JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ドイツ映画見てますか Sepia Days with You / Georg Ruby

2007-04-27 22:18:18 | 聞いたけどCDどちらでも
午後の3時をすぎた頃から、ワインをいただいたりしているうちに夜も更けてきました。心地よい酔いと音楽の満足感で、昔の映画をゆっくり見るのもいいですね。
ドイツの夜ですから、ドイツ映画、皆さんドイツ映画見てますか。
私、ドイツ映画というとどうしてもすぐ、思い浮かんでしまうのが、“カリガリ博士”です。ドイツ表現主義の傑作といわれていますが、実際には良く覚えていません。が、昔映画とJAZZが同じくらいに思っていたときには、月刊誌などでよくお目にかかりましたし、他に吸血鬼の変に悲しそうな映像が、印象だけ強く残っています。
皆さん中には、以後のベンダースの“パリ・テキサス”“ベルリン天使の詩”もしくは“バクダット・カフェ”など大好きという人が多いとおもいます。ヨーロッパ映画では、パゾリーニやミケランジェロ・アントニオーニが大好きだった私も、このころでは単純明快なアメリカ映画にいってしまっていましたのでドイツ映画なじみが薄いのです。
ドイツ夜の一枚はガッツプロダクションから出たピアノトリオで古いドイツ映画音楽へのオマージュです。
どのよくも古い映画との関連の曲のようですが、どれ一つ映画名はわかりません。
少し調べればいいのでしょうが、ドイツ語なのでやめました。
1曲目は朝からの音の中で一番JAZZらしい響きの落ち着いたピアノです。ベースのソロもなかなかと思います。
2曲目の出だしのリズムはアクセント変調で、来ましたカリガリ博士、雰囲気が先行します。
つずけて聴いていると、映画音楽を、もしくは綺麗な曲をただ演奏するのでなく、どの曲もアレンジにこって、個性的なものを作っています。
これがドイツ映画の特徴なのでしょう、曲を映像的にしようと、少し硬い、思考が先行した、音楽に聴こえます。ドイツ的といえばドイツてきです。
ジャケの写真は、実は上手く絵画的に処理された絵はみたいですが、内容はもう少し硬い仕上がりでしたが、ドイツの夜にはこの程度でもいいかともおもいます。

ところで、私の一番のドイツ映画お気に入りを告白しますと、それはウォルフガング・ベーターゼン監督の“Uボート”でした。

Sepia Days With You - From Thethemes Of German Retrospective Films
/ Georg Ruby

Georg Ruby piano
Dieter BAnderscheid bass
Christian Thome drums


1  君と過ごした素晴らしき日々
2  天使なんかじゃない女たち
3  何が望みでも聞いてももらえる
4  大都会の二人
5  アッカヤ
6  喜びに満ちた夜
7  浮かれる恋人
8  見上げれば空が...


コメント (2)
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