JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

彼女の誤解も解けて Kristian Jorgensen

2009-11-12 22:01:38 | 聞いてますCDいいと思う


ETCの彼女にいじわるをしていたみたいで、どうもギクシャクして、時々確認してるわよというのです。それも調子良くCDを聴いているときに言うので、結局意固地になってるのではと思ってしまいます。
静かな曲を好きみたいでそんな時はおとなしいのですが、バスドラやエレベが確りとリズムを刻む曲ではつむじを曲げるようです。
そんな関係もつらいので、ディラーさんに再度相談をすると、確り診てくれました。どうやらまだ線の接続が十分でなかったようで、エレベの音の震動でETCの電源が時々outしていたみたいです。
治療も済んで誤解も解け、彼女もとても静か、さびしいくらいです。
 
勘違いがすっきりすると音楽もとても素直に聴くことが出来ます。
Blogを渡り歩いていて、良さそうだと思ってKristian Jorgensenという人の「Love Letters」というアルバムをメモしていました。
ショップなどに行くとメモしたもので探すのですが見つかりませんでした。その後中古をあさって良さそうなものをカンで幾つかかって帰るとなんとその Kristian Jorgensenのアルバムを買っていました。
メモしたアルバムの内容などは既に忘れているので、ピアニストの場所を探しましたが、あるわけがない。バイオリニストでした。
新作が2009年の「Love Letters」ですが、これは1993年のクリスチヤン・ヨルゲンセンのデヴュー作、このごろ知らないバイオリニストのアルバムは中古で拾うのですが、その内の一つです。

1曲目、オーソドックスなジャズバイオリンという感じで始り、アコギのソロになると無理なくとても素直に聞ける感じです。
2曲目、ヨーロッパのバイオリンジャズの歴史を感じるような、丹精な演奏です。
3曲目ギターがエレキになると、これがパット・メセニーそっくり、デンマークの注目のギタリストジェイコブ・フィッシャーで2003年のマッズ・ビンディングとのデュオ「OVER THE RAINBOW」を持っていました。
4曲目クラシックのあの曲(名前が出てこない)から入るスタンダード、バイオリンの実力が確りと解る演奏で続くベースソロもいい音でいいライン。
こちらの人は検索すればThe Danish Radio Jazz Orchestraがビル・エバンスの作品を演奏したアルバムで演奏していました。
6曲目、聞いたことがあるメロディだと思えば、Lars Janssonの“To The Little Man ”,Imogena recordsへのデヴュー作「The Window To words」や「Giving Receiving」で弾いてます。
7曲目エレキギターとのユニゾンのメロディはパット・メセニーの曲の様。
8曲目エバンスの曲は、このバイオリニスト、グラッペリを確りと研究しています。
9曲目ジャコの曲なども演奏するのですが、基本的には確りとヨーロッパ・バイオリン・ジャズを引き継いだ、グラッペリの存在がとても良い形で残っている人だあと感じます。
1993年の演奏がこうですから、2009年でどうなっているかちょっと気になります。

Kristian Jorgensen Quartet / Kristian Jorgensen

Kristian Jorgensen violin
Jacob Fischer el ac guitars
Thomas Ovesen bass
Michael Axen drums
Kim Sjoren violin on2

1 Assanhado
2 Orangu Tango
3 The Night in The Cab
4 Golden Earrings
5 Lille Peter Edderkop
6 To The Little Man
7 Uncle Bucket
8 Five
9 Three Views Of A Secret
10 A Sleepin' Bee
コメント
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