JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

3時過ぎたら良いんじゃないですか / moche! patric tompert

2007-04-26 21:38:49 | 聞いてますCDいいと思う
このところショップに行く時間がなかなか取れません。仕事のせいばかりではありませんが、この前いったのはいつかなと思います。(前はそれほど行っていたんだけど)
今日はちょっと時間を見つけて1時間ばかり、新しいものを3枚と古いのを2枚拾ってきました。古いのは時間がないのでエイヤです。
帰ってみてみると古いものは2枚ともドイツのものでした。先日のドイツの朝食はいまいちだったけど昼も夜もいってみましょうか。
Patrick Tompertという名前は、良いというのがどこかで引っかかっていて拾いました。調べてみれば何のことはない。自分で拾ったものがありました。

http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20061123

ピーターソンライクでありながらきちんとした個性があるのが良かったのを思い出しました。前に拾ったのは昨年の作品ですがこれは2000年の録音。
本人もやせてスマートです。
1曲目“On Green Dolphin Street”は多くの人が演る勝負曲ですが、美しいピアノタッチで、これは英語でしゃべっていてよく解ります。
持ち寄り6曲と4曲のスタンダードもよい取り合わせです。
2曲目は自作“Sam's Blues”という曲で、このSumとは誰のことでしょうか。
非常にバビシュな曲で私は、サム・ジョーンズを思い浮かべました。途中のベースソロがそれらしくカッコいい。
3曲目はタイトルになっているオリジナル“moche!”,これもバップ調のノリのよい曲で、メロディによどみがなく、若いけど凄く勉強していながら、硬くなっていません。グループのバランスも取れています。
4曲目はオリジナルで“Song For My Parrents”といういかにも両親のために作った美しい曲です。
11曲目は11分以上の“Secret Love”,静かなピアノで始り、リズムが入って軽やかな演奏になります。サプライズもパンチも足りないと言えば言えますが、このピアニストの個性といえばちゃんとそれを感じます。
ここまでくれば安心、ドイツだからといって朝からビールはいただきませんでした。もう午後の3時を酸すぎたことですし、この感じから言うとワインですね。
ドイツの白でいきましょう。
最後は“As In A Morning Sunrise”もうまくまとまっていて満足しました。

Moche! / Partrick tompert

Patrick Tompert piano
Davide Petrocca bass
Werner Braun drums


1  On Green Dolphin Street
2  Sam's Blues
3  Moche!
4 Song For My Parents
5 Just Don't
6 Cute
7 Secret Love
8 On The Highway
9 A Few Words For Galileo
10 Softly As In A Morning Sunrise




コメント
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