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祝島(山口県): 瀬戸内海の島が電力の完全自給をめざす 「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」

2011年01月20日 08時35分43秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「反原発の島「電力は自前で」 山口・祝島で計画 NGO協力、自然力活用」という記事がありました。

瀬戸内海の祝島で、自然エネルギーで必要な電力を100%自給自足する計画が始まったのだそうです。

1月14日に、「祝島千年の島づくり基金」が発足しました。

祝島は、瀬戸内海に浮かぶ、人口500人弱の島です。

きっかけは対岸の島に、原子力発電所の計画が持ち上がったことでした。

「上関原発」は、中国電力が計画しています。
祝島は、海底ケーブルで中国電力の電気を使って生活しています。

「自然の力でエネルギーを自給できたら」という考えが島民から出てきたそうです。

試算すると、島で必要な電力は、約1千キロワットとなりました。

太陽電池(1台3~4キロワット)を100台するのが、当面の目標です。

バイオマス発電(し尿を生かす)、風力発電(小型)、太陽熱温水器も順次、導入する予定です。
送電線も強いものにし、10年ほどで「自給率100%状態」をめざします。

飯田哲也・「環境エネルギー政策研究所」所長によると、

欧米には、一定区域で「自然エネルギー100%」を目指す計画はいくつかあるが、日本で本格的なものは初めて  ということです。
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おもしろいと思いました。

きっかけが何であれ、「電力の自給100%」は興味を感じるテーマです。

資金はどうするのだろうと思ったら、記事に、

企業やアーティストから特定商品の売り上げの1%を寄付してもらうプログラム「1% for 祝島」をスタートさせる  とありました。


具体的に知りたいと、「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」で見てみました。

「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」のホームページがありました。
(http://www.iwai100.jp/参照)

祝島というのは、ハートの形なんですね。

島の名前と形が、覚えやすいのは、計画にとってラッキーなことだと思います。

映画も作られたと、右上に「ミツバチの羽音と地球の回転」の紹介がありました。

祝島とスウェーデンの2例を題材にしたものだそうです。

上映映画館の一覧には、残念ながら、我が家の近所はありませんでした。


島民500人と小規模なのも、意見が割れずに計画が進められた理由の1つかと思います。

この計画は、今後どうなるか見ていきたいと思いました。


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