JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

糸仲間 REVISITING GRAPPELLI / MATHIAS LEVY

2019-07-17 17:21:07 | 聞いてますCDおすすめ


中古のもう一つがこれ。タイトルからするとステファン・グラッペリの音楽系を演奏しているのだろうと想像したけれど、ベース以外にチェリストが二人参加している。これはもう買いなんだけれど、もう一つの理由がベーシスト、ジャン・フィリップ・ヴィレ、澤野さんのところから面白いアルバムも出しているし、少々癖のあるベーシスト。晩年のステファン・グラッペリと演奏していたし、グラッペリと来日もしている人、クレジットにもこのアルバムをディレクトしているあるからこれはただのアルバムじゃないだあろう。
チェロが二台というのがとても魅力的だったけれど、実際に2台になるのは2曲だけ、チェロが鳴るのは3曲で7曲はギターとのトリオだったのはちょっと残念。



演奏はやっぱりヴィレ、タイトルの「グラッペリに立ち返る」っていうのはただ再演するのではない。多分その精神に立ち返るのだろう。
一曲目ボッサ調のギターをバックにバイオリン、かなりのテクと思います。
面白いのはバイオリンとギターとチェロとベース、ピッキングという技法はすべてにそしてアルコと同じ引き方をしあうから、アレッバイオリン、いやギター、チェロいやベースとなんとも一つの穴倉に迷い込んでいるような親和性があります。
6曲目はチェロとベースとバイオリン、3本ともアルコの現代クラシックを感じさせる短い曲。
7曲目はバッハ、もう一本のチェロも加わって、こちらも現代的解釈の入ったバッハ。
8曲目”Souvenir de Willingen / Rolls”がチェロの哀愁ある音色がなんともうれしい。
録音は2016年だから最近のヴィレの活動、グラッペリの音楽も久しぶりで新鮮に感じる。

REVISITING GRAPPELLI / MATHIAS LEVY

Mathias Lévy violon
Sebastien Giniaux Guitare (tracks 1, 2, 3, 4, 5, 8, 9) et violoncelle sur 6, 7 et 8)
Jean Philippe Viret contrebasse
François Salque violoncelle (track 7 et 8)

1.Alyson 6:02
2.Valse du passé 4:28
3.Marno 4:43
4.Giboulées de mars 
5.Wish You Were Here 4:46
6.Denise 1:08
7.Concerto en Ré Mineur pour deux violons 5:41
8.Souvenir de Willingen / Rolls 5:01
9.Milou en mai 4:54
10.Evelyne 3:12


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