ある40代女性の生活

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鈴木章さん: ノーベル化学賞 2冊の本を読んだことで、化学の道へ 著者に手紙→留学

2011年01月06日 09時16分51秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「人生の贈りもの ノーベル賞科学者 鈴木章(80) 2 化学に導いてくれた2冊の本」という記事がありました。

各界の方に、仕事や活動で、得ることができたことを紹介してもらうコーナーです。

ノーベル賞を受賞された鈴木章さんは、2冊の本を読んだことで、化学の道に進み、ノーベル賞につながったのだそうです。

鈴木さんは、大学時代に周囲から「数学じゃ、就職にも苦労する」と言われても、好きな分野でいこうと考えていました。

『テキストブック オブ オーガニック ケミストリー』は、有機化学の教科書です。

著者のファイザー教授が、アジアの学生にも買えるようにと廉価版を出版していました。

わら半紙のような紙で、550円でした。

当時、数千円はした洋書が、買える値段で提供され、内容も反応の歴史、器具の絵などもあり、35回は読んだそうです。

『ハイドロボレーション』は、ホウ素を使った有機反応の本です。

当時、鈴木さんは北海道大学工学部の助教授になっていて、理学部時代とは違うテーマを見つける必要がありました。

たまたま入った丸善で、赤と黒の学術書らしからぬ洋書を見つけ、読んでみました。

わくわくする内容で、徹夜で読み、著者のブラウン先生に手紙を書きました。

それがきっかけで、1963年からブラウン先生の研究室に留学することが決まり、それがノーベル賞の研究につながったということです。
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文系の研究者だったら、本で人生が変わったというのは、ありそうな話です。

理系の世界でも、そういうことがあるのですね。

鈴木先生は、ブラウン先生への留学の際に、推薦状を書いてくださった守谷先生、それを頼んでくださった教室教授だった伊藤先生にも言及してありました。

自分はこんなチャンスで成功への道を歩んだというだけでなく、引き立ててくださった方、お世話してくださった方に、ちゃんと礼をつくしていらっしゃるところが、読んだ後に、気持ちのいい文章になっていました。

お人柄が現れた記事だと読みました。


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アメリカ新車販売: 2010年は5年ぶり増加 「小型トラック」人気 西部・馬連想させ、税も優遇

2011年01月06日 08時48分37秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「米新車販売 5年ぶり増 昨年11% トヨタは前年割れ」という記事がありました。

アメリカでの新車販売が、5年ぶりに増加し、小型トラックが人気でビッグ3がシェアを増やしたのだそうです。

アメリカの調査会社オートデータが、1月4日に、2010年のアメリカの新車販売台数を発表しました。

新車販売台数は、約1158万9千台で、5年ぶりに増加(前年比11%増)しました。

この台数は、中国の台数(11月までで1639万5千台)のほうが多いため、世界2位となりました。

アメリカの新車販売は、2008年のリーマン・ショック+原油高で急減していました。

2010年は、アメリカ経済の回復、ガソリン価格の安定があり、買い控えていた消費者が新車を購入しました。

人気は、ピックアップトラック(比較的大きなタイプ)、多目的車(スポーツ用)などの小型トラックにあるそうです。

小型トラックが、新車販売の50.2%を占めています。

シェアでは、アメリカのビッグ3が45.1%、日本の3社が33.6%だったということです。
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アメリカの新車販売台数が増加に転じたのは、景気にとってもいいニュースです。

アメリカでは、小型トラックが好まれるのですね。

どうしてなのでしょう?

他の、アジア(中国含む)、ヨーロッパでは、それほど小型トラックがよく売れるという話は聞きません。

以前、カナダでソリ犬を飼育している日本人の生活をテレビで放送していました。

カナダやアメリカは、まとめ買いが盛んです。

犬用の肉、わら、ドッグフードなどを、何袋(重い)も買い、ピックアップトラックに乗せて自宅に持ち帰っていました。

店舗も、郊外にある駐車場完備の大型専門店です。


どうしてアメリカでそんなに小型トラックが好まれるのか、「アメリカ 小型トラック」で見てみました。

ウィキペディアに、

州によって小型トラックは自動車税が無料または安価なため、人気である。

西部、幌馬車、馬を連想させ、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも主人公の憧れの車は小型トラック とありました。

「アメリカ ピックアップトラック」で検索すると、

「フォード エクスプローラー・スポーツ トラック 【 carview 】」というフォードのサイトがありました。
(http://www.carview.co.jp/road_impression/2007/ford_explorer_s_trac/参照)

「アメリカ人の嗜好にもっともフィットし、かつアメリカ人の生活にもっとも深く入り込んでいるのがピックアップトラックだ」とあります。


日本では軽自動車という日本独自の車があるように、アメリカでは小型トラックが、歴史的にも好まれ、税金面でも優遇されているのでした。

選挙のときには、候補者がピックアップトラックに乗って選挙運動をすると書かれたサイトもありました。


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