ある40代女性の生活

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「ゲゲゲの女房」「アリエッティ」: 人気 「専業主婦」なことも理由

2010年08月21日 09時36分14秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「深層新層 「ゲゲゲの女房」「アリエッティ」好調 人気理由に「専業主婦」」という記事がありました。

文化の動きの深層を、新しい視点で探るコーナーです。

映画「借りぐらしのアリエッティ」やドラマ「ゲゲゲの女房」が人気ですが、これは主人公やその母親が「専業主婦」であることも、理由の1つなのだそうです。

「借りぐらしのアリエッティ」は、療養に来た少年が、小人の少女アリエッティと出会うストーリーです。

少年の家族は、父親が仕事に行き、母親は専業主婦で家事を仕切っています。

5,000万人を超える観客が見るヒット作になりました。

NHKの朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」は、マンガ家水木しげるさんの奥さんが主人公です。

貧乏暮らしから始まる夫婦の物語を、昭和の右肩あがりの空気とともに描いています。

NHKの朝ドラマで、主人公が専業主婦であるのは、非常に珍しいことなのだそうです。
1966年の「おはなはん」から、主人公は「仕事を持つ明るい女性」と決まっていました。

近年、視聴率が低迷し、今回の「ゲゲゲの女房」も、スタート時は14.8%と過去最低でした。

回を重ねるにつれ、人気がどんどん出て、視聴率は20%を超え、5週連続で視聴率1位を続けています。

この傾向の予兆は、2007年の「ちりとてしゃん」(女性落語家)にもあったそうです。
最終回で、頑張って修行していた主人公が、さあこれからというときに、専業主婦になると宣言しています。

「ゲゲゲの女房」では、主人公は最初から働きに出ません。
仕事一筋の夫の才能を信じ、家庭を守るという典型的な良妻賢母タイプです。

記者の方は、こうした家族像が、現代人をホッとさせているのだろうと分析されます。

男女の役割が流動化した社会では、男も女も激越な競争社会にさらされる。
何にでもなれるということは、何にもなれない可能性を含んでいる。

保守化する若者が増えているのも、そんな現代社会への「疲れ」が背景にあるのではないか。

また、「正直に言えば私自身、現代社会に疲れている。」とも書かれています。

現代の平等は、女性が男性と同じように企業戦士になることで成立している。

ワークシェアリングなど工夫しないと、時計の針が逆回転を始めるとありました。
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記者の方は、お名前から考えて、男性のようです。

「専業主婦」だから人気という視点は、新しく感じました。
そうかもしれないと、読んで思いました。


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国の総合力: 日本9位 「大国」ランクでは1位 米誌ランキング

2010年08月21日 07時33分19秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「国の総合力 日本は9位 米誌ランキング 生活の質・政治環境で評価低め」という記事がありました。

「ニューズウィーク」誌で、日本は「国の総合力」で9位、人口5万人以上の「大国」では1位になったのだそうです。

アメリカの雑誌「ニューズウィーク」の今週号に掲載されました。

独自の総合国家ランキングで、5分野「教育」「健康」「生活の質」「経済のダイナミズム」「政治環境」の指標群をもとに、100位までを発表しました。

  1位 フィンランド
  2位 スイス
  3位 スウェーデン
  4位 オーストラリア
  5位 ルクセンブルク
  6位 ノルウェー
  7位 カナダ
  8位 オランダ
  9位 日本
 10位 デンマーク
 11位 アメリカ
 12位 ドイツ
 13位 ニュージーランド
 14位 英国
 15位 韓国
 16位 フランス
 17位 アイルランド
 18位 オーストリア
 19位 ベルギー
 20位 シンガポール

上位はヨーロッパの国が占め、日本は9位、アメリカは11位でした。

「世界保健機構」(WHO)や「国連開発計画」(UNDP)などのデータをもとに計算しました。

フィンランドは、ゆったりした教育環境
スイスは、健康を筆頭にどの分野もまんべんなく高い指標を維持しました。

新興国では、ブラジルが48位、中国は59位です。

「小さい国のほうが、全体の底上げが容易」(ニューズウィーク誌)の傾向があるそうです。

日本は、教育や健康では世界トップ級でしたが、生活の質や政治環境での評価がやや低い結果となりました。

人口5000万人以上の「大国」ランクでは、1位ということです。
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人口が少ない国のほうが、運営しやすいのですね。

人口5000万人が「大国」かどうかの分かれ目になっています。
日本では、東京都が1300万人、大阪府が880万人(7月現在)でした。


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