まるで知らない人だけどちょっと気になったので拾いました。カンです。
カナダのピアニストで、ジャケットは新人デヴュー作みたいですが、既に幾つかのアルバムに参加しているようです。
曲は全てオリジナル、ハンコックなんかが好きなようで、コンテンポラリーな硬質の曲はキックよく、しっとりしたものは哀愁漂う感じで、これはもかなりの場数をふんできた、もしくは素質が充分うかがえるピアニストで要マークです。
1曲目はキリッとしたエッジ感、それが2曲目では清々とした爽やかさです。
ネット上には、企業イベントでも、結婚式でもパーティーでも、何処でも弾きますみたいな宣伝と、300曲ぐらいリストを乗せていて、お好きな曲弾きますなんて売出し中なのですね。
でも曲によってはどっか行っちゃうという、きちんと若いところもあって、それがまた良い。
5曲目、憂いを含んだバラッドプレーで初めて、後半は結構激しい感情表現、女性の名前もついて若さが気持ちが良いのです。
今後が期待されるネルソン君は千本ノック並みの場数をふんで自分の音楽を作って欲しいのです。
そんなことを思っていたらくっ付いてきたのが三矢サイダー。
皆さん三矢サイダーといいうとペット・ボトルの手前の奴でしょうか。
私は右端の瓶といいたいところですが、この瓶に変わったのが1972年、高校の頃はその隣の瓶でした。
真夏のクラブ活動のあと、駅に行く途中この340mlの冷えたのの一気飲み、のどが締め付けられるようになっていき、イデイデとのどの奥のほうがうめきだし、これ出来たのか覚えていません。
そんなことをするのは若者の特権で、ネルソン君も千本ノックのあとには、三矢サイダー(カナダにないか)、スプライトいや7upを一気飲みして頭の中もノー天気にするあっけらかさも忘れないでほしいものです。
nostalgiamaniac / matt nelson
Matt Nelson (p)
Graham Czach (b)
Matt Nischan (ds)
Recorded 6/6 and 6/13/2010
1. Infatuation
2. Closing the Door
3. Quiet Love (and Sunshine)
4. The Epitome
5. Lady Luna
6. Longing For ...
7. Revisited
8. Compliments
9. Matthew My Boy
10. Dave's Blues
11. Alternate Antioch
12. The Art of Suppression
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