読む本がなかったので図書館で目についたのを借りてきた。
タイトルからするとリーガル・サスペンスかと思ったけれど、裁判はほとんど関係なかった。話は新米の検事補ヴィッキが裁判で証言するという情報提供者に会いに行った家で殺人事件に巻き込まれる。俗にパートナーも殺されて事件の追跡を始める。
という展開で書いているのも女性だから、そして主人公も女性だからちょっとまどろっこしい表現もあるけれどストーリー展開はわるくない。
「よかったわ」ヴィッキは笑いを隠した。両親はいつもいっしょにいる。仕事場へ車で行き、廊下をはさんだそれぞれの部屋で仕事をし、同じ車で家に帰る。ふたりはヴィラノヴァ・ロー・スウールで出会い、卒業と同時に結婚し、いっしょに仕事についた。その結婚生活はいっしょにいることでより強固なもんとなり、いまや血糖値まで同じで、ヴィッキはふたりの体がいつかはくっついてしまうのではないかと心配になるほどだった。
「きみのような人間を、厄介者というんだ」
夏休みに読みたい本を2冊買ってきたのでこちらは早くおわらせた。
最後まで読んだけれどずいぶん勝手な進め方で、これじゃアメリカの検事局もkまたものだし、私はこの女性は恋人にはしないと思う。
ということでどうでもいいけれど特におすすめするものではなかった。
決してリーガルじゃないしね。