ある40代女性の生活

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ネコ: 日本の影響 韓国で 不吉→かわいい 「猫カフェ」も

2010年08月01日 14時04分13秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「週間アジア 韓国 不吉は昔 ネコ人気 日本の文化流入」という記事がありました。

アジアの興味深い話題を紹介するコーナーです。

韓国では、ネコは昔は不吉と考えられていたのが、日本の文化の影響で「かわいい」になり、キティちゃんや「猫カフェ」も人気なのだそうです。

韓国では、昔から、身近な動物と言えば犬でした。

ネコは、妖怪のイメージがあり、「ドラマなどでも不吉の象徴として描かれていた」(ペット店経営者)。

1990年代までは、ネコを飼う人はほとんどいなかったそうです。

2000年前後に、インターネットで外国の情報を知ることができるようになったのが転機となりました。

なじみが薄かった外国産のネコが、テレビドラマの主人公のペットとして登場し、芸能人が飼いネコの話題をブログに書くなど、一気に身近な存在になりました。

日本の文化で、ハローキティ、招き猫など、猫が可愛くポジティブに描かれるマンガやドラマが韓国でも広く知られるようになりました。

日本で「猫カフェ」の存在を知った人が、ここ数年、ソウル市内で相次ぎ開店し、5~6店に増えました。

週末には、入店待ちになり、店にいられるのは2時間までという店もあります。
お客は、20~30歳代の女性やカップルが中心です。

富川市には、約22万円(300万ウォン)もするスフィンクスなどの輸入猫を取りそろえるペット店もできました。

猫中心のペット店は珍しく、お客の70%は富裕層が多いソウル南部からで、釜山など遠方からのお客もいます。

「ソウルにも店を」という要望も多く、フランチャイズを検討中です。

猫愛好家による「韓国猫協会」ができたのは、1999年。
協会によると、現在、韓国で猫を飼う人は15万人で、ここ5年で3倍以上に増えました。

ペット店を経営する金基演さんも、「10年前は、猫を買う人はほとんどいなかった。今は2~3割が猫ですね」と話します。

若者の間では急速にイメージ改善が進む猫ですが、世代間のギャップはそう簡単には埋まらないようです。

猫カフェを訪れていた女子大生は、「家でも猫を飼いたいけど、両親の世代は拒否感が強いみたい。「絶対ダメ」の一点張りです」ということです。
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インターネットが情報自由化のきっかけというのが興味深いです。

韓国では、猫グッズも人気上昇中らしく、猫のデザインの手帳やバッグが並べられた文房具コーナーの写真もありました。


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映画「アリエッティ」: モデル「盛美園」(青森県) 人気↑割引も

2010年08月01日 08時49分36秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「私も気分はアリエッティ 宮崎駿さん訪問の青森「盛美園」 「アニメそっくり」来園者殺到」という記事がありました。

公開中の映画「借りぐらしのアリエッティ」の風景のモデルとなった「盛美園」(青森県)が、観光の名所となり、人気なのだそうです。

映画「借りぐらしのアリエッティ」は、英国の児童文学を原作に、舞台を日本に移しました。

少年が、古い屋敷に療養のために訪れ、その床下に住む小人の少女アリエッティと出会うというストーリーです。

その屋敷のモデルとなったのが、「盛美園」(青森県)です。

宮崎駿さんとスタジオジブリのスタッフが、2008年11月の社員旅行で訪れました。

一般客に混じっての訪問で、職員がたまたま園内を歩く宮崎さんに気がつきました。

「盛美園」園長の清藤浩之さんは、宮崎さんに「盛美園」の写真集をプレゼントしました。
「あの訪問がきっかけで、こんなに大きな反響があるとは」と驚いていらっしゃいます。

「盛美園」は、北条氏(鎌倉時代の執権)の家臣の血筋を引く清藤盛美(せいとう もりよし、明治時代の大地主)が、9年の歳月をかけて1911年(明治44年)に完成させました。

広大な庭のある2階建ての建物です。

庭は、池を中心とした広さ約1.2ヘクタールの和風庭園。
建物は、1階は数寄屋造り、2階はルネサンス調となっています。

「盛美園」営業統括支配人の葛西勝彦さんによると、少年が住む屋敷の形が、ドーム型の青い屋根の展望室など2階部分とそっくりです。

また、石の灯篭がある庭の様子なども、映画とは共通部分が多いそうです。

7月17日の映画の公開以降、「盛美園」を訪れる人が急増しています。

夏は、例年、1日100人程度ですが、今年は東京や大阪からも家族連れや若者が来園し、1日約300人となっています。

映画を見てやってきたという青森市の女性は、「アリエッティが本当にいそうな建物で、ついつい床下を覗いてしまいます」。

「盛美園」では、映画と実物を見比べたいという要望に少しでも答えようと、映画の半券を持ってきた来園者には、大人400円、中高生250円、小学生150円の入場料を50円引きにしているということです。
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2008年秋なら、もう「アリエッティ」の舞台探しで、宮崎駿さんたちは来園されたのでしょう。

自分たちでも写真を撮ったりされたのだろうかと想像しました。


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