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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

マイルスとシルバー

2025-03-20 13:50:26 | 聞いてますCDいいと思う
マイルス・デヴィスのところのピアニストと言うとレッド・ガーランド、ビル・エバンス、ウイントン・ケリー、ハービー・ハンコックそれにコリアとキースなどが頭に浮かぶ。レッド・ガーランドでしばらく落ち着くまでには結構いろいろなピアニストを使っていた。
ちょっと、オヤッと思うのが、ホレス・シルバー、アート・ブレーキ―のところのイメージが強いからだろう。ホレス・シルバーが参加した演奏はまずこのアルバム。


「BLUE HAZE」 1953/3/19 1954/3/15,4/3

8曲中4曲がシルバーでほかにジョン・ルイスとミンガスがピアノを弾いている。演奏のほうは、まだマイルス・スタイル完成前で、ちょっと古い感じだけれど、シルバーはなかなか切れのあるピアノを弾いている。

そしてこのアルバム、ウォーキンのテーマが鳴って、シルバーのピアノが高い音に向かって走るとここがいい。


「WALKIN'」 1954/4/3 1954/4/29

シルバーのピアノは結構いいアクセントになっている。

そしてもう一枚がこちら。タイトル曲以外の5曲をシルバーが弾いている。


「BAGS' GROOVE」 1954/6/29 1954/12/24

シルバーのバッキングがマイルスのメロディーに絡んで、きっとマイルス、この人のことをバンドメンバーにしたかったのではと想像できる。
ところが、参加は結局この3枚になった。アート・ブレーキーが離すはずないよね。

 

「A NIGHT AT BIRDLAND-VOL1,2」 1954/2/21



「THE JAZZ MEDDENGERS AT THE CAFE BOHEMIA VOL.1,2」 1955/10/23

1952年から55年のあいだのシルバーに演奏に焦点をあてたアルバムも出ている。

 

「HORACE SILVER AND THE JAZZ MESSENGERS」

シルバーは1956年にブレーキーのもとは離れるけれど、そのころにはビル・エバンスなんかが出てきているから、マイルスのところにはいかない。
でも変化を続けるマイルスのところで、シルバーがピアノを弾いていたら、ちょっと凄いアルバムが出来ただろうと、ありえない想像をして楽しんでいる。
ブルーノートに残ってくれたおかげで、こんな素晴らしいアルバムが出来た。最後のは私の愛聴盤だ。


「SIX PICES OF SILVER」 1956/11/10


「the stylings of SILVER」 1957/5/8


「BLOWIN' THE BLUES AWAY」 1959/8/30,9/13







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