rohdiaさんにTBしようと思ったら間違えてこっちに持ってきてしまいました。
2009年4月28日の記事ですが、戻し方が解りません。
しょうがないので、もう一度お付き合いください。
という事で今日は2ヶでした。
ショップに試聴で並んでいるのを、何の気なしに聴いたら、ピアノの出だしでアレッ、2曲目に飛ぶとオオッと思ってこれは買いだと、すぐ買いました。
イタリアJAZZを中心とする日本の新興レーベルalbore jazzから発売されたアルバムで、ドラムスのトニー・アルコさんがリーダーで、ピアノは若手のロベルト・タレンツィ、ベースはアーマッド・ジャマールとずっと演っているNYのジェームス・カマックというメンバーです。
まずはそのタレンツィのフレーズに驚いたわけです。
8曲のスタンダードに1曲のオリジナルで作ったアルバムで、曲名を見ると知った曲が多い。
でも聴き始めるとこれがなかなか一筋縄で行かない、すべてオリジナルみたいに感じるアレンジと節回しです。
1曲目、ドラムスに乗ったピアノのフレーズ、最初から跳ねるように始まるのに、そこにかわいいSecret Loveのメロディ、これで驚いて2曲目に飛びました。
そうするとおなじみ“Skylark”を静かに始めますが意外と力強い。これもなかなか良いと思っていると、インリズム段々と絡みある線が太くなっていきます。
3曲目は“Billie's Bounce ”ピアノで聴き始めたアルバムも、ドラムスのハードなプレーに耳が行きます。ところがピアノだって負けていない、とても個性あるフレーズで対向していると、ベースの音も重い、なかなかはハードな展開です。
ドラムスのことはよくわかりませんが、今風のポリリズムではなく、タイミングをどんどん変えて、リズム積み上げて作っていくので、古いようで新鮮です。
昔のアート・ブレーキーが、奏者と一緒になってテンポをとりながらドラムでミュージシャンを煽っているのを思い出しています。
演奏が難しいとか、どぎついということはないのに、1曲1曲の知ったメロディでいろいろ変えてくれるので、5曲目のリズムとピアノの絡み方、6曲目のベースソロからピアノの早いラインに発展するところ、8曲目のハンコックの曲のハードさやコルトレーンの“Resolution”の、このテンポ、いろいろなエクササイズが組み込まれているのです。
このアルバムを1日1回、1週間聴き続けてエクササイズすれば、「初心者の方だろうが、たるんだJAZZオヤジだろうが、また自信なく揺らだ心の人だろうが」
必ず「聴力はしっかり、しまった脳に、思いははっきり」になり、ガハハッとJAZZを楽しめること間違いなしです。
信じていただきたい、お代は後での相談です。
このレーベル、ぜひ評価していきたいと思います。
RATHER ODD... / TONY ARCO TRIO
Roberto Tarenzi(p)
James Cammack(b)
Tony Arco(ds)
1.Secret Love
2.Skylark
3.Billie's Bounce
4.Cissy Strut
5.Never Let Me Go
6.What Is This Thing Called Love
7.Lullaby For The Loved Ones
8.One Finger Snap
9.Resolution
2009年4月28日の記事ですが、戻し方が解りません。
しょうがないので、もう一度お付き合いください。
という事で今日は2ヶでした。
ショップに試聴で並んでいるのを、何の気なしに聴いたら、ピアノの出だしでアレッ、2曲目に飛ぶとオオッと思ってこれは買いだと、すぐ買いました。
イタリアJAZZを中心とする日本の新興レーベルalbore jazzから発売されたアルバムで、ドラムスのトニー・アルコさんがリーダーで、ピアノは若手のロベルト・タレンツィ、ベースはアーマッド・ジャマールとずっと演っているNYのジェームス・カマックというメンバーです。
まずはそのタレンツィのフレーズに驚いたわけです。
8曲のスタンダードに1曲のオリジナルで作ったアルバムで、曲名を見ると知った曲が多い。
でも聴き始めるとこれがなかなか一筋縄で行かない、すべてオリジナルみたいに感じるアレンジと節回しです。
1曲目、ドラムスに乗ったピアノのフレーズ、最初から跳ねるように始まるのに、そこにかわいいSecret Loveのメロディ、これで驚いて2曲目に飛びました。
そうするとおなじみ“Skylark”を静かに始めますが意外と力強い。これもなかなか良いと思っていると、インリズム段々と絡みある線が太くなっていきます。
3曲目は“Billie's Bounce ”ピアノで聴き始めたアルバムも、ドラムスのハードなプレーに耳が行きます。ところがピアノだって負けていない、とても個性あるフレーズで対向していると、ベースの音も重い、なかなかはハードな展開です。
ドラムスのことはよくわかりませんが、今風のポリリズムではなく、タイミングをどんどん変えて、リズム積み上げて作っていくので、古いようで新鮮です。
昔のアート・ブレーキーが、奏者と一緒になってテンポをとりながらドラムでミュージシャンを煽っているのを思い出しています。
演奏が難しいとか、どぎついということはないのに、1曲1曲の知ったメロディでいろいろ変えてくれるので、5曲目のリズムとピアノの絡み方、6曲目のベースソロからピアノの早いラインに発展するところ、8曲目のハンコックの曲のハードさやコルトレーンの“Resolution”の、このテンポ、いろいろなエクササイズが組み込まれているのです。
このアルバムを1日1回、1週間聴き続けてエクササイズすれば、「初心者の方だろうが、たるんだJAZZオヤジだろうが、また自信なく揺らだ心の人だろうが」
必ず「聴力はしっかり、しまった脳に、思いははっきり」になり、ガハハッとJAZZを楽しめること間違いなしです。
信じていただきたい、お代は後での相談です。
このレーベル、ぜひ評価していきたいと思います。
RATHER ODD... / TONY ARCO TRIO
Roberto Tarenzi(p)
James Cammack(b)
Tony Arco(ds)
1.Secret Love
2.Skylark
3.Billie's Bounce
4.Cissy Strut
5.Never Let Me Go
6.What Is This Thing Called Love
7.Lullaby For The Loved Ones
8.One Finger Snap
9.Resolution