
新しくリリースされたCDを見ていたらTOM SCOTTのアルバムがあったけれど、ジャケは最近のメタボな姿と違ってまだしまっている。
GRPが出しているマスターピースというシリーズのトム・スコットのベスト盤でした。
2006年にもベスト盤を出しているみたいだけれど、1曲しかかぶっていなくって、そしてこちらが絶対ベリーベストだ。
実はGRPのトム・スコットのアルバムはあまり持っていない。とむ・スコットをあまり聴かなくなっていた時期がGRPと重なっているのが原因だけれど、私のJAZZヒーローなのでこのごろ中古でみると買うこともある。トム・スコットのアルバムはGRPに移る前、それこそL.A. ExpressのLPとその後のNYにうつったCBSのころのものが大好きだった。
この人ほど真合いのうまいサックスはいないと思っていました。今度のアルバムでうれしいことはその当時の曲が多いことで、9曲目から14曲目まで、もううれしくなってしまいます。(とはいえ L.A. Expressとクレジットされたアルバム「BLUESTREAK」が出た時は即買ってもっています。)
持っていなかったアルバムの曲で、飛び上がって驚いたのが7曲目“Reed My Lips”。
なんともう一人これほどメロディアスに吹くひとはいないというサックス、グロヴァー・ワシントン・Jrがソプラノで参加していて、テナーのスコットとバースを交換していることでフュージョンのタイム感を知り尽くした2人のプロ、めちゃくちゃカッコいいのです。
1987年から1996年までの演奏ですから、新しいとは言えませんが、それこそ70年代の演奏よりか新しいことをしていることがあらためて分ってたのしいし、7曲目はそれ以上で、この1曲があっただけで大満足になりました。
MASTERPIECES BEST OF THE GRP YEARS TOM SCOTT
01. Target
02. Feet First
03. Jungle Funk
04. Get A Grip
05. We Belong Together
06. Miz Thang
07. Reed My Lips
08. G.B.U.
09. Night Creatures
10. Tom Cat - Tom Scott And The L.A. Express
11. Sneakin' In The Back - Tom Scott And The L.A. Express
12. Refried
13. Midtown Rush - Tom Scott And The L.A. Express
14. Dirty Old Man - Tom Scott And The L.A. Express
15. Daybreak
16. Feliz Navidad
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