捕まった犯人が、自分の犯行を記憶してないなんて、聞くことがあるけど、ほんとなのかな。罪を免れたくて? 霊的な原因で起きたりするの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『霊界散歩──めくるめく新世界へ』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
犯罪を犯した人のなかには、よく、自分が犯罪を犯したことを全然覚えていない人がいます。「意識がなかった。それは自分の意思ではなかった。いつのまに、その犯罪を犯したのだろうか。全然、記憶がない」という人がいますが、それは、ほんとうにあることなのです。
そういう人は、実際に魂が肉体から抜けていて、ほかのものに肉体を占領されているのです。そして、憑依されているときに、人殺しをしたり、泥棒に入ったり、万引きをしたり、いろいろな悪さをするわけですが、事が終われば、憑依霊が抜けて、本人の魂が戻ってきます。
やがて、気がつくと裁判所にいて、「いったい何をされているのだろう」というような状況になっています。裁判所で、「あなたは、こんなことをした」と言われ、「私は、そんなことをした覚えはありません」と答えます。
しかし、証人に、「確かに、この人に間違いない」と証言され、「×月×日×時に、あなたは、人を殺し、金品を奪って逃げた」などと言われます。それでも、本人は、「そんなことは全然知らない。私は無罪です」と言います。
実は、その犯罪行為のときに、憑依霊が入り、それを行ったのです。そして、「しめしめ」と思い、終わったら逃げたわけです。
霊のほうは、肉体から抜けてしまえば、本人が電気椅子にかかろうが、どうなろうが、関係ありません。しかし、本人のほうは、たまったものではなく、「こんなはずではなかった」と言って暴れるのです。
(137~139ページ)
自分が犯罪を犯したことを全然覚えていない人というのは、ほんとうにいる。
実際には、魂が肉体から抜けていて、ほかのものに肉体を占領されて犯行し、それが終われば憑依霊が抜けて、本人の魂が戻ってきている。
霊のほうは、肉体から抜けてしまえば、本人が処罰されても関係ないが、本人のほうは、そんなはずはないと暴れることになる──。
「憑依」という霊現象は、ほんとうにあるわけです。
そして、これが原因で、犯罪の記憶がないってことも、ほんとうにある、わけです。
でも、悪霊のせいだから本人に責任がない、というわけではないのだろうと思います。
大川隆法先生は、じつはそういう現象は本人に原因があって起きていることを、霊の世界の法則の形で教えておられることを、しっかりと押さえておきたいと改めて私は思っているのです。
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『霊界散歩──めくるめく新世界へ』
大川隆法著 |
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