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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

バーニング・ワイヤー  ジェフリー・ディーヴァー  池田真紀子訳

2012-12-05 21:24:01 | 


ジェフリー・ディーヴァーの「リンカーン・ライム」シリーズは人気があるから図書館も5冊用意してくれた。
出版を知ってすぐ予約したから思わず早い順番で読むことができました。
読んでいない人がまだ多いだろうから、ストーリーは一切みえたら困るけれど、事件はすぐに起きるので、気に入ったところを抜粋しても大きなネタバレにはならないだろう。
今回「バーニング・ワイヤー」はシリーズ9作目だそうだけど(もちろんすべて読んでいる)今回の凄いところは犯人の武器選び、これはディーヴァーの知恵勝ち、上手いセッティングが続きました。
ディーヴァーを続けて読んできているから、仕掛けやトラップっを想定しながら読んで、それと実際との違いを読むこともこの本の魅力、期待とおり驚かせてくれました。

さて抜粋、これは犯人が武器について思ったことだけれど、これを抜粋したことを作者、訳者は起こらないだあろう。きっと読みたくなると思います。


「 電気は止めることができる。管理だってできる。だが、電気を欺くことはできない。生み出された電気は、本能的に、なんとしても地中に還ろうとする。一番の近道をいけば人の命を奪うことになるとしても、文字とどおり一瞬の迷いもなくその近道を行く。
 電機は良心をもたない、罪の意識とは無縁だ。
 新たな武器について知るなかで、何より感服させられたのはそのことだった。にんげんとは違い、電気は本来の性質にどこまでも忠実だ。 」
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アンテナ高くしなくっちゃ ZEMBLA VARIATIONS / JOSH GINSBURG

2012-12-04 20:54:53 | 聞いてますCDおすすめ


blogを見ていて気になるアルバムというのがあって、リーダーは知らない人だけれど、サックスは顔だけ覚えている。好きなジョージ・コリガンがピアノを弾いているから買ってみた。2011年6月ブルックリンでの録音です。

1曲目、ベース音につづいてソプラノ、ピアノ、ドラムスが一気に疾走始める、コンテンポラリーな始まりです。リーダーのベーシスト、アーロン・パークスとも演るそうですが、パークスの入るジェームス・ファームと通じるサウンドの感じです。
コリガンのピアノひさしぶりなので、これはうれしい。
3曲目、ルディ・ロイストンという人もタイトでいいドラムスです、そうするとやはりコリガンのソロ、何時もよりか弾きすぎず一寸抑えているところがとても良い。
4曲目アルコのソロから始まる曲、現代JAZZベースではアルコ・ソロは必須、アメリカの人もアルコがとてもうまくなったと思います。
すべてリーダーのジョシュ・ギンズバーグの曲だそうですが、なかなか良い曲、テナー、ソプラノの持ち替えもぴったりです。
7曲目、コリガンmpピアノ・ソロから疾走するグループ、ドラムスがとにかくうまく煽ると、エリ・デジブリも抑制ぎりぎりまでいってくれます。リーダーが一番目立たないけれどそれでもいいか、こうゆうのをブルックリンで聴いたらさすが本場と声が出てしまいそう。

一寸気になっていたアルバムを選んで、それが正解だととても気分いい、アンテナ高くしなくっちゃ。

ZEMBLA VARIATIONS / JOSH GINSBURG

ELI DEGIBRI(ts,ss)
GEORGE COLLIGAN(p,fender rhodes)
JOSH GINSBURG(b)
RUDY ROYSTON(ds)

1. Push Bar (For Emergency Exit)
2. Zembla Variations
3. 10,000 Leagues
4. Koan
5. Gently
6. Oxygen
7. Red Giant
8. Jakewalk
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大恥だけれど Now Is Now / CHRISTINA DAHL

2012-12-02 21:34:54 | 聞いてますCDいいと思う


中古屋さんで漁っていて、このジャケ見たことないけれどリズムがイエスパー・ルンゴーとモーテン・ルンドだから悪くないしと思って買いました。で1曲目音がなりだして驚いた、カーステン・ダールのアルバムだと思って買ってきたのだから大恥です。
こちらクリスティーナ・ダールだから普通の人は間違わない、私名前を適当に覚える癖(正確に覚えられない能力)なのでこんなことがあるのです。まさかね、Caesten DarlとChristina Dahlだからね、でもリズム隊をみて思い込んでしまいました。

デンマークつながりで近いじゃないのとは言い訳で、ビートとか合いの手がしっかり入ってJAZZの正調なところのある始まりです。
2曲目、コルトレーン風かなとも思って聞いているけれど、曲を生かして吹いていて、これはこれで正しいテナーマン、いやウーマンだ。
4曲目、ブルースを吹いている感じをつくるところ、これってアルバート・アイラーをソフトにした感じです。
5曲目、テナーのフレージングは一寸古いバッパー、ホーキンスとかヤングとかの趣きがあり、1時代のショーターとかジョーヘンを飛び越して今を作っている感じで面白い。
6曲目、オーバーダブでのハーモニーを作るところは、アルバート・アイラーがハーモニックで和音を作っていたのを思い出しました。
この人知らないひとだけれど、画像を観るとちょっとオバサン、でもとてもフレージングがなめらかでカッコイイオバサンみたいです。
7曲目、イエスパー・ルンゴーの凄いアルコのソロから始まって、テナーがかなり飛んで、一寸デヴィッド・マレーを思います。
8曲目はフォービート、曲名からしてあの曲の逆狙い?ルンゴーのウォーキングがカッコ良い、ブルースに回帰するようなテナーを聴かせる1曲。
すべてこのオバサン(失礼)の曲だそうですが、これもなかなか凄いことです。

Now Is Now / CHRISTINA DAHL

Christina Dahl(sax)
Jesper Lundgaard(a-b, el-b)
Morten Lund(ds, perc)

1. Now is Now
2. Colours of my Inner Forest
3. Tarzan Swing
4. Lovely Angel
5. Lost in Thoughts
6. Precious
7. Forever
8. Small Footsteps
9. While the Summer Twinkle
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NEW YORKからのクリスマス  A NEW YORK CHRISTMAS

2012-12-01 22:23:52 | 聞いてますCDいいと思う


ついに12月に入って、クリスマスで忙しい方がいらっしゃるけれど、こちらは実にゆったりとしている。
クリスマスのアルバムはあまり(いくつかは)持っていないけれど、これを聴いている。

オクサンの友達が先日ニューヨークに遊びにいった。CDなんかを焼いてあげたりしているから、私にもメトロポリタン美術館でお土産を買ってきてくれた。
それがこのCD、THE METROPORITAN MUSEUM OF ARTとあって、コンピアルバム、ニューヨークが良く合うミュージシャンがクリスマスソングを演奏している。

1曲目レナ・ホーンのおなじみの曲から、これでもうすっかりクリスマス気分です。
2曲目はエタ・ジョーンズがしっとりと、ここではいるテナー・サックスが良い、しっとりとバラッドをふくのだけれど、ジャケはサイドメンまでは書いていないから調べました。
ヒューストン・バーソンという人だそうで、良い音です。
3曲目がBully Taylorの軽快なピアノ・トリオ。
こうやって聴いているとどんどんリラックスと言うか、楽しい気分になるからクリスマスは良い。
5曲目がイリアーヌのしボッサになったり転調したりしゃれたピアノ、ここは夫抜き。
7曲目はNYらしい、ハーレムの少年コーラス。バックのピアノがJAZZを弾くのがかっこいい。
カウント・ベーシーはジングルベル、実にNYらしい。
ディーン・マーチンのおなじみの歌声がでてきて思わず微笑んでしまう。
最後はエラがゆったりと年末に向かっていく気分にしてくれる。

おお、プレゼントを準備しなくては。



A NEW YORK CHRISTMAS

1 Lena Horne
Let It Snow! It Snow! Let It Snow!
2 Etta Jones
Have Yorself a Merry Little Chrismas
3 Billy Taylor
Deck the Halls
4 Benny Green
Zat ou Santa Claus?
5 Eliane Elias
I'll Be Home for Chrismas/Sleigh Ride
6 Sarah Vaughan
Snowbound
7 Boy's Choir of Harlem
O Tannenbaum
8 Count Basie and His Orchestra
Jingle Bells(Live)
9 Dean Martin
Silver Bells
10 George Shearing
Snowfall
11 Nancy Wilson
What Are You Doing New York's Eve?
12 Etta Jones
The hristmas Song
13 Ella Fitzgerald
It Came Upon a Midnight Clear
コメント (6)
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