ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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30代女性: 「等身大」幸せ 20代女性→結婚に安定、転職も

2010年08月08日 15時05分08秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「人生デザイン 出産 6 堅実なアラサー」という記事がありました。

人生をみんながどのようにデザインしているかを探るコーナーで、30代女性は「等身大」の幸せを求め、20代女性は結婚に安定を求め転職もする傾向があるのだそうです。

現在、2人の子どもを持つ30代女性の方は、大学卒業から今まで、現実を見て考えが変化してきました。

「大学を卒業した時は、絶対、キャリアウーマンになるって思っていました」

アシスタントディレクター(AD)として就職し、3年間働いてみると、昼夜を問わず、年中無休の仕事だと分かりました。

正社員の女性も少ない職場で、フリーの女性は40代でも独身の人が多かったそうです。

苦労して就職した仕事だったので、結婚や出産で辞めることは避けたいと思っていました。
「先輩の女性を見て、産むなら早く、正社員のうちにと意識し始めました」

26歳(入社3年目)で、26歳の会社員と結婚し、妊娠しました。
育児休暇を1年2カ月取り、定時に帰れる仕事に異動させてもらいました。

子どもは2人欲しいと思っていたので、昨年の秋、2人目を出産し、現在は、ラジオ番組制作会社を育児休暇中です。

「女の欲望ラボ」という東京都内で働く20~40代の女性108人のネットワークを主催する山本貴代さんは、

「バブル期以降の女性は、華やかな時代を経験していないせいか、仕事も家庭もほどほどに、という「身の丈」の幸せを求める傾向が強い」と説明されます。

山本さんによると、

【40代女性の背景】
就職期は、「売り手市場」
「女子大生ブーム」、円高で海外旅行も人気
1986年に「男女雇用機会均等法」が施行

【40代女性の傾向】
前向きで元気、今でもプライベートも華やか
役職や出世も意識して働いている
「仕事」か「出産」を選ばざるを得なかった人が多かった
不妊治療をする人が多い

【30代後半女性の背景】
「団塊ジュニア世代」で、人数が多い
「就職氷河期」に社会人デビュー
子ども時代にファミコンブーム

【30代後半女性の傾向】
生活レベルを下げてまで結婚することには抵抗がある
経済的に自立し、趣味に打ち込む人が多い
妊娠リミットに焦りを感じている人も多い

【30代前半女性の背景】
ポスト団塊ジュニア世代
就職は「超氷河期」
高校時代はポケベルブーム

【30代前半女性の傾向】
総じて堅実なマニュアル派
お金や肩書にあまり執着せず、「身の丈」を好む
上の世代を見て、早めに出産する人も多い

【20代女性の背景】
厳しい就職活動を経験
プリクラ、ルーズソックスが流行ったコギャル世代

【20代女性の傾向】
資格の取得や転職など、自己投資に熱心
金銭感覚がシビアで、結婚には安定を求める
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年代別の分析は、当たっているところが多いと感じます。

育ってきた時代で、気持ちや傾向が影響されるのですね。


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「検察審査会」って何?: 昨年5月に改正 検察は何をする人?

2010年08月08日 14時17分38秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「ニュースがわからん! ジュニア版ワイド 検察審査会って何?」という記事がありました。

子ども向けに、中学生でも分かるように、ニュースの背景を解説してくれるコーナーです。

犯罪の容疑者を「起訴」(裁判にかけるよう裁判所に求める)するかどうかは、長い間、「検察官」だけで決めてきたのだそうです。

容疑者を調べた結果、検察官が「起訴するほどの犯罪ではない」「証拠が足りない」などと判断して起訴しない(不起訴)こともあります。

その場合は、容疑者は裁判にかけられずにすみます。

その判断について、被害者らが納得しなかった場合に、「不起訴」の判断が正しかったかどうかを調べるのが、「検察審査会」(審査会)です。

審査会は、全国の裁判所の中に置かれています。

審査会は、選挙権のある市民の中からくじで選ばれた11人で構成されます。
任期は半年です。

捜査資料を調べたり、被害者の話を話を聞きます。

その結果、11人中8人以上が「起訴すべき」と判断したら、検察官は再捜査することになります。

再捜査しても、「不起訴」の判断が変わらなければ、審査会で再検討し、11人中8人以上が「起訴すべき」と判断すれば、容疑者は強制的に起訴されることになります。

2009年5月に、このような仕組みになりました。

審査会は、1948年からあったのですが、以前は審査会が「起訴すべきだ」と判断しても、必ずしもそうできるわけではありませんでした。

裁判員制度と同じように、もっと市民の感覚を生かそうという考えから、新しい仕組みが採用されたのです。

この審査会が「強制起訴」と判断したものでは、兵庫県明石市で2001年に起きた歩道橋事故(11人の死者)です。
事故を防ぐ仕事を怠ったとして、地元警察の元副署長が起訴されました。

今、注目されているのは、小沢前幹事長の政治資金の疑惑に関するものです。

政治家は、政治活動に使ったお金を「収支報告書」に正しくまとめ、国などに届け出なければなりません。

小沢さんの政治資金を管理する団体の担当者は、2004年に買った土地の代金4億円を、2005年に払った形にして、2004年の報告書にのせなかったため、何かの理由でうその報告をしたと疑われています。

特捜部は、はっきりした証拠を見つけられず、不起訴の判断を変えませんでした。

これを、審議会が、再度、検討に入ることになったということです。
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市民がくじで選ばれるということで、誰が選ばれているのか、政党や議員が、探る動きはかなりあると聞きます。

田中角栄さん-金丸信さん-小沢一郎さんという金権政治の流れで、田中さんと金丸さんに関しては、検察はちゃんと役割を果たしました。

小沢さんに関しては、100%の能力では働いていないような印象があります。


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