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中国: 胡主席 「ドル基軸 過去の産物」 新しい通貨体制とは? 「SDR」の5通貨に中国元も

2011年01月18日 09時43分15秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「胡主席「ドル基軸 過去の産物」 米紙 書面質問」という記事がありました。

中国の胡主席が、ドルを基軸とする現在の国際通貨体制を「過去の産物」としたのだそうです。

胡錦濤・中国国家主席が、ウォールストリートジャーナルとワシントン・ポストの2新聞の書面インタビューに答えました。

現在行われているドルを基軸とする国際通貨体制は、「過去の産物」と表現しました。
新しい国際通貨体制が必要との考えです。

中国の人民元については、「人民元を国際的な通貨にするのは、かなり長い過程になる」と語ったということです。
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いいですね。

ドル建てを円建てにすれば、その部分では円高など関係なくなります。

以前は、アメリカが世界一の国でしたが、現在は、中国、日本、EUも強いものがあります。

「ドルを基軸とする国際通貨体制」で見てみると、

「中国主席、ドル基軸「過去の産物」 国際通貨体制見直し求める+(1/2)」という産経新聞の記事がありました。
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/110117/amr11011721320023-n1.htm?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter参照)

「今年の20カ国・地域(G20)の議長国フランスがドル基軸の通貨体制の見直しを議題とする方針を示していることも、中国の強気姿勢に味方している」とあります。

フランスも、これからはドル基軸の国際通貨体制とは違ったものが必要と考えているのですね。


ウォールストリートジャーナル紙(書面インタビューをした)には、どういう記事になったのだろうと、インターネット版に行ってみました。

今日の紙面に「UPDATE:米中関係拡大必要、ドル中心の為替市場は「過去の産物」=中国主席」という記事があります。
(http://jp.wsj.com/参照)

クリックしてみると、「この記事が有料会員向けのものです」という文字が出てきて、それ以降の情報を知ることはできませんでした。


ドルを基軸としないということは、複数の通貨が基軸になり得るのでしょうか?

ウィキペディア「国際通貨」の「基軸通貨」の項目には、

「中国は基軸通貨としてのドルの安全への懸念を指摘、代わってSDRの使用範囲を拡大し、基軸通貨としての役割を担わせる提案を行なった」と書かれています。

「SDR」をクリックすると、

「special drawing rights」=「特別引出権」とあり、「国際通貨基金(IMF)に加盟する国が持つ資金引出し権、及びその単位」なのだそうです。

1981年に評価方式が見直され輸出量が上位5位以内のIMF加盟国(アメリカドル、日本円、イギリスポンド、ユーロ)通貨を加重平均して評価する方式となり、以降5年毎に見直しが行われるようになった。

とありました。

ここに中国元を入れたいと胡主席が考えているということなのだろうかと思いました。

上記の産経新聞の記事に、

「中国はこれまでも、国際通貨基金(IMF)の準備資産「特別引き出し権(SDR)」を活用した新国際準備通貨の創設を提唱。SDRの構成通貨(ドル、ユーロ、英ポンド、円)に将来、人民元を加えるよう水面下で働き掛けている」とありました。



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