JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ありがたすまぬ MOTOR CITY MOMENTS / Regina Cater

2012-11-29 21:51:30 | 聞いてますCDいいと思う


バイオリンのJAZZはオクサンがバイオリンを好きなのでかなりの人をきいてきました。男性が超絶テクで聴かせる方が多いけれど、女性の方は感性豊かに弾く方が多いと感じます。
そんな中で、テクニックも十分兼ね備え、JAZZの音を出す女性バイオリストと思うのは二人、日本の寺井尚子とこのレジナ・カーターではないでしょうか。
この二人、音の出し方も似ていて、選んで聞くバイオリストです。
前から良さそうだ思っていたら、中古屋さんの棚に600円の価格で並んでいました。応援するハクエイのアルバムがこのような価格だったら、いい気分はしないけれど、こちらはすまぬ、ありがたやと拾いました。

1曲目、華やかなビ・バップはサド・ジョーンズの曲、アルバム・タイトルにあるようにモーター・シティ、デトロイト出身の音楽家の曲を集めたアルバムのようです。
2曲目、はマービン・ゲイのソウル・バラッド、3曲目は一変、ラテン・アレンジしたミルト・ジャクソンの曲、次が自身の作品のモダンなバラッド。
気が向くとこの人アルバムを選ぶけれど、このアルバムが一番古いアルバムでした。
アルバムにテーマがあって、そのテーマが出身地であるデトロイト並びですから、しっかりした気合とリラックスがうまくまじりあったアルバムです。
5曲目がS・ワンダーのソウルフルな“ Higher Ground”で次が“スパルタカスのテーマ”バイオリンの音色の美しさに心あらわれます。
7曲目、こちらもデトロイト出身のバリー・ハリスのソロ、ルイス・ナッシュがこちらはとても楽しい。
チャタヌガ・チューチューで盛り上がった後は、今度は南部のブルースという感じで、アルバムにいろいろなアメリカ音楽を盛り込んだアルバムになっています。



MOTOR CITY MOMENTS / Regina Cater

Regina Carter - Violino
James Carter - Sax tenor e clarinete baixo (1 e 6)
Marcus Belgrave - Trompete e flugelhorn (1 e 6)
Werner "Vana" Gierig - Piano
Barry Harris - Piano (7 e 8)
Russell Malone - Guitarra (9 e 10)
Darryl Hall - Baixo
Lewis Nash - Bateria (2 e 7)
Alvester Garnette - Bateria
Mayra Casales - Percussão

01 Don't Git Sassy
02 Don't Mess With Mr. T
03 For Someone I Love
04 Forever February
05 Higher Ground
06 Love Theme From Spartacus
07 Prey Loot
08 Fukai Aijo
09 Chattanooga Choo Choo
10 Up South


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