まさに「新しい文学」となるのだ
『新しい文学』というタイトルにすることで、この電子同人雑誌で「新しいメディア」を築いてゆくという目標も掲げたいのである
この二つの目標―「新しい文学」を生み出してゆくこと、そして「新しいメディア」を築いてゆくこと―それを体現したタイトルが電子同人雑誌『新しい文学』なのである
この電子同人雑誌『新しい文学』をこれから本格的に発行してゆこうと思う
執筆もそうだがこれにもたいへんな困難があるだろうが、「ひたすら道を行い道を楽しみ、困難に逢うてこれを凌ぎんとならばいよいよ道を行い道を楽しむべし」(西郷隆盛の言葉。この「道を楽しむ」というフレーズが好きである♪)の精神でがんばってゆこう
今回本格的に電子同人雑誌を発行するに当たり、タイトルを『新しい文学』に変えようと思っている
「日本文学を復活させたい」「新しい形で再生させたい」という熱い思いはこれからも変わらないが、しかし『新しい日本文学』では文学の範囲をあまりにも狭くしてしまうのだ。文学には西洋文学もあるし、中国文学もあるし、インドやイスラムの文学、日本の古典文学だってある。脚本や歌われる詩歌だって立派な文学である。「日本文学」をタイトルにしてしまったら、そのような多様な文学のあり方を雑誌自ら否定してしまうことにもなりかねない
さらにはこの『新しい文学』はインターネットというマルチメディア環境で出版するものである。従来「文学」の範疇に入らなかった様々なマルチメディア―音楽や映像、劇やアニメ、ゲームやコミュニケーションなど様々なものと関わりを持たなければウソである。何でもアリ状態でこれらのものも積極的に取り入れていって、様々な文学ジャンルとともに受け入れてゆき(もちろんその中には日本文学もある)、その上に立って新しい時代にふさわしい「新しい文学」を目指すこと―それをこの電子同人雑誌『新しい文学』の目標にしたいのだ
この雑誌の目標はさらにもう一つある。それはインターネット上に電子同人雑誌という「新しいメディア」を具体的実践的に築いてゆくことである
電子同人雑誌が一つの「新しいメディア」に成り得ることはこれまで縷々書いてきた通りだが、それを先頭に立って具体的に実現してゆきたいのだ。様々な可能性を試し、様々な様式を実験的に切り拓いてゆき、実践を通して「新しいメディア」を築いてゆく。そのような先端的な活動の場、実際に「新しいメディア」を築きあげてゆく現場、そのような雑誌を目指したいのだ
電子同人雑誌という「新しいメディア」を築く上で鍵となるのが「本とネットの融合」である。従来の本の様式とインターネットを融合させることで「新しいメディア」の様式が築かれるのである。それは従来の本や文学を新しくすることなのであり、インターネット上の新しいメディアとして活現させるのであり、まさに「新しい文学」となるのだ
『新しい文学』というタイトルにすることで、この電子同人雑誌で「新しいメディア」を築いてゆくという目標も掲げたいのである
この二つの目標―「新しい文学」を生み出してゆくこと、そして「新しいメディア」を築いてゆくこと―それを体現したタイトルが電子同人雑誌『新しい文学』なのである
この電子同人雑誌『新しい文学』をこれから本格的に発行してゆこうと思う
執筆もそうだがこれにもたいへんな困難があるだろうが、「ひたすら道を行い道を楽しみ、困難に逢うてこれを凌ぎんとならばいよいよ道を行い道を楽しむべし」(西郷隆盛の言葉。この「道を楽しむ」というフレーズが好きである♪)の精神でがんばってゆこう