JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

凄いプレゼント LIVE IN TOKYO / THE GARY BURTON QUARTET

2013-08-02 23:24:34 | 聞いてますCDいいと思う


今年はGARY BURTONの当たり年みたいで、1971年東京サンケイホールで収録されたものがリリースされるのを知ってゾクゾクしながら待っていた。
5,000円の値段でも買おうと思っているのに、生活支援ということで1,000円という、プレゼントみたいな感じです。
1971年のこのコンサートは見に行っていないけれど、私的には「with Keth」と「good vibes」の2枚だけだったサム・ブラウンとの演奏が増えることと、懐かしい曲が聴くことができて、バートンの新作と同じくらいうれしい発売なのです。

岡崎正通氏がライナーを書いておられますが、読んでいてえらい勘違いをしていたのに気が付きました。
ゲイリー・バートンが自分のグループを率いて最初に来日したのは1968年12月3日にコンサートを行いましたが、これを私は見に行っているのです。バートンのLPを買ったら2階か3階かの席がプレゼントについていたのです。(今考えると凄いプレゼント、買った人全員です)
1968年には「イン・カーネギー・ホール」と「葬送」が出ているからどちらのアルバムについていたのかは忘れてしまったけれど、カーネギーの方だと思います。(でも時期的には「葬送」かもしれない。)
勘違いはこの時の来日メンバー、ギターはラリー・コリエルだったと思いこんでいたのが、岡崎氏がジェリー・ハーンだと書かれているからこちらは記憶を書き換えてしまっていたのでしょう。
出ているアルバムではジェリー・ハーンは1969年の「カントリー・ロード」からだから1968年の来日はコリエルから変わってすぐだったのでしょうね。コリエルが記憶になっているのは、たぶんライブ・アンダーか何かでコリエルがフィード・バック奏法をするのをみて大笑いしたのが残っているのでしょうね。
という記憶の塗り替えが40年ぶりぐらいに明らかになったのでした。

というのは今度のアルバムには関係ないか。今度のアルバム、1曲づつは書かないけれど、まず第1に古いバートン・ファンにはうれしいプレゼント。
バートンも幾つかの時代で変わっているから、この時代が充実されることが特にうれしい。
第2の印象は5曲目“AFRICAN FLOWER”今これ演奏しても新鮮で素晴らしい。
そして第3がこんなにサム・ブラウンってうまかったけ、ただ好きだったと思っていたけれどアドリブも良く歌って、このアルバム実はサム・ブラウンが一番目立ちます。

これで1968年のIN TOKYOが聴けたらば10,000円でも買ってしまうけれど、そんなプレゼントはないでしょう。


LIVE IN TOKYO / THE GARY BURTON QUARTET

Drums– Bill Goodwin
Electric Bass– Tony Levin
Guitar– Sam Brown
Vibraphone– Gary Burton

M-1 BALLET / バレエ
M-2 ON THE THIRD DAY / 第三の日
M-3 SUNSET BELL / サンセット・ベル
M-4 THE GREEN MOUNTAINS / グリーン・マウンテン
M-5 AFRICAN FLOWER / アフリカン・フラワー
M-6 PORTSMOUTH FIGURATIONS / ポーツマスの情景
コメント (6)
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